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平成21年第3回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2009年9月18日

平成21年9月16日

本日、平成21年第3回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様のご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。

第45回衆議院総選挙は、8月30日に投開票が行われ、民主党が過半数を大きく上回る308議席を獲得し、政治に変化を求める有権者の意思が示された結果となりました。本日、召集される特別国会では、首相指名選挙がなされ、政権交代が現実のものとなります。今回の総選挙に先立つ自治体の首長選挙や7月の東京都議会議員選挙でも、有権者意識の変化が見て取れたところであります。この結果を厳粛に受け止め、経済危機への抜本的な対応、社会の構造変化に適切に対応する、新しい発想と施策への期待に、政治と行政がしっかりと応えていかなければならないと考えます。

大田区におきましては、平成19年4月に区民の信託を受け、私が区長に就任をさせていただきました。それまでの区政のよい点は継承しつつも、社会経済環境の変化や区民の期待をしっかりと受け止め、「変えるべきは変える」との強い信念を持って、日々の区政運営に当たってまいりました。今後も、区政を取り巻く環境変化を後追いするのではなく、むしろ先取りをする、攻めの気概をもって、対処してまいりたいと考えております。

今回の政権交代に伴う国の方針転換により、自治体の行財政運営への影響も想定されるところであります。そのような場合には、国と自治体との間で協議をし、適切に解決することを強く希望するとともに、権限と財源を伴った真の分権型社会の実現を求める自治体の立場からは、新政権による「中央集権から地域主権へ」の舵取りがどのように行われるかなど、今後の国、また都の動きを注視しながら、区民の期待に応える適切な区政運営を進めてまいりたいと考えております。

新型インフルエンザの国内感染者が確認されてから、4か月が経過いたしました。
新型インフルエンザは夏になっても、また夏を越えようとする今も、衰える気配がなく、感染の拡大が続いております。区内でも、東京都が定めた16の医療機関で、感染症の定点観測をしており、この16の医療機関の平均で、1週間当りに診た患者さんの数が1.0人を超えると、インフルエンザ「流行開始」の目安とされます。大田区では、すでに7月初旬にこの数値を超え、さらに増加を続けている状況にあり、8月下旬には、学校や保育施設などで集団感染が発生しております。このような状況の中で、区は、学校や福祉施設に、消毒用アルコールを配付し、手洗いなどの励行を改めて周知するとともに、これらの施設の管理者等を対象に、集団感染の未然防止を図るための説明会を、4回にわたって開催いたしました。
また、新型インフルエンザ対策について広くお知らせするために、8月に医師会と共催で一般区民向けの講演会を開催し、9月24日には企業向けの講演会を、さらに10月1日にも区民向けの講演会の開催を予定しております。

医療機関の対応につきましては、医療機関内での患者間の感染防止を図るため、患者さんのマスク着用の徹底を図ることとなり、これを支援するため、区は、備蓄マスク90万枚を医療機関に配布いたしております。
医療体制では、休日夜間の診療は、区内3か所の医師会診療所で行っておりますが、ピークを迎えるとされる10月からは、医療スタッフの増員を図り、対応していく予定であります。9月の連休中は、東邦大学医療センター大森病院で実施しております「大田区こども救急室」を、午後、臨時に開設し、小児に対する医療体制の充実を図ります。また、秋冬の新型インフルエンザ対策に向けて、適切な医療連携を維持するために、まずは、近所のかかりつけの診療所などでの受診を呼びかけるなど、医療機関のかかり方や医療体制などについて、18日に区報臨時号を発行して、区民の皆様にお知らせをいたします。

次に、一昨日の朝に発生いたしました、本庁舎エレベーターの故障とその対応についてご報告申し上げます。
14日の午前8時50分頃、6階、教育委員会の職員から、異臭がする旨、総務課に連絡があり、調査を開始いたしましたところ、エレベーターの火災感知器が発報し、現場に急行いたしました。
11階エレベーター機械室からの異臭および煙が発生していることを確認し、消防署へ出動要請をし、庁内放送を行いました。併せて、野田副区長、秋山副区長、経営管理部長のもとに対応本部を設置し、来庁者への対応、案内等に当たりました。
エレベーターを停止し、調査いたしましたところ、本庁舎エレベーター6台のうち、北側真ん中の3号機の巻き上げ用モーター部から発煙していることが分かりました。発火がないことを確認し、消防署により煙を鎮圧、収束させております。エレベーター内の安全を確認し、午後12時35分にエレベーター3、4号機以外の運転を再開させております。原因は、3号機に関係したモーター部からの発煙であり、詳細につきましては現在、究明中であります。建物内の異臭は、モーターから出た煙がエアコンの外気を取り入れる所に入ったために起きたものであります。今回の異臭及び煙による健康不具合等については特に報告を受けておりませんが、ご来庁いただきました皆様方にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

6月に策定いたしました「大田行政経営プラン」について申し上げます。このプランは、健全な財政を維持しながら「おおた未来プラン10年」の実現を円滑に推進するために、大田区の新たな行政改革計画として策定したものであります。
主な取り組みといたしましては、平成21年度からの3年間で、すべての部、課、係において、一定の基準により抽出した事務事業について見直し、再編、整理、廃止、統合等を行う「事業仕分け」的手法による事務事業の総点検を実施いたします。また、これまで実施してまいりました民間委託の検証と今後の適切な活用の推進、新たな財源確保策として区施設のネーミングライツ導入の検討、区民参画機会の拡充策として、「区政サポーター制度」や「区民提案制度」導入の検討、窓口サービスの拡充、人材育成の推進など、全22項目の取り組みを掲げました。新たな区政課題の解決に向け、鋭敏な経営感覚を持って、効率的効果的に対応してまいります。

次に、平成21年度都区財政調整当初算定についてご報告申し上げます。大田区につきましては、基準財政収入額781億450万円余、基準財政需要額1,406億1,600万円余、差し引き交付額は、625億1,140万円余と決定いたしております。

今年も、終戦の日の8月15日、昼間は、アプリコで、区議会議員の皆さん全員が実行委員となる平和祈念コンサートが開催され、夜は、多摩川河川敷を会場に、大田区主催で平和都市宣言記念事業「花火の祭典」が開催され、13万9,000人もの方々がつどい、平和のひとときをともにいたしました。平和への思いを新たにする機会として、大田区は、この日に実施する記念事業を一年一年積み重ねていくことが大切であると考えております。「花火の祭典」には、今回も、多くの皆様からご協賛をいただき、協賛金は、663万円余にも上りました。こころより御礼を申し上げます。

今年の夏は、水泳や陸上をはじめ、様々な種目で世界規模の大会が行われ、日本人選手の活躍やメダル獲得に沸きました。
大田区でも、矢口中学校陸上部二年の女子生徒さんと大森第二中学校男子バレーボール部の選手の皆さんが全国大会への出場を果たしました。また、大森第七中学校三年の生徒さんが全国男子中学生のウェイトリフティング大会で準優勝となり、都立雪谷高校野球部が全国高校野球の東東京大会決勝に進出するなどの活躍がありました。
スポーツは、世界の人々の平和交流の象徴であり、地域の活性化や、いきいきと暮らす健康な生活に、欠くことのできないものであり、また、応援する者にも勇気や感動を与えてくれます。
区民自ら楽しむスポーツ、見るスポーツの拠点として、(仮称)大田区総合体育館の建設に着手しておりますが、この建設経費の一部に活用するため、9月4日から住民参加型市場公募債「大田ドリーム債」を発行いたしました。発行総額6億5千万円のうち、初日だけで、94%を超える購入申込みがあり、8日の午前中には、すべて完売となりました。

4本目の滑走路や国際旅客ターミナルビルの供用開始が来年10月に迫り、羽田空港の国際化が間近となっております。国際都市大田を区内外にPRするため、さまざまなイベントキャンペーンを展開してまいります。その第一弾として、キックオフイベントを、来月10日と11日に、大田区の観光地と商業の魅力を幅広く紹介する「おおた商い観光展2009」に合わせて、開催をいたします。
イベントでは、区内観光名所の紹介や大田区の国際化をテーマとしたパネルディスカッションなどを盛り込み、国際化への機運を盛り上げ、大田区の更なる観光振興へとつなげてまいりたいと考えております。実行委員会には、区民の方々、また、観光や産業関連の業界の方々にもご参画をいただいております。皆様からのご意見等を組み入れながら、地域に根ざし、地域への愛着と誇りを抱いていただけるようなイベントとするよう努めてまいります。

6月12日に開催いたしました「大田区加工技術展示商談会」は前年度の2倍を超える、2,708人もの来場者があり、出展企業90社にとりましては、具体的な商談に結びつける絶好の機会となりました。世界的不況のもと、中小企業の経営は、引き続き厳しい状況にありますが、大田区は、区内企業の高い技術力を内外に示し、販路の拡大につなげる支援施策に積極的に取り組んでまいります。

6月末には、タイを訪問してまいりました。グローバル化が進展する中、大田区企業とASEAN諸国との経済交流はますます重要になります。タイはその拠点として、極めて重要な位置にあるとの認識から、大田区企業の海外進出を進めるため、トップセールスをする立場で訪れてまいったものであります。工業大臣との会談では、両国の中小企業交流の必要性について確認をしてまいりました。また、現地に進出しております大田区の中小企業や日系企業への見学と懇談の機会を持ち、高い技術力を生かして活躍する姿に接し、大いに励まされたところであります。今後とも、タイや中国など海外展開を進める区内企業への支援に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

今年の夏は、天候がはっきりしない日が多かったように記憶しています。その一方、猛暑を実感する日もありました。この夏の暑さを積極的に利用し、区民の皆様と地球環境を考え、省エネ行動への契機となることを期待して、2つの試みを蒲田駅の西口と東口で実施いたしました。
「おおたキャンドルナイト」は、7月23日の「大暑の日」の夜に、蒲田駅西口駅前広場で、実施いたしました。駅付近の店舗、事業所の協力を仰ぎ、ネオンサインのライトダウン、学校給食の廃油を利用したエコキャンドル300本によるライトアップを行い、ろうそくの明かりの中で、ミニコンサートを楽しんでいただきました。
「おおた打ち水大会」は、エアコンによらなくても涼を取れることをアピールするため、大蒲田祭の併催イベントとして、蒲田東口商店街で実施いたしました。8月9日、日曜日の最も暑い午後2時30分ごろから、地域の子どもたちなど約100人の皆様に打ち水をはじめていただきました。打ち水前には33.3度あった気温が、打ち水後には、3度も温度が下がり、猛暑のまちの中に突然誕生したオアシスで、ひとときの涼を楽しみました。

大田区では、家庭におけるCO2削減を目的に、今年度から太陽光発電システムを設置される方への補助金交付事業を開始いたしました。同様の補助金は、国や都も実施しており、併給も可能であります。また、太陽光発電による余剰電力の新たな買取制度の導入が発表され、太陽光発電の機運が高まっております。大田区では当初100件程度の申請を見込んでおりましたが、8月末の時点で、これを上回る141件の申請を受け付けております。
このようなことから、今回補正予算で増額予算を計上させていただき、地球温暖化対策の柱の一つとして、事業強化を図っていきたいと考えております。

今年6月に副区長を本部長とする大田区待機児解消対策本部会を開催し、待機児童の解消を目指して、重点地域を指定し、緊急に講ずべきプランを策定いたしました。
これにより、今年度は、当初、私立認可保育園1園の開所を10月に予定し、また認証保育所を3か所誘致する予定でしたが、認証保育所は、今年度中にさらに5か所の誘致を進める計画といたしました。
また、さらに家庭福祉員、いわゆる保育ママさんは、今年度中に8名の増員を目指してまいります。これらのうち新たに進める事業につきましては、本定例会に補正予算としてお願いをいたしました。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

9月21日は敬老の日であります。この日は、「多年にわたり社会につくしてきた高齢者の方を敬愛し、長寿を祝う日」であります。
区では、88歳と90歳代の方に区内共通商品券を贈呈し、また、百歳以上の長寿の方には、花束とお祝い金を贈呈させていただいております。今回、百歳以上の対象となる方は、242名いらっしゃいました。敬老の日を前に、私も、おふたりの方のお宅を訪問させていだき、お祝いを申し上げてまいりました。皆さん大変お元気で、私の方が逆に励まされ、力をいただいてまいった次第であります。

10月からは、要介護4もしくは5の認定を受け、家庭で家族の介護を受けている65歳以上の方に、年16時間のヘルパー派遣を行い、身体介護や生活援助をいたします。介護をしている家族の方の精神的身体的負担は大変大きなものと認識しております。介護者の方の負担軽減に役立てていただきたいと考えております。
これからも高齢者の方が、住みなれた地域で安心して暮らせるように、施策の充実に努めてまいります。

昨年11月から、区の保健福祉に関する総合的な計画であります地域保健福祉計画の策定作業を、区民や学識経験者の皆様からのご意見をいただきながら進めてまいりました。
このたび、計画の素案をとりまとめ、今月24日から、パブリックコメントを実施いたします。区民の皆様から広くご意見をいただき、さらに充実した計画にしてまいりたいと考えております。

伊豆高原荘は、長年にわたり区民の皆様に親しまれ、ご利用をいただいておりましたが、平成23年3月31日のチェックアウトをもって閉館をさせていただくことといたしました。
伊豆高原荘は築後40年以上を経過し、老朽化の進行に伴う対応について、調査、検討をしてまいりました。自然公園法の規制等により民間活力の活用が困難であること、また整備、運営コストに見合う効果が期待できない点や、民間による多様なサービスが整備された状況での公的サービスのあり方といった観点などから、保養所としての現地施設は廃止することとしたものであります。本定例会に大田区立区民保養所条例の廃止を提案いたしております。
これに代わります施策といたしましては、指定保養施設の増設を考えております。区民の皆様が様々な場所や施設から選択できるように検討を進めております。なにとぞご理解をいただきますようお願いを申し上げます。
 
区政の動きのご報告の最後となりますが、まちづくりや都市基盤の整備の関係で、4点申し上げます。

京急連続立体交差事業は、平成12年度から進めておりますが、環状8号線付近の上り線が仮高架化され、また国道15号線や環状8号線を跨ぐ高架橋も出来上がり、ここしばらくの間に、まちの姿が顕著に変化をしているところであります。
来年春には上り線の全線立体化が成り、28箇所の踏切の遮断時間が短くなります。引き続き、平成24年度の全線立体化、さらに26年度の完成に向けて、着実に事業を進めてまいります。

次に、コミュニティバスの運行につきましては、昨年度より矢口地域において、地域住民、関係機関を交え、検討を重ねてまいりました。9月11日には、運行の認可もいただいたところであります。
武蔵新田、下丸子、多摩川沿いを循環するルートで、1周約30分、午前9時から午後5時台の最終まで1日15便運行いたします。運賃は、大人150円、子供80円を予定しております。
公募の結果、バスの愛称とイメージキャラクターも決定しました。イメージキャラクターは、小学校4年生の女子児童の作品で、愛称の方は、幼稚園児など複数の方から応募のありました「たまちゃんバス」となりました。たくさんの方に可愛がっていただきたいと考えております。
10月10日に式典を開催し、翌11日から試行運行を開始できるよう、地域と区と東急バスが協力し合いながら準備を進めております。

大田区は、自転車等の駐車対策を推進して快適なまちづくりを目指しております。この対策を総合的計画的に推進していくために、鉄道事業者や道路管理者、また区内関係団体代表、公募の区民の方々などのご参加をいただき、7月23日に、第1回大田区自転車等駐車対策協議会を開催いたしました。
23年3月までに10回ほど開催する予定で、交通ルールやマナー、自転車等の利用のあり方といった規範やモラル等の問題も含めて協議をしていただき、大田区自転車等利用総合基本計画策定のためのご提言をお願いするものであります。

呑川の水質改善につきましては、長年の課題でありますが、本年度に策定いたしました基本計画に基づき、新たな水質浄化対策に取り組んでまいります。年度末までに、水質や河床の状態などの基礎的な調査を行い、水質悪化メカニズムの解明や水質浄化システムの研究を行います。
この研究につきましては、東京工業大学の協力を得て、学術的見地から課題の解決に取り組んでまいりたいと考えています。さらに、区内の企業にもご参加いただき、大田の技術による水質浄化機器の開発も併せて進めてまいります。

本定例会では、平成20年度各歳入歳出決算につきましてご認定をお願いしております。このほか本定例会に提案いたしました案件は、補正予算案では、一般会計第2次補正予算のほか各特別会計第1次補正予算を含む5件、条例案5件、その他議案6件、報告議案5件でございます。

一般会計第2次補正予算は、子育て応援特別手当給付金など国や都の事業に伴う歳入歳出のほか、歳出では、先ほど申し上げました待機児の積極的な解消を進めるための認証保育所開設補助に係る経費や、緊急に対応する必要がある事業経費などについて計上をしております。補正額は、歳入歳出それぞれ56億5,100万円余の増となりました。

報告議案のうち、「平成20年度健全化判断比率の状況について」は、昨年度に引き続き議案としてご報告をさせていただきます。大田区財政の健全化の度合いを数値化した4つの指標は、実質公債費比率が昨年度から2.3ポイントさらに改善し、引き続き極めて健全な財政状況にあることを示しております。厳しい経済環境の中、中長期にわたる財政需要を考慮しながら、今後も安定した財政運営を続け、おおた未来プラン10年の実現に向けて、着実に前進してまいります。

本議案を含め、このたび提案いたしました案件につきましては、いずれも後ほど上程の際、順次ご説明を申し上げますので、よろしくご審議を賜り、ご決定ご認定を賜りますようお願い申し上げ、招集のご挨拶といたします。ありがとうございました。

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企画課

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区長あいさつ(区議会でのあいさつ)

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