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地域力・国際都市 おおた


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平成22年第3回大田区議会定例会 区長開会あいさつ 

更新日:2010年9月17日

平成22年9月16日

 本日、平成22年第3回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様のご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 今年の夏は、113年ぶりの記録的な猛暑となり、本庁舎前の温度計も連日35度を超えて、点滅を繰りかえしておりましたが、今までのうだるような暑さがうそのように、ひと雨ごとに秋本番を迎えております。
 政局におきましては、9月14日に菅 直人氏が民主党の代表に選出されました。国政の動きが、自治体経営に大きな影響を及ぼす中、私は、区民の皆様の幸せを第一に、暮らしにつながる様々な問題解決のため、全力を尽くしてまいります。そのためにも、大田区基本構想の実現に向けて「おおた未来プラン10年」を着実に推進し、大田区の将来をしっかりと見据えた区政運営に取り組んでまいります。

 京浜急行の京急蒲田駅通過問題についてご報告をさせていただきます。
 国土交通省、東京都、京浜急行電鉄、大田区の四者による「京浜急行本線・空港線連続立体交差事業に伴うまちづくりなどの諸課題に関する協議会」は、青山 やすし明治大学大学院教授を座長とし、7月21日に第1回協議会を開催いたしました。次回の協議会は、10月下旬の開催予定で準備を進めております。
 京急蒲田駅周辺地域におけるまちづくりや駅利用の利便性等につきまして、四者が検討を進めていく中で、新エアポート快特の京急蒲田駅への停車の働きかけを引き続き行ってまいります。今後とも区議会、区民協議会、区民の皆様の力強いご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 また、京浜急行連続立体交差事業につきましては、来たる9月26日、日曜日の始発電車から、環状8号線の踏切付近におきまして、下り線が仮高架橋に切り換わります。今回の切り換えにより、環状8号線とその周辺の踏切、計4箇所がなくなることになり、交通渋滞の解消など、さらなる道路交通の円滑化が図られるものと期待しております。
 
 第二回定例会におきまして、私は、6月に平和市長会議に加盟したことをご報告させていただいたところであります。8月6日に広島市、8月9日には長崎市で開催されました平和祈念式典に出席してまいりました。そして、広島、長崎の両市長にお会いし、お話の機会を得ることができまして、たいへん意義深いものになりました。
 終戦から65年の歳月を経て、戦争体験者から次の世代、またその次の世代へと、途切れることのないよう、平和の尊さを伝えていかなければならないと考えております。
 8月15日に毎年開催されております平和都市宣言記念事業「花火の祭典」は、二度と戦争を繰り返さないという思いと、平和の尊さを大田区の若い世代に伝える良い機会であります。今年は、羽田空港国際化記念の一環としても実施されまして、13万人もの皆様が、花火の祭典にご参加下さり、協賛金額は、670万円余にも上りました。こころより御礼を申し上げます。
 大田区議会におかれましても、平和祈念コンサートが第10回となりました。コンサートを長きにわたり続けていらっしゃる議員の皆様に敬意を表しますとともに、心からご成功をお慶び申し上げます。

 大田区が、日本の顔となり、日本の玄関口となります羽田空港の再拡張・国際化が、いよいよ来月に迫ってまいりました。大田区のまさに「国際化元年」となる本年は、国際交流拠点都市として、また、多文化共生推進都市として、積極的に区の魅力を内外にアピールできる好機であります。
 10月21日には、新国際線旅客ターミナル内に大田区の観光インフォメーションコーナーを開設します。海外からのお客様をはじめ多くの方々に大田区の魅力をご紹介いたします。
 また、同日、10月21日から、JR蒲田駅と羽田空港を結ぶシャトルバスの運行が始まり、国際線ターミナルまでは20分足らずで、その先の国内線第一ターミナルまでは、約30分で到着します。さらには、10月31日の国際定期便の就航に合わせ、深夜早朝時間帯の路線バスの時間延長なども実施される運びとなり、空港利用者の皆様に便利になる大田区を大いにご利用頂きたいと考えております。

 羽田空港国際化記念事業といたしまして、「羽田グローバル・エキスポ」を9月11日、12日に開催いたしました。当日は猛暑にもかかわらず区内外の広い地域から約3万6千人の皆様にお集まりいただきました。国際化を身近に感じながら、区の産業や観光の魅力を十分に味わって頂けたのではないかと思っております。

 私は、今後も、国際化された羽田空港がもたらすさまざまなメリットを、大田区の飛躍と発展につなげ、名実ともに「国際都市おおた」の実現に向けて精力的に取り組んでまいります。

 羽田空港の跡地に関しましては、国土交通省、東京都、品川区、大田区で構成しております羽田空港移転問題協議会を先月の18日に開催し、「羽田空港跡地まちづくり推進計画」の素案をとりまとめました。
 天空橋駅付近のいわゆる第1ゾーンは、展示場を中心とする産業交流施設や、多目的広場などを設置する計画でございます。

 特に産業交流施設は、国際空港に隣接している立地を活かし、国際的な展示会や見本市などを開催し、区内産業を大いにPRするとともに、文化交流にも活用してまいりたいと考えております。

 今後、第1ゾーンは、主に大田区が過去の経緯を踏まえて取得の方向で検討することとし、東京都と協力していくことになりました。また、以前東急ホテルのあった区域、いわゆる第2ゾーンは、エアポートホテルや複合業務施設を導入することとしております。
 この素案については、すでにパブリックコメントを実施しており、10月中には、「羽田空港跡地まちづくり推進計画」として、とりまとめていきたいと考えております。

 9月20日は、永年にわたり社会に貢献された高齢者の皆様を敬愛し、長寿をお祝いする敬老の日であります。
 私も、9月1日に新100歳の3名の方のお宅を訪問させていただき、お祝いを申し上げてまいりました。様々な人生を送られて100歳を迎えられた皆様からは、計り知れない人生の重みとともに元気をいただいてまいりました。

 敬老の日を前に、各地で高齢者の所在不明が報道されております。大田区におきましても、平成23年3月末までに100歳以上になる方276名の皆様の居住状況について、確認をいたしました。たいへん残念なことに、1名の方が所在不明、もう1名の方はすでに死亡されていることが判明いたしました。
 高齢者の皆様が、孤立することなく住みなれた地域で安心して暮らせるよう、地域力を生かした施策の充実を図っていかなければならないことを改めて痛感した次第であります。

 急激な円高の進展など先行き不透明な経済状況により、大田区の中小企業の経営は、依然として厳しい状況におかれております中、7月2日に「第3回大田区加工技術展示商談会」を開催いたしました。当日の来場者は、1,734人にのぼり、出展した区内企業90社と2団体が自社技術を紹介し、具体的な商談に結びつける絶好の機会となりました。1社当たりの平均商談件数は、40件にものぼり、昨年と比較しますと、3割増の商談が行われたことになります。大田区の高い技術力に対する注目度の高さをうかがい知ることができた展示会となりました。 
 
 商業や観光の面では、10月16・17日に、大田区の魅力・地域力を発見していただく機会として「おおた商い観光展2010」を開催いたします。観光客の増加と商業振興を進めながら、区の魅力を幅広くアピールしてまいります。

 8月30日に、総務省から「平成23年度の地方財政の課題」が、発表されました。地方一般財源総額の確保と地方財政の健全化、また地域主権改革の推進が掲げられております。
 地域主権には、その役割にふさわしい財源が必要となります。地方は足並みをそろえ、国に対して税源移譲を求めていくべきものと考えます。また、「ひもつき補助金の一括交付金化」につきましては、国の財源捻出の手法とする向きもあります。地方財政法に基づく国庫支出金の役割を十分に果たし、また、大都市圏が持つ特有の財政需要にも十分に配慮をすべきものと考えております。現実には、地方向け補助金約21兆円のうち約15兆円が、高齢者医療や介護などの社会保障関係費となっています。こうした補助金の削減は、行政サービスの著しい低下につながりかねません。区といたしましても、使途の自由度が高い交付金化は、地域主権の理念に沿うものであり、真にその実現が図られるよう、この問題を注視してまいります。

 国の予算におきましても、社会保障費は、この20年で148兆円の増加となる一方、税収は、211兆円の減となっております。
特別区も例外ではなく、平成21年度普通会計決算においては、特別区民税や特別区交付金の減収の中で、扶助費の伸びが9%となり、実質収支が6%減となるなど厳しい局面を迎えております。

 歳入減が大きく影響しております平成22年度都区財政調整当初算定について、ご報告申し上げます。大田区につきましては、基準財政収入額695億5千万円余、基準財政需要額は、1,268億1,700万円余、差し引き交付額は、572億6,700万円余と決定しており、前年比で52億4,400万円余の減額となりました。

 厳しい財政状況下におきましても、区は、少子高齢化や雇用環境の悪化等がもたらす義務的経費の増大に対応し、将来にわたる区財政の健全性の確保と中長期的に安定した行政サービスを提供できる持続可能な財政運営を、行っていく必要があります。
 
 「平成21年度健全化判断比率の状況について」でございますが、大田区財政の健全化の度合いを数値化した4つの指標は、実質公債費比率が昨年度から3ポイントさらに改善し、昨年に引き続き、極めて健全な財政状況にあることを示しております。
 これまでの財政運営の成果として良好な数字を維持しており、今後も更なる財政構造改革の取り組みを進めてまいります。

 財政構造改革の意識付けを全庁的に行うため、今後の財政運営の指針となります「大田区財政のターニングポイント」を公表いたしました。今年度予算の適正な執行はもとより、平成23年度の予算編成にあたっては、マイナス・シーリングを実施し、行財政改革を果敢に進めながら、区民の負託に積極的に応えてまいります。

 6月には、平成23年度から25年度の「大田区職員定数基本計画」を策定しております。最少の経費で最大の効果が発揮できる効率的・効果的な組織をさらに推進してまいります。

 第2回定例会で設置条例を可決いただきました区民活動支援施設蒲田及び多文化共生推進センターを9月1日に消費者生活センター内に、開設いたしました。両施設をあわせました愛称は、「mics(ミックス)おおた」でございます。
 地域力を高める活動拠点の区民活動支援施設蒲田と、多文化共生を推進する拠点施設の多文化共生推進センターを、たくさんの皆様にご活用いただきたいと思っております。

 来月10月1日に国勢調査が、全国一斉に実施されます。大正9年以来5年ごとに行われており、19回目となります。今回の調査は、日本が人口減少社会となってから実施する最初の国勢調査でございます。日本の未来を考えるために欠くことのできない最新の人口や世帯の実態を明らかにする重要な調査となります。
 大田区は、この調査の重要性を踏まえまして、遺漏のないよう万全を期すために、鋭意準備を進めております。

 つづきまして、子育て関連の取り組みについて、申し上げます。
 大田区が進める待機児童解消の取組みでございます。旧・千鳥幼稚園跡地に鵜の木保育園の新園舎が8月20日に竣工し、9月21日に新しい園舎で保育を開始する予定です。10月1日からは、定員を現行の108名から130名に増員いたします。今後とも待機児童解消に向け全力で取り組んでまいります。

 子育て情報の提供機能の充実を図るため、インターネットによる子育て情報サイト「おおた子育てナビ」を立ち上げました。子育て中の区民の皆様が、育児情報を入手したり、育児で悩んだ際に、頼りにできる魅力あるサイトとして、今後とも内容の充実を図ってまいりたいと考えております。

 7月には、第1回の「青少年の居場所と自立支援のあり方検討委員会」を開催いたしました。検討委員会では、居場所づくりとともに若者の社会参加活動を支援し、自立促進の方策を提言できるよう検討を進めているところでございます。

 平成7年から区民の皆様に親しまれております行事として「春宵の響」がございます。洗足池に幽玄な笛の音を響かせて下さった笛の名手であり人間国宝の宝山左衛門先生が、さる8月7日に逝去されました。ここに慎んでご冥福をお祈りし、長年にわたる地域文化のためのご尽力に対し、深く感謝申し上げます。

 本定例会では、平成21年度各歳入歳出決算につきまして、ご認定をお願いしております。このほか、本定例会に提案いたしました案件は、一般会計第2次補正予算のほか、各特別会計第1次補正予算を含む4件、条例案5件、その他議案8件、報告議案7件でございます。
 一般会計第2次補正予算は、私立幼稚園就園奨励費の一部補助単価増、(仮称)大森南四丁目第二公園の整備にかかる経費などについて計上をしております。補正額は、歳入歳出それぞれ9億4千万円余の増となりました。
 本議案を含め、このたび提案いたしました案件につきましては、いずれも後ほど上程の際、順次ご説明を申し上げますので、よろしくご審議を賜り、ご決定、ご認定を賜りますようお願い申し上げ、招集のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

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