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地域力・国際都市 おおた


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平成21年第4回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2009年12月8日

平成21年11月26日

平成21年第4回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様のご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。

天皇陛下におかれましてはご即位20年をお迎えになりました。折々のお言葉より、陛下の平和への思い、また国民に注がれるお気持ちを拝察し、深く畏敬の念を覚えるところでございます。このたび節目の年をお迎えになられましたことを、心よりお喜び申し上げたいと思います。これからもお健やかに、末永く国民の心の支えとなってくださることを切に願うものであります。

大規模な国際イベントの開催は、人やまちを活性化し、発展を促進する契機となるものであり、さらに相互交流を通じて、世界の平和の維持、拡大につながっていくものであると思います。この意味で、2016年の東京へのオリンピック、パラリンピック招致につきましては、誠に残念な結果となりました。南米では初めての開催地となるリオデジャネイロは、わが国とは大変縁の深い国、ブラジルの主要都市であります。現在、治安の点で心配されておりますが、オリンピック開催を機に、市民が力を合わせて、平和の祭典の開催地に相応しい都市として、さらに発展することを期待したいと思います。
大田区でも今回、招致に向けたイベント等を開催いたしたところですが、これを契機に、次代を担う若者がオリンピック精神を身近に感じ、今後、オリンピックを目指して、スポーツの世界で活躍する選手が大田区から多数輩出することを大いに期待したいと思います。

師走の声が、間近に聞かれるところとなってまいりました。この一年は、世界全体が深刻な不況の波に曝された激動の一年でありました。
先々週、オバマ大統領が来日し、鳩山首相との会談が行われました。昨年の今頃は、バラクオバマ氏が大統領選に劇的な勝利を収めて間もない時期でありました。そのアメリカ大統領と、政権交代によって誕生いたしました鳩山首相との会談の場面を見て、激しく揺れた近年の社会情勢を振り返り、強く心に感じるものがございました。
今、世界も日本も手探りで、経済危機を乗り越え、新しい希望の未来を模索しております。求めるものは、平和と安定であります。
オバマ大統領の訪日を皮切りに、シンガポールでのAPEC首脳会議、米中首脳会談と、一連の動きの中で、アジア太平洋国家の首脳間で意見が交わされ、これからのこの地域の新たな連携の枠組みや目指すべき方向などが確認されました。国際経済の中で存在感を増している中国、東南アジア諸国と、日本並びに米国とが互いに緊密な連携をとりながら、経済危機の克服と、地球環境に配慮した持続可能な成長を目指して、この地域の平和と安定を達成することなどが示されています。

大田区も、今年、「おおた未来プラン10年」を策定し、新たな未来へ向けて船出をいたしました。まさに荒海の中に船首を向けての航海ではありますが、大田区の将来をしっかりと見据えて、区政運営に取り組んできたところであります。11月の内閣府の月例経済報告では、デフレ状況の認定がなされました。景気の本格的回復が遠のく恐れもあり、区政を取り巻く社会経済環境は、厳しさを増しておりますが、地域力、国際都市をキーワードに、区民の安心、安全と豊かな生活づくりに着実に取り組んでまいります。この思いを新年度の予算に結実させるために、今後の予算編成作業に取り組んでまいりたいと考えております。

新型インフルエンザの流行期に入り、感染の拡大防止のための諸施策を継続して行っているところであります。
11月からは、医療従事者を除く新型インフルエンザの優先接種者に対して、医療機関でのワクチン接種が開始されました。
大田区はワクチン接種について、国、東京都、医療機関と連携し、区民の皆様の相談や周知、啓発活動に積極的に努めてまいりました。
この接種は国と医療機関との直接契約により実施されるものですが、ワクチンの供給量を調整の上、優先接種者に対して段階的に行うスケジュールとなっております。
このスケジュールは、先行して接種された方の治験等から、接種回数の変更等、今後、流動的に推移する可能性があります。引き続き、各関係機関と連携、協力し、最新の正しい情報提供に努め、区民の皆様の不安や混乱を最小限に止めるよう努めてまいります。
また、区は、優先接種の方々に対して、経済的な負担の軽減を図るため、接種費用の助成を行うこととし、これにかかる経費を第3次補正予算案に計上いたしました。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

前原国土交通大臣が、来年10月の羽田空港の新滑走路完成を機に、「羽田空港を24時間の国際ハブ空港とする」旨の考えを表明されました。現時点における羽田空港の機能拡充計画では、新滑走路の供用開始により、昼間の時間帯における発着回数を年間30.3万回から40.7万回に増やすと共に、そのうちの3万回をアジアなどとの国際定期便に割り振るというものであります。今後、羽田空港をめぐる国土交通省における検討の動向を注視してまいりますが、利用者の利便性向上と、日本の国際競争力強化のために、わが国の航空ネットワークの中心に位置する羽田空港の機能拡充は、極めて重要なことであると認識しております。
同時に、機能拡充によって、周辺市街地へ及ぼす航空機騒音や生活環境などへの影響が懸念されます。現在も、空港周辺の主要幹線道路は、慢性的な交通渋滞が生じており、こうした状況をさらに逼迫させないために、道路や公共交通の計画的な整備を、国や都に対し、地元大田区として強く要望していく考えであります。

10月25日の羽田と北京の定期チャーター便就航にあたり、この日一番機で北京へ飛び、友好都市である北京市朝陽区を訪問いたしました。来年10月からは、羽田、北京間の定期便が就航する予定となってございます。これを機に市民レベルの交流を更に活発にしたいとの考えから、大田区の自治会連合会、商店街連合会、工業連合会の各界代表者の方々とともに訪れてまいったものであります。また、大田区とは産業界の交流が進んでおります大連市も訪れてまいりました。大連市では、産業関係での交流、協力をはじめ、将来にわたって友好交流と協力関係を促進していくことを目的に、友好協力関係都市に関する協定を締結いたしました。併せて、区議会におかれましても、大連市の人民代表大会常務委員会と友好協力関係に関する覚書を交わされました。あわせて喜ばしいことと感じているところでございます。
今後も、各都市との友好関係を通じて、互いの発展と平和につながる国際交流の輪をますます深めてまいりたいと考えております。

羽田空港国際化を、大田区の集客の最大のチャンスと捉え、ただいま羽田空港国際化記念事業として、イベントキャンペーンを積極的に展開しているところであります。
10月のキックオフイベントにはじまり、11月の「フェスタ」でも、大田区の観光スポットPRや大田区観光大使からの情報発信など多くの催しを行いました。
今後も12月の羽田空港内施設でのイベント開催や、商店街でのキャンペーンなどを継続的に展開していく予定であります。
事業の実施にあたりましては、区民の皆様、関係者の皆様のご協力をいただきながら推進し、その機運を大いに盛り上げてまいりたいと考えております。何卒よろしくお願い申し上げます。

11月7日、8日の両日、平和島競艇場や平和の森公園などを会場に、「OTAふれあいフェスタ2009」を開催いたしました。
大田区の友好都市である、長野県東御市、秋田県美郷町をはじめ、大田区内の多くの企業、団体、そして区民の皆様のご協力のもとでたくさんのブースが用意され、様々なイベントを通じて、多くの区民の方々と楽しい時間を共有できた二日間となりました。
また、昨年から会場として新たに加わりました、ふるさとの浜辺エリアでは、カヤックなどの試乗会、ビーチバレー体験やいろいろな浜辺遊びなど水辺空間を身近に感じるイベントが行われました。
今年は、昨年の26万人を大きく上回る35万人のご参加をいただきました。地域の力により、ふれあいと交流の輪がさらに一段と広がっていることを実感いたします。フェスタ開催にあたり、区民の皆様をはじめ、各種団体、企業、関係機関等から多大なご協力をいただきましたことを厚く御礼申し上げます。
今後もフェスタを通して、より一層「地域のふれあい」と「交流の輪」が広がることを願い、取り組みを進めてまいります。

大森南四丁目の大森東特別出張所改築等の用地につきましては、当該土地の一定の層にアスベストを含有する物質があることから、9月30日より土壌置換工事に着手していたところであります。この用地のうち、今回、土壌置換工事予定エリア外で、請負業者がタイヤ洗浄機を設置するため、土壌の掘削を行ったところ、10月23日に、アスベストの疑いのある物質が確認されました。この工事を中止し、アスベストの飛散のないことを確認いたしましたが、飛散防止措置を採るまでの間、アスベストを含有する物質を含む掘削土を露出させてしまいましたことにつきまして、深くお詫びを申し上げます。地域の皆様のご理解を得、より一層の安全策を講じて、近々工事を再開する予定であります。

去る9月14日に発生しました本庁舎エレベーターの発煙事故につきましては、関係事業者により事故に至る経緯が究明されました。また、発災時の区の対応などで消防よりご指摘いただきました点を含め、対処改善し、ご来庁の区民の皆様の安全を確保できることを改めて確認した上で、今月16日から稼動を再開いたしました。区民の皆様方には、長らくご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

11月21日、大田区産業プラザで、「大田区政策研究フォーラム」を開催いたしました。このフォーラムでは、大田区が基本構想で掲げる将来像の大きな柱である「地域力」を内外に発信するため、メインテーマを『今「地域力」を問う』として実施いたしました。元総務大臣、前岩手県知事の増田寛也氏による基調講演の後、「地域を元気にする地場産業の活用法とは」、「地域は誰が担うのか」、「多文化共生の地域づくり」のサブテーマで、3つの分科会に分かれ、パネルディスカッションを行いました。
当日は、議員の皆様方にもご参加をいただきましたが、区民の皆様をはじめ、区外からも自治体関係者や学生の方々など合わせて204名のご参加を頂、地域力を共通の課題として熱心なご議論をいただきました。真の分権型社会を目指す視点から、地域や自治体が抱える課題の解決や施策の展開へとつなげるために、様々な立場の人が交流し、意見を交わす、このような機会を持ちましたことは、大変意義のあることと考えております。
また、フォーラムの開催に当りましては、区の若手職員で実行委員会を組織し、企画から当日の運営まですべてを担いました。今後の区政を担う人材育成という点からも、貴重な経験となったものと考えております。

 次に、福祉の分野で4点、ご報告申し上げます。
特別養護老人ホームにつきましては、「おおた未来プラン10年」に基づき、早期の整備を図っております。現在、2つの社会福祉法人からそれぞれ建設の意向が寄せられております。
 こうした動きに合わせて、新たに整備資金の貸付制度を創設することとし、関係条例の改正案を本定例会にお願いいたしました。
 開設の時期はどちらも平成24年4月を予定しており、これにより、区内の特別養護老人ホームは、13施設となり、現在の事業計画では、約140床程度の増となる見込みであります。あわせてショートステイも18床程度整備する予定でございます。
今後とも、特別養護老人ホーム等の介護基盤の整備に努めてまいります。

 地域保健福祉計画につきましては、パブリックコメントで様々なご意見をいただきました。これらのご意見等を踏まえ、平成21年度からの5か年計画として策定し、年内に公表してまいりたいと考えております。今後、この計画の目標達成を目指し、区民福祉の一層の増進に向けて努力してまいります。

 応急小口資金につきましては、区民を取り巻く社会経済状況に鑑み、連帯保証人を要しない貸付の限度額を5万円から10万円に引き上げるとともに、償還の方法についても条件を緩和することといたしました。年内12月15日から対応したいと考えております。

 政府の緊急雇用対策の一環として、ハローワークのワンストップサービス相談窓口を11月30日に試行実施いたします。
 ワンストップサービスでは、離職者及び求職者を対象に、ハローワークで行う職業相談や職業訓練のあっせんなどのほか、自治体と社会福祉協議会が提供するサービス等の相談窓口を開設するものであります。
 大田区では、大森ハローワークに窓口を設置し、住宅手当の相談や手続きのご案内、必要に応じて生活保護のご説明や福祉事務所窓口のご案内を行います。また、保健所からは保健師を派遣して、こころの健康相談を行い、ハローワークと一体となって離職者の方々などへの支援を行ってまいります。

 定額給付金給付事業につきましては、10月14日を持って、申請の受付を終了いたしました。未申請の方は給付辞退の扱いとなります。
 対象世帯数35万4千世帯のうち、95.8%にあたる33万9千世帯、給付額は、99億円となっております。なお、DV被害者への大田区臨時生活給付金は、15件の申請をいただいております。

 最後になりましたが、大森消防団の皆様のご活躍についてご報告申し上げます。
 10月10日に行われました東京都消防操法大会で、各区の予選会を勝ち抜いた強豪58消防団が競い合った中で、大田区代表の大森消防団が見事に優勝を果たしました。大森消防団は、来年11月に愛知県蒲郡市で行われる全国大会に東京都代表として出場されます。
 全国大会出場は、全国約90万人の消防団員の方々にとってこの上ない名誉であります。1秒にこだわり、一挙手一投足を律してチームワークを鍛え上げてきた、その訓練成果をいかんなく発揮し、全国大会で活躍されることを大いに期待しております。
 区は、大森消防団の全国大会出場を応援するとともに、防災面での「地域力」をしっかりと担う消防団の皆様が、大田区の「地域力」の力強さを全国に発信していただくことを期待したいと思います。

 一般会計第3次補正予算は、先ほど申し上げました新型インフルエンザ予防接種の費用助成に係る経費や生活保護費などについて、国庫支出金や都支出金などを財源として編成いたしました。これにより、今回の補正額は、歳入歳出それぞれ36億1,100万円余の増となっております。

 本定例会に提案いたしました案件は、補正予算案1件、条例案11件、その他議案3件、報告議案2件でございます。いずれも後ほど上程の際、順次ご説明を申し上げますので、よろしくご審議をいただき、ご決定を賜りますようお願い申し上げ、招集のご挨拶といたします。ありがとうございました。

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