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地域力・国際都市 おおた


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令和元年第3回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2019年9月12日

令和元年9月12日

 本日、令和元年 第3回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、ご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 冒頭に、今週月曜日に上陸した台風15号の被害状況等についてご報告いたします。台風15号は、中心付近の最大風速が秒速40メートルと、関東地方に上陸した台風では、観測開始以来、最も強い勢力となり、各地に大きな被害をもたらしました。大田区でも、9日未明には暴風域に入り、時間最大雨量が76ミリメートル、最大瞬間風速は、羽田空港で秒速40メートルを超えました。この影響により、区内では倒木による道路封鎖や飛来物被害、床上浸水等、約125件の被害が発生いたしました。その他、停電の発生や公共交通機関の計画運休などにより、区民の皆様の生活に大きな影響が生じました。
 区では、8日、日曜日の午前11時より監視態勢、同日13時には水防一次態勢、同日18時には水防二次態勢と台風の勢力に合わせて対応態勢を拡大し、総勢210人で情報収集と被害対応等にあたりました。3年ぶりに関東を直撃した台風15号は、海水温が高かったため上陸するまで成長を続けました。今後、地球温暖化による気候変動の影響などにより、台風の大型化、発生頻度の増加などが危惧されます。引き続き、危機管理を徹底し、区民の皆様の安全確保のため全力で取り組んでまいります。

 去る8月15日、終戦の日、全国戦没者追悼式では天皇陛下から、「終戦以来74年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。」という、お言葉がございました。多くの苦難や努力の上に築き上げられた我が国の平和と繁栄を後世に引き継いでいくという、今を生きる私たちの責任の重さを改めて感じたところでございます。
 本区では、8月15日に大田区平和都市宣言記念事業「花火の祭典」の開催を予定しておりましたが、荒天のため残念ながら中止といたしました。区は、区民の皆様一人ひとりが平和について考え、平和の尊さを確かめ合い、そして区民の皆様の平和への思いが一つとなるよう、「平和都市宣言」を行った自治体として、引き続き平和関連事業に取り組んでまいります。

 本年7月に総務省が、平成31年1月1日現在の住民基本台帳に基づく人口と人口動態、世帯数を公表しました。同調査によると、日本人人口は10年連続の減少となり、減少数は約43万人と、現在の調査が開始された昭和43年以降、最大となりました。一方で、外国人人口は前年比で約17万人増加の約267万人となり高い伸びを示しております。平成29年度に実施した大田区の人口推計では、区内総人口は今後もしばらくは増加すると推計しておりますが、その伸びは今後緩やかになっていく見込みです。また、外国人人口につきましては、本区においても大きく増加すると推計しております。

 社会情勢は日々変化しており、大きな時代の波を捉え大局的視点に立った取り組みを進めていく必要があります 。このような状況を踏まえて、先の第2回定例会の挨拶で申し上げたとおり、区は現在、平成21年度から平成30年度を計画期間とした「おおた未来プラン10年」の検証・総括を行い、令和3年度を始期とする新たな基本計画の策定に向け取り組んでいるところです。加えて、新基本計画が策定されるまでの期間におきましても、喫緊の課題や重点事業などにつきましては計画的な行政運営を図る必要があることから、本年7月に「おおた重点プログラム」(緊急2か年計画)を策定いたしました。本プログラムを基に、重点的に推進する「いつまでも元気なスポーツ・健康・福祉のまち」や「にぎわいと創造性豊かな産業都市」などの6つの分野等にしっかりと取り組んでまいります。

 区は、社会情勢の変化に柔軟に対応し、持続可能な区政を目指すため、まちづくりに関して包括的な連携協定を締結するなどの手法も活用しながら、民間企業等との連携を進めております。先月26日には、日本生命保険相互会社と「地域活性化に向けた包括連携協定」を締結いたしました。区と日本生命は今から約20年前に、JR蒲田駅東口にあった高砂香料工業株式会社の工場跡地を共同で再開発し、現在のアロマスクエア街区を整備した経緯がございます。また昨年度からは、営業職員を通してのチラシ配布によるがん検診の受診促進をはじめ、健康づくり分野において連携した取り組みを行っております。今回の協定締結を機に、高齢者見守りや青少年の健全育成を目的とするスポーツ教室の開催など、多様な分野での連携事業を実施していくことで、区民サービスの一層の向上を図ることができると考えております。区は、今後も公民連携の基本的考え方に基づき、協定を締結した事業者をはじめ、様々な民間企業等との取り組みを進め、行政と企業等がお互いの強みを活かした質の高い区民サービスの提供のほか、地域課題の解決、地域の活性化の実現をめざしてまいります。

 その他、区政の諸点につきましてご報告を申し上げます。
 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで、あと300日余りとなりました。まず、本大会に関連する4点について申し上げます。
 1点目は、関連イベントの開催についてです。区は8月4日に、JR蒲田駅西口駅前広場において「おおたアクションデー 夏 for 2020」を開催し、区内外から約1万2千人もの方々にご来場いただきました。レスリング競技のメダリストである浜口京子さんのトークショーや演歌歌手の竹島宏さんによる東京五輪音頭の披露、さらには競技体験会などを実施し、大会の魅力を広くPRいたしました。また、当日は東口で行われた大蒲田祭とも連携したスタンプラリーや、蒲田西口商店街主催の西口縁日も行われ、子どもから高齢者まで幅広い層の方々に楽しんでいただき、まち全体が盛り上がった一日となりました。
 2点目は、大会競技会場の整備についてです。6月16日には、ボートとカヌー競技が開催される「海の森水上競技場」の完成披露式典が行われました。さらに、8月17日には「大井ホッケー競技場」の完成披露式典が開催され、その後21日まで、男女それぞれ4か国が出場した国際親善試合が行われました。地元の大田区・品川区の区民をはじめ多くの方々が迫力あるプレーに大きな声援を送っている姿を見て、大会への関心がこれまで以上に高まりつつあると感じました。
 3点目は、区にゆかりのある選手の近況についてです。前回のリオパラリンピックの走り幅跳び種目に出場した大田区出身の高田千明選手が、7月に開催された「ジャパンパラ 陸上競技大会」で、自身が持つ日本記録を更新し、11月の世界選手権の出場を決めました。世界選手権で4位以内に入った場合、東京2020パラリンピックの日本代表が内定することもあり、大変期待をしております。
 4点目は、ブラジル男子バレーボールチームの合宿についてです。今月26日に大田区総合体育館で行われ、合宿中には、公開練習をはじめとした区民交流が実現できるよう、現在、ブラジルオリンピック委員会と調整しております。区は、大会開催に向けて気運醸成を図るとともに、ブラジル選手と区民との交流等を通じ、次世代に夢とレガシーを創出していくために引き続き取り組んでまいります。

 次に、羽田空港の機能強化についてです。8月8日に国土交通省から、2020年3月29 日の夏ダイヤからの新飛行経路による運用開始及び国際線の増便を実施することが発表されました。この間、区は国に対して住民への丁寧な説明、騒音対策、落下物防止対策を含む安全対策などを要望してまいりました。その結果、低騒音機の導入促進や落下物防止対策基準の策定などの対策が講じられてきました。今後も、空港が所在する自治体として、これまで要望してきたことに対する国の対応や取り組み状況をしっかりと注視するとともに、国に対して、さらなる対策の強化・徹底を強く求めてまいります。
 また、羽田空港跡地第1ゾーンの第一期整備事業につきましては、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会前のまち開きに向け、順調に整備が進んでおります。引き続き、「新産業創造・発信拠点」の形成を目指し、公民連携のもとで取り組みを進めてまいります。

 今月7日に、全国初となる勝海舟記念館が洗足池のほとりにオープンいたしました。当日は、午前にオープニングセレモニーを実施し、午後に開館となりました。初日は約600名のご来館をいただき、翌日日曜日には540名を超える方にお越しいただきました。本記念館は、「勝海舟の想いを伝えること」「文化財の保存・活用」というコンセプトの下、整備いたしました。今後、区内外から多くの方々にお越しいただけるよう運営してまいります。また、飯田橋の区政会館におきましても、今月26日までの間、大田区、港区、墨田区 3区が連携してパネル展を開催しております。区外の歴史ファン、勝海舟ファンはもちろん、勝海舟をよくご存知ない方にも勝海舟の魅力を知っていただけるよう、工夫して情報発信してまいります。

 今月16日は敬老の日でございます。この日は、「多年にわたり社会に尽くされてきた高齢の方を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨とするものです。区は、今年度末を基準として88歳の方に区内共通商品券を、また、100歳・108歳の方、そして区内最高齢の方に、お祝い金を贈呈させていただきました。8月1日現在で、100歳の方は184名、108歳の方が2名、また区内最高齢は、110歳になられる女性の方でございます。今年度100歳となる方を含め100歳以上の方は区全体で426名、内訳は女性357名、男性69名です。私も先日、新たに100歳を迎える2名の方のお宅にご訪問させていただき、お祝いを申し上げてまいりました。お二方とも大変お元気で、人生を楽しんでいらっしゃるようでした。お話を伺った私の方がお力をいただいたと感じております。区としましては、高齢になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、今後とも様々な施策に取り組んでまいります。

 高齢の方や障がいのある方などが、地域で安心して住み続けるためには、住居の問題の解決を図ることが重要です。区はこれまでも、住宅探しにお困りの方へ支援をしてまいりましたが、入居の支援や見守りサービスをさらに充実するためには、不動産関係団体や居住支援団体との連携が不可欠です。そのため、これらの団体と区で構成する居住支援協議会を今月3日に設立いたしました。本協議会では効果的な支援策を検討するとともに、協働して課題解決を図ってまいります。

 健康分野について、ご報告いたします。区は、本年3月に策定した「おおた健康プラン 第三次」に基づき、子どもから高齢者まであらゆる世代がライフステージに応じた健康づくりを実践できるよう、「適度な運動」、「適切な食事」、「休養」、「喫煙・飲酒のリスクの理解と行動」の4つのアクションと、健康診断・がん検診の受診を推奨するプロジェクトを進めております。今般、区民の皆様にこのプロジェクトを身近に感じていただき、気軽に取り組んでいただけるよう、名称を「キラリ 健康おおた」と決定いたしました。今後、この「キラリ 健康おおた」を、区報やツイッターをはじめ様々な広報媒体を活用して周知させていただくことで、健康づくりへの意識啓発につなげてまいります。

 本定例会では、平成30年度各会計歳入歳出決算につきまして、ご認定をお願いしております。このほか、本定例会に提出いたしました案件は、補正予算案では、令和元年度一般会計補正予算第3次のほか、後期高齢者医療特別会計補正予算第1次、介護保険特別会計補正予算第1次の計3件、条例議案は26件、その他議案2件、報告議案6件です。
 一般会計補正予算案第3次は、平成30年度決算確定に伴う精算等を行うための予算及び、第2次補正予算編成後に生じた状況の変化に速やかに対応するための予算となっております。補正予算案の規模は4億4,580万3千円となり、既定の予算と合わせた補正後の予算額は、2,902億3,376万4千円となっております。

 条例案では「大田区積立基金条例の一部を改正する条例」や「大田区屋外における喫煙マナー等に関する条例」などを提出させていただきました。
 積立基金条例の一部改正につきましては、新たに「子ども生活応援基金」を設けるために提出させていただいたものです。区は平成29年3月に「おおた 子どもの生活応援プラン」を策定し、全庁を挙げて子どもの貧困対策を推進しております。子どもの貧困対策を、地域共通の課題として地域の皆様とともに取り組むことで、子どもたちを温かい支援で包み込む包摂型社会の構築へとつながります。本基金は、「子どものために」と寄せられるご厚志を、その想いに沿った形で活用させていただきます。子どもの生活応援をきっかけとした寄付文化の醸成にも資するものと考えます。次代を担うすべての子ども達が未来に希望を持てる、豊かな地域社会の実現をめざしてまいります。
 屋外における喫煙対策につきましては、これまで「清潔で美しい大田区をつくる条例」に基づき、歩きたばこの制限や吸い殻ポイ捨て禁止などを規定してまいりました。一方で、改正健康増進法や東京都受動喫煙防止条例など、主に屋内の受動喫煙対策への取り組みも進んでまいりました。区は、このような状況を踏まえ、昨年7月に環境美化審議会を設置して、屋外での喫煙対策の検討を諮問し、本年6月に答申を受けました。答申では、「マナーを欠いた喫煙が、まちの美化や区民の健康に影響することがないよう、公共の場所での喫煙は、公的なルールとして一定の規制が必要である。」とされ、これを踏まえ「仮称 大田区屋外における喫煙マナー等に関する条例 素案 の基本的考え方」を策定しました。この素案について、7月にパブリックコメントを実施し、喫煙に関する様々なご意見が寄せられたところです。今後、喫煙マナーの更なる向上を図り、屋外の喫煙対策を推進することが必要であると判断したことから、「大田区屋外における喫煙マナー等に関する条例案」を策定し、本定例会に提出をさせていただきました。本条例案は、喫煙する人としない人が共存できる環境の実現と区民の生活環境の向上を図ることを目的とするものです。区は、「国際都市おおた」にふさわしい魅力あるまちづくりを進めるため、屋外での喫煙対策にしっかりと取り組んでまいります。

 ただ今申し上げました条例案を含め、提出議案につきましては、いずれも後ほど上程の際、順次ご説明させていただきます。議員の皆様には、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げ、招集にあたってのご挨拶とさせていただきます。
 ありがとうございました。

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