【プレスリリース】龍子記念館 名作展「涼風を語る・龍子の描いた風景画を中心に」画家自身が創り出した空間に大画面作品を展示

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日時

令和4年7月16日(土曜日)から令和4年10月10日(月・祝)
午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)

場所

大田区立龍子記念館(大田区中央4-2-1)
 

概要

 日本画家・川端龍子(かわばた りゅうし)は、暑い夏が好きで自らを「夏の子の龍子」と名乗っていました。ある夏、思いのほか暑くならなかったことに、「寒暖計の赤棒が景気よく ぐっと百度を指したなら」と不満をもらすほど暑い夏を求めていました。
 本展は、龍子が暑い夏の盛りを表現した作品から、涼しげな風景を描いた作品まで展示し、それぞれの「夏」をお楽しみいただける展覧会です。

≪本展の見どころ、作品紹介≫
 龍子は1934年には、サイパンやパラオ、ヤップ等の南洋の島々に旅立って、島民の暮らしを本展出品の《椰子の篝火(かがりび)》(1935年)に描きます。一方で、同じ年に発表された《炎庭想雪図》で龍子は雪景色を表しています。これは、真夏の庭に雪を降り積もらせることで、夏の子の龍子が、風流に涼をとるイメージを表現した一作と言えるでしょう。
 また、戦後には龍子は風景画に熟達したいという思いをもって、奥の細道巡遊や霊場巡礼の旅に出て、史跡や名所を作品に描きました。奥の細道巡遊で日光を描いた《裏見の滝》(1955年)や、西国巡礼の際に訪れた《保津川下り》(1959年)からは、楽しい旅の様子が伝わってきます。(スケッチ、俳句など含め78点出品予定)
 
【休館日】毎週月曜(祝日の場合は翌日休館)
【入館料】大人200円、小学生100円 (注釈1)65歳以上(要証明)、6歳未満は無料
【関連イベント】ギャラリートーク
日時:7月31日(日曜日)、8月28日(日曜日)、9月25日(日曜日)各日午前11時30分から、午後1時から
申込み:事前申込制(各回定員25名、先着順)
参加費:入館料のみ
対象:どなたでも
内容:展示作品のいくつかをピックアップして学芸員が解説します。お申込については龍子記念館へお問合わせください。

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プレスリリース内容に関するお問い合わせ

龍子記念館 電話:03-3772-0680

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 電話:03-5744-1132 
 FAX :03-5744-1503
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