
ストップ!!コロナ差別〜思いやりの心を〜
更新日:2020年11月27日
新型コロナウイルス感染症に関する感染者やその家族等への差別や偏見、誹謗中傷は決して許されません。
現在、区設掲示板等で「ストップコロナ差別」の啓発を行っています。
ストップコロナ差別ポスター
「コロナ差別」が発生しています!
新型コロナウイルス感染症の終息が見えないなか、区でも感染者やその家族に対する誤解や偏見による誹謗中傷する差別被害が発生しています。
大田区では何が起こっているの?
たとえば…こんなことがあったと報告されています。
“お店の営業を再開したら「なぜ営業しているのか」と電話で罵られた。”
“地域の掲示板に、感染の不安をあおるチラシが貼り出された”
“感染を特定するような情報がSNSを通して広まった”
感染者への心ない発言や行動はもちろん、感染が発生した施設を感染源のように扱うことはコロナ差別になります。ほかにも、医療従事者の家族が保育園や学校へ来ることを断られる、せきをしただけで感染者と疑われるなど、感染症にかかわる差別は多く存在し、人々を苦しめています。
誰でも感染する可能性があります。〜もしあなたや身近な人が感染したら?〜
感染症対策をしていても家庭や社会において感染リスクをゼロにすることはできません。また、感染していても自覚症状がなく周りの人を感染させる場合もあります。
感染症はあなたの身近な場所に潜んでおり、誰でも感染する可能性があります。
もし自分や家族、友人や恋人など身近な人が感染したことで誹謗中傷の被害を受けたとき、あなたはどのように思いますか?
日頃から差別的な意識や言動をしていないか振り返ってみましょう。
〜相手の立場になって考えてみよう〜
感染者に対する望ましくない対応の例
感染者に対する望ましい対応の例
コロナ差別は見えない敵(ウイルス)への不安で起きます
新型コロナウイルスに対して、不安や恐れの気持ちを抱いている方は多いと思います。
不安や恐れは身を守るために必要な感情ですが、過剰に不安などを感じてしまえば、今まで通りの生活を保つことや、感染症を正しく理解することが難しくなります。
そして、人を疑う気持ちが生まれ感染者など感染症にかかわる人々を避けるようになり、ウイルスではなく人を攻撃してしまうのではないでしょうか。
冷静さを忘れずに!! 恐れるべきは人ではなく「ウイルス」です
コロナウイルスを恐れるあまり、人を思いやる気持ちを忘れないでください。恐れるべき対象は感染した「人」ではなく、「ウイルス」です。
感染者が安心して適切な治療を受け普段の生活に戻ることは、新型コロナウイルス感染症の終息につながります。
一刻も早い終息のためにも感染対策を徹底し、今まで以上に差別を許さないという心がけをもって生活をしていただくようお願いいたします。
衛生管理を徹底し更なる感染を防ぎましょう
いま私たちの日常は、新型コロナウイルス感染症と共存していく「新しい生活様式」へと変わりつつあります。感染症が広まるなかで健康な暮らしを送るためには、正しい情報をもとに行動をすることが大切です。
感染を防ぐためには、三密を避け、手洗い、マスクの着用、部屋の換気を徹底することです。
区では「新型コロナウイルス感染症はどのように感染するのか」といった基本的な質問に科学的な知見に基づいた見解を示しています。また、厚生労働省、東京都などがホームページ等で発信する情報もぜひご確認ください。
みなさんの行動が感染症の終息につながります!
新型コロナウイルス感染症に関するよくあるお問合せ(内部リンク)
新型コロナウイルス感染症に関するよくあるお問合せ
新型コロナウイルスに関するサイト(外部リンク)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/seifunotorikumi.html#h2_1
厚生労働省「政府の取組」
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken02_00022.html
法務省「新型コロナウイルス感染症に関連して−不当な差別や偏見をなくしましょう−」
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00122.html
文部科学省「文部科学大臣からのメッセージ」
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
東京都「新型コロナウイルス感染症対策サイト」
http://www.jinken.or.jp/archives/21491
公益財団法人人権教育啓発推進センター
「STOP!コロナ差別 ―差別をなくし正しい理解を―キャンペーン」
http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html
日本赤十字社
「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!〜負のスパイラルを断ち切るために〜」
相談窓口一覧
電話による人権相談
法務省人権擁護局では、電話による人権相談を実施しています。
みんなの人権110番(人権一般) 0570−003−110
女性の人権ホットライン(女性の人権問題) 0570−070−810
子どもの人権110番(子どもの人権問題) 0120−007−110
外国人人権相談(外国人の人権問題) 0570−090−911
人権擁護局フロントページ(外部リンク)
法務省インターネット人権相談受付窓口(外部リンク)
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken113.html
法務省インターネット人権相談受付窓口(外部リンク)
人権相談は法務局へ
大田区「生きる支援」の総合相談窓口など(内部リンク)
こころの健康に不安を感じていらっしゃる方へ


