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平成20年第3回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2008年9月22日

平成20年9月18日

本日、平成20年第3回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様のご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。

今年の夏も昨年と同様、猛暑で始まりましたが、北京オリンピックがはじまるころから、低温の日がはさまり、局地的な集中豪雨に見舞われる、不安定な天候が続きました。最近の急激な降雨は人命にも関わる極めて大きな脅威となっており、大田区でも局地的豪雨による呑川の増水で、尊い人命が失われるなど、各地で水害による被害が相次いで報道されました。
先月29日に、関東、東海地方を中心に襲った豪雨は、単位時間あたりでは、近年にない記録的な降雨量となり、短時間の内に多摩川が増水し、河川敷が冠水をいたしました。この浸水被害により、多摩川河川敷は、グラウンドなどの使用ができない状態となりましたが、区の管理する区域につきましては、すでにお使いいただけるようになったところもあるなど、1日も早い復旧を目指し、現在、急ピッチで工事を進めております。
今回の復旧工事にかかる経費は予備費から充用をいたしますが、これから本格的な台風シーズンを迎えるにあたり、本定例会の補正予算で予備費を増額し、緊急事態に対応できる財政面の備えを用意しておきたいと考えております。今後も、区民の生命財産を守るため、万全の水防体制で臨んでまいります。

臨時国会の召集を前に、福田首相の突然の辞意表明が伝えられました。ひと月前に内閣改造を終え、また、事業規模で11兆円、補正予算で1.8兆円に及ぶ総合経済対策を明らかにした直後のことでもあり、驚きを禁じえません。総選挙の日程が話題にのぼり、各政党の選挙戦へ向けた動きが活発化する中で、原油価格の高騰、生活用品の値上がりなど、厳しい環境にある国民生活の安定の確保、国民経済の活性化への道筋はなかなか見えにくいものとなっております。

今後も、国の動きを注視し、都と連携して、区民生活の安心安全の確保、区内産業や地域の活性化へ向け、施策の充実を図ってまいりたいと考えております。

都の施策との連携により、所得が低い、就職先がなかなか見つからないなど、支援を必要とする方々のために、その生活の安定に向け、支援事業を進めてまいります。8月1日から大田区社会福祉協議会に生活安定応援相談窓口を開設し、生活相談をお受けする中で、就業に向けた訓練施設のご案内、就業までの生活資金や大学受験料貸し付けの受け付けなどを行ってまいります。
今後、この事業を活用したきめ細やかな支援を通じ、区民の方々の生活の安定に努めてまいります。

区内の中小企業をとりまく経営環境は急速に厳しさの度合いを増してきております。
産業のまち、大田区は、もとより中小企業の経営に資するための幅広い支援のメニューを用意し、取引先の開拓や経営基盤の強化を応援してまいりました。昨年度は、より一層、中小企業の財務状況の改善を応援するため、大田区の融資あっせん制度全般について見直しを行いました。
これによりまして、1,250万円を限度に、10割の保証が受けられる小口資金の新設や、融資限度額の引き上げ、利子補給による金利負担の軽減などを導入、実施してまいったところであります。

 このような金融面の支援策と併せて、区内産業の活力を維持し、さらに活性化をさせるため、様々な施策に積極的に取り組んでおります。
展示会の開催は、国内有数の産業集積地である大田区の高い技術力を内外に示し、販路の拡大につながります。
本年度の新規事業として7月1日に開催いたしました「大田区加工技術展示商談会」では、半日の開催にもかかわらず、区の内外から1,100人もの来場者がありました。大手企業や地方からの来場者も多く、大田区の高い技術力に対する注目度の高さがうかがわれました。出展企業が自社技術を紹介し、具体的な商談に結びつける絶好の機会となりました。
なお、10月17日から開催する「おおた商い観光展」では、区内の老舗店舗や商店街や観光資源にスポットをあて、大田区の観光産業のPRと発展につながる展示会となるよう全力を挙げて取り組んでいるところであります。

しかし、最近の中小企業の経営環境は益々深刻となっています。石油価格や原材料費の高騰は著しく、当面は、上昇したままの水準で推移するものと見込まれています。原材料費の高騰は、そのまま利益の圧迫、減少につながり、また、景気の先行きが不透明になっていることから、受注量自体も減少しています。
区では、このような事業者の方々に対する緊急支援策を、可能な限り早期に実施したいと考えています。施策の詳細につきまして、ただいま鋭意検討をしているところでございます。

次に、本定例会にご提案をいたしました大田区基本構想案について申し上げます。
昨年9月の大田区基本構想審議会の設置から、1年間、顧問や委員としてお入りいただきました議員の皆様をはじめ、区議会からの積極的なご理解ご尽力のもと、たくさんの区民の皆様からのご意見や活発な議論をいただき、このたびの形に実を結ぶことができました。
本定例会におきましてもさらに積極的なご議論をいただきたいと考えております。
25年ぶりに改正する基本構想のもと、清新な気持ちで、区民の皆様とともに輝かしい大田区の将来に向け、新たなまちづくりのスタートを切りたいと念じております。どうかよろしくお願いを申し上げます。

大田区基本構想、基本計画に先立ち、昨年7月に策定いたしました「大田区緊急2か年計画」についてご報告を申し上げます。
この計画は、新しい大田区をつくるにあたり、区民の皆様にお約束をいたしました6つの約束を具体的な施策として掲げ、緊急に取り組んでいくために策定をしたものであります。
全体で、6つの領域に108の事業を盛り込み、この計画の中で、特に重点的に取り組む事業につきましては、「元気、いきいき、のびのびプログラム」として、優先的に進めてまいりました。
このたびの大田区基本構想の策定や、先ほど申し上げました「中小企業融資制度の充実」もこの計画のもとに進めてまいったものであります。また、地域力を生かした「地域安全安心パトロールの支援」や、環境に配慮したみどりのまちを目指して、学校施設の緑化を進め、また高齢者、障がい者施策の充実を図るなど、区議会のご理解ご協力のもと、これまでにも多くの成果を得ることができました。今後も、区民生活の安定向上を目指し、さらに施策の充実に向けて取り組んでまいりますので、一層のご理解ご協力をお願いを申し上げます。

次に、最近の区政に関する動きにつきまして、ご報告を申し上げます。

羽田空港跡地の利用につきましては、本年3月、国、東京都、大田区、品川区で構成する羽田空港移転問題協議会におきまして、跡地約53ヘクタールの「羽田空港跡地利用基本計画」を策定したところであります。
この「基本計画」で示された3つのゾーンのうち、市街地にもっとも近い天空橋駅を中心とした第1ゾーンの土地利用の基本的な考え方を、このたび「羽田空港跡地利用OTA基本プラン」の素案としてまとめさせていただきました。この土地の地の利を活かし、「創造」「交流」「共生」をキーワードとする魅力ある空間を創りたいと考えております。この素案につきましては、区報等で区民の皆様にお知らせをし、今月12日まで実施しました意見の公募、いわゆるパブリックコメントでは、たくさんの区民の方々からご意見を頂戴いたしました。
これらのご意見を踏まえ、10月を目途にプランをとりまとめて、関係機関に対してその実現を求めていく考えであります。
空港跡地を国際交流都市、大田区のまちの新しい顔として整備し、アジアの拠点として、日本の玄関口として、首都東京の価値を高めるとともに、大田区の発展につながるまちづくりを進めてまいります。

耐震強度偽装が問題となった旧「グランドステージ池上」につきましては、去る6月29日に「プリマヴェーラ池上」として竣工しました。その後、居住者の皆様も8月末にはほぼ入居をなされ、管理組合も新しく結成されたと伺っております。区議会のご理解を得ながら、区として、様々な支援を行ってまいりました。本マンション再建の居住者の皆様のご努力が、このような実りのときを迎え、誠に喜ばしいことと感じております。関係者の皆様のご支援ご尽力に心から敬意と感謝を申し上げます。

仮称大森北一丁目開発につきましては、5月に締結した基本協定書に基づき、現在基本設計が進められております。おおむね今月中には基本設計を終了する予定であります。また、事業全体を定める事業契約につきましては、本年11月末を目途に締結をするよう、事業者との協議を進めております。

終戦の日の8月15日、今年も、アプリコでは、区議会議員の皆さん全員が実行委員となる平和祈念コンサートが開催され、夜には、多摩川河川敷で、平和都市宣言記念事業「花火の祭典」が開催され、昨年に続き、6,000発の花火が打ち上げられました。「花火の祭典」には、12万9,000人もの方々がつどい、平和のひとときをともにすごしました。今年も、昨年に引き続き、大田区商店街連合会のご協力で会場内に模擬店を出店していただき、地域の力でさらに楽しく充実したイベントとなりました。今回も、多くの皆様からご協賛をいただき、協賛金は、683万円余にも上りました。こころより御礼を申し上げます。

在宅で子育てを行う保護者を支援するため、乳幼児の一時預かり保育事業を、子ども家庭支援センター大森で実施をいたします。12月中の開始を目途にただいま準備を進めております。1時間当たりの受け入れ可能となる乳幼児数は、最大15名となります。このことに伴い、本定例会におきまして、関係条例の一部改正案を提出させていただいておりますので、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。また、低年齢児保育や延長保育の保育ニーズに応えるとともに、受入定員の拡大を図り、待機児の解消を図るため、12月1日に久が原ハーモニー保育園が開園の運びとなっております。これにより私立の認可保育園は21園、定員1,689名となります。

今後も、子育て環境の充実に積極的に取り組んでまいります。

さて、今月は高齢福祉月間であります。

区内には、今年度中に満100歳以上になられるご長寿の方が216名いらっしゃいます。この人数は、5年前の平成15年度の103名と比べますと、約2倍の数となっております。また、最高齢の方のお歳は109歳でございます。

私も、今月の3日、このうちの3名の方々のお宅を訪問させていだき、長寿のお祝いを申し上げてまいりました、皆さん大変お元気で、かえって私の方が力をいただいている次第でございます。

高齢社会を迎え、さまざまな区政の課題がございますが、ご長寿はなにより喜ばしいことであります。ご本人もご家族も地域も、ともに喜びあえる地域社会づくりを目指して、また、これからも高齢者の方が、住みなれた地域で安心して暮らせるように、施策の充実に努めてまいりたいと考えております。

 

本定例会では、平成19年度各歳入歳出決算につきましてご認定をお願いいたしております。詳細は、後ほど上程の際にご説明申し上げますので、よろしくご審議、ご認定を賜りますようお願い申し上げます。

平成20年度都区財政調整当初算定は、基準財政収入額773億4,500万円余、基準財政需要額1,447億9,500万円余、差し引き交付額は、674億5,000万円余と決定をいたしました。

一般会計第2次補正予算は、歳入では、この都区財政調整の算定結果に基づき補正をし、繰入金、繰越金などを財源として編成いたしました。歳出では、冒頭で申し上げました予備費の増額のほか、緊急に対応する必要がある事業経費などについて計上をしております。今回の補正額は、一般会計では歳入歳出それぞれ16億6,400万円余の増となりました。

本定例会に提案いたしました案件は、平成19年度決算案件5件、補正予算案では、ただいま触れさせていただきました一般会計第2次補正予算のほか国民健康保険事業、老人保健医療、後期高齢者医療、及び介護保険の各特別会計第1次補正予算を含む5件、条例案10件、その他議案7件、報告議案3件でございます。

報告議案のうち、「平成19年度健全化判断比率の状況について」につきましては、今回、初めて議案としてご報告をさせていただくものであります。昨年6月に制定されました、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、大田区財政の健全化判断比率をお示しいたしております。一般会計等の収支状況、公営事業会計を含めた連結ベースでの収支の状況、公債費の状況、将来想定される負債の大きさから、それぞれ健全化の度合いを数値化した4つの指標からなるものであります。この数値の度合いにより、財政健全化計画や財政再生計画の策定、起債の制限が課せられます。大田区の数値は、極めて健全な財政状況にあることを示しておりますが、厳しい経済環境の中、中長期にわたる財政需要を考慮しながら、今後も安定した財政運営を続け、基本構想に掲げた大田区のまちづくりの将来像の実現に向けて、力を尽くしてまいりたいと考えております。

本議案を含め、このたび提案いたしました案件につきましては、いずれも後ほど上程の際、順次ご説明を申し上げますので、よろしくご審議を賜り、ご決定ご認定を賜りますようお願い申し上げ、招集のご挨拶といたします。ありがとうございました。

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