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漁師町「羽田」に受け継がれる伝統行事 海上安全と大漁を祈る 羽田「水神祭」が行われました

更新日:2017年5月11日

日時
平成29年5月11日(木曜日) 午前10時から

場所
羽田空港近くの多摩川河口 (水神社は大田区羽田6丁目13番地8号)

内容
 5月11日、かつて漁師町として栄えた羽田の名残を伝えるお祭り、羽田「水神祭」が行われた。この祭りは海上安全と大漁を祈願するために大田漁業協同組合(羽田六丁目)と羽田水神社(羽田6丁目13番地8号)によって江戸時代から現在まで毎年欠かさず続けられている。
 「水神祭」では、羽田水神社近くの多摩川沿岸から漁船で出発し、羽田沖で神事を執り行う。午前10時に榊や大漁旗で飾られた漁船「えさ政丸」に羽田水神社の宮司や漁業組合関係者、来賓者約40名が乗船し、約2キロ先の海上に立つ海の神棚「御神酒上げ棒(おみきあげぼう)」を目指す。
 「御神酒上げ棒」に到着すると、船上で宮司が祝詞をあげ、神事が行われる。神事の中では御神酒や塩、シジミなどを海上に巻き、続いて参列者らが柏手を打って、大漁と海上安全を祈る。その後、海の神様である香川県の金比羅様から取り寄せた高さ70cmほどのお札と地元「羽田水神社」のお札を御神酒上げ棒に取り付け、羽田水神社へと帰る。しかし、今年は潮が引き、「御神酒上げ棒」周辺の水位が浅くなっていたため、後日取り付けることとなった。
 「水神祭」の始まりは定かでないが、昔は1月・5月・9月の年3回行われ、羽田の各町から大漁旗や提灯で飾られた船やお囃子を乗せた船が川の中ほどに出て、櫓(ろ)を漕いでいた若者たちが裸になり川に飛び込んで先を競って泳ぎ、拝み棒にお神酒を供えてまた泳いで船に戻ってくる、という勇壮な祭だったという。
 しかし、昭和37年、沿岸の埋め立てなどで漁業権を放棄。また後継者不足から漁師の数も当時から比べてずいぶん少なくなり、今では年に一回厳かに行われるのみだが、「漁師町羽田」の名残を伝える伝統行事として、地元の人々に受け継がれている。
 組合長の村石さんは、「本日の水神祭は海上安全と大漁、そして漁業組合の健勝をこめて臨んだ」と語った。

問合先
大田漁業協同組合   電話 3741-9719

水神祭の様子
水神祭の様子

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電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
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