旧東海道 美原通りの魅力(令和5年2月24日)
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更新日:2023年2月22日
今回は大田区の指定文化財の一つとして登録されている「美原通り」について紹介します!
美原通りの名称について
美原通りの「美原」という名称はもともと「三原」であり、旧大森村の字名(あざめい)である「北原」、「中原」、「南原」の総称で、本来は「三原通り」が正しい名称ですが、現在では「三原」が美称され「美原通り」と呼ばれています。
美原通りの歴史について
美原通りは旧東海道の品川宿と川崎宿の間に位置し、「間の宿(あいのしゅく)」として江戸時代から賑わっていました。
明治以降の文明開化を機に工場進出や海苔産業によって発展し、大森随一の繁華街として第二次世界大戦前まで繁栄していました。
昭和二年には、東海道は拡幅改修され、第一京浜国道が完成しましたが、当時繁華街として栄えていた美原通りは避けて工事が行われたため往時の幅員とほぼ変わらず道が残っています。
参考文献:東京都南部文学ネットワーク誌 季刊 わが町あれこれ第6号・夏季
旧東海道の石碑(1)
旧東海道の石碑(2)
現在の美原通りについて
現在、美原通りは「大森本町ミハラ通り北商店会」「大森ミハラ通り仲町商店会」「ミハラ南商店街」の三つの商店街に分かれています。
美原通りには古くからある今でも現存の老舗がいくつかあり、現在も賑わいは衰えません。
是非一度、旧東海道の歴史を感じられる「美原通り」を訪れてみてはいかがでしょうか?
美原通りの関連リンク先はこちら⇒旧東海道・美原通り、美原通り(昭和39年)、美原通り(平成元年)
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