このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
地域力・国際都市 おおた


サイトメニューここまで
現在のページ 大田区ホームページ の中の 区長室 の中の 区長あいさつ・メッセージ の中の 区長あいさつ(区議会でのあいさつ) の中の 平成22年第4回大田区議会定例会 区長開会あいさつ のページです。

本文ここから

平成22年第4回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2010年11月26日

平成22年11月25日

 平成22年第4回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様のご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。

11月23日午後2時半過ぎ、北朝鮮軍が韓国の大延坪島(テヨンピョンド)やその周辺海域に朝鮮戦争休戦協定を破り、断続的に数十発の砲撃を行いました。民間人2名と韓国軍兵士2名の死者と共に多数の負傷者が出たと伝えられております。この砲撃は、断じて許されるべきものではありません。平和都市宣言を行い、核兵器のない平和な国際社会の実現を目指す大田区は、今回の北朝鮮の行動に対し、武力ではなく対話での解決を望むものであります。

平成20年秋に起こったアメリカ発の金融危機に直面した日本経済は、その後、新興国等の景気回復と緩和的な金融環境を背景に回復傾向にありました。しかし、最近の円高傾向による景気の停滞感により、日本全体そして大田区内においても再び元気を失くしているように感じます。今年度予算のキャッチフレーズとしてお示ししました「まちの元気をサポートします」に改めて思いを致し、「地域力」と「国際都市」という重要な柱のもとに、私達が自信を取り戻し、まちを元気にする様々な取組みを実行していかなければならないと考えております。

地球から太陽の2倍の距離、約3億キロの彼方の小惑星イトカワから、幾多の困難を乗り越え7年の歳月をかけて、微粒子を地球に持ち帰ってきた小惑星探査機「はやぶさ」のニュースは、まさに人類初の快挙であり、私たち日本人に多くの希望と元気を与えてくれました。

 大田区におきましても、「地域力」が開花した二つのイベントに、沢山の皆様がご参加くださり、まちに元気を呼びおこして頂いております。
10月16日・17日大田区産業プラザで開催された「おおた商い(AKINAI)観光展2010」は、第3回を迎え、昨年の7,200人を上回る12,000人を超える皆様が、ご来場下さいました。大田区商店街連合会やおおた観光協会などのご協力で、「OTA!いちおしグルメ」の表彰、「蒲田モダン」などのイベントが実施され、大田の観光の魅力と秘められたパワーを実感していただけたものと思っております。

 11月6日・7日開催の「OTAふれあいフェスタ2010」は、国際都市事業の一つとして位置付け、開催しましたところ、過去最高の35万5千人の皆様にご来場いただきました。国際交流ステージや羽田空港国際化記念コーナーでは、区とつながる世界の国や都市の魅力などを紹介し、地域のふれあいと交流の輪がひろがりました。フェスタ開催にあたり、区民の皆様はじめ、各種団体、企業、関係機関等から多大なご協力をいただきましたことをこの場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

 日本政府観光局発表のイギリスのガーディアン紙のランキングによりますと、満足度が高い観光地として、過去2年連続トップのシカゴを退け、東京が都市部門で第1位に、また「地上の楽園」といわれるモルジブを抜いて、日本が国別部門第2位になったというニュースがありました。日本の新たな産業として、観光が世界に認められることを実感した次第であります。

 前回の定例会でご報告いたしました9月11日、12日開催の「羽田グローバルエキスポ」は、区の観光としての魅力と「国際都市おおた」を全国の皆様に効果的にPRできたものとなりました。北は北海道から南は九州まで、58社の新聞、雑誌や13局のテレビなどから取材があり、広告掲載費用に換算しますと、1億6千万円を超える効果があったと聞いております。
 先日は、成田空港が所在する千葉県成田市の小泉一成市長と会談する機会がございまして、成田市と大田区は国際空港として競争関係にあるのではなく、首都圏の拠点空港として相互補完し合いながら、連携していくことを確認できたことも、今後の日本の元気につながるものと確信しております。

 私達自身が、世界が認める日本の素晴らしさを素直に受け止め、今一度元気を取り戻すチャンスでございます。日本の技術力の高さや独自の魅力を、首都東京の玄関口となります大田区から、世界に発信する国際化元年の幕開けであります。
 10月21日、D滑走路と国際線旅客ターミナルなどの供用開始により、大田区は「国際都市」として大きな第一歩を踏み出しました。
 10月31日に華々しくテイクオフした11都市を皮切りに、現在予定されている国際定期便の就航先は、アジア10都市、欧米8都市の計18都市へと拡大し、羽田と世界が順次結ばれてまいります。

 羽田空港に隣接する跡地につきましては、10月27日、国土交通省、東京都、品川区、大田区で構成しております羽田空港移転問題協議会を開催し、「羽田空港跡地まちづくり推進計画」を策定いたしました。
 天空橋駅付近のいわゆる第1ゾーンは、空港近接の立地を活かし、国内はもとより国外とも活発な産業・文化交流を促進させ、「国際都市おおた」の魅力をつくり出すことを実現してまいります。

 国際化事業の取組みといたしまして、「国際都市」をどう進めていくかを様々な面から考え、PRすることを目的に、今年度は「多文化共生」「観光」「まちづくり」の3つの分野でミニシンポジウムを開催しました。
 シンポジウムの中で、都心を訪れたヨーロッパの旅行者が、東京で一番どこがよかったかという質問に対し、レトロな雰囲気と多国籍の食が味わえる蒲田が一番、と言う感想があるなど、蒲田の日常のイキイキとした生活感が観光資源となることを改めて感じたところでございます。区民の皆様が大田区を愛し、おもてなしの心を持って外国の皆様を迎え入れることこそが、観光にとって重要なものであるという提言もありました。
 各シンポジウムで寄せられた意見等を紹介しながら、その集大成として区が目指すべき国際都市像を明らかにするために、「国際都市おおた」シンポジウムが、12月1日、区民ホール・アプリコで開催されます。区議会議員の皆様、区民の皆様にも多数ご参加いただきたいと思います。

 国際化事業を進める中で、商店街、浴場組合、自治会など区民の皆様方が、自主的に大田のまちづくりの歴史を振り返り、観光客のもてなし講座を開くなど地元活性化につなげたいという思いを強くしていらっしゃることを実感いたしました。今まで以上に区に愛着を持ち、区の観光資源を紹介する数々の取り組みを実施して頂いていることこそが、まさに「地域力」であり、この地域の力が「国際都市」を支えるものであることを確信しております。私は、区民の皆様からパワーを頂きながら、今後とも積極的に区の魅力をセールスし、「国際都市おおた」を推進してまいります。

 京急蒲田駅通過問題につきましては、国土交通省・東京都・京浜急行電鉄株式会社・大田区の四者による第2回目の協議会を10月28日に開催し、京急蒲田駅及び駅周辺地区の現場視察を行うとともに、「人を中心とした住みやすいまちづくり」及び「より便利で快適な駅の機能性向上」について協議を行いました。

 羽田空港の国際化に伴い、空港周辺道路の渋滞による生活道路への車両進入や騒音問題など、環境面への配慮についても重要な課題となっております。区は、国や東京都と共に、緊急対策として、空港周辺道路の渋滞緩和やCO2削減のため、空港利用者が公共交通機関を利用するよう呼びかけるPRを実施いたします。航空機や道路交通の騒音、振動や大気など環境の変化も注視しながら環境整備に対応してまいります。

 国において、地域が主役となり、地域力をより発揮できる地域社会の実現が、検討されております。国の地域主権改革につきましては、本年6月に「地域主権戦略大綱」が閣議決定され、出先機関改革やひも付き補助金の一括交付金化等に関する方向性が示されました。改革の進ちょく状況を見ますと、出先機関改革については、各府省が地方へ移譲するとした事務権限は、全体約500項目のうち1割程度にとどまっております。一括交付金化にいたっては、地方向け補助金等3.3兆円のうち、一括交付金の対象は28億円であり、改革に抵抗する各府省の姿勢が改めて鮮明になっております。
 改革の骨格をなす地域主権関連法案については、未だ成立に至っておりません。区は引き続きこれらの動向を注視して参ります。

 区と都の関係におきましては、「都区のあり方検討委員会」で行われております444項目の事務について、今年中にひととおり検討が終わる予定でございます。区に移管の方向で検討すべきとされた53事務のうち、児童相談所に関する事務について、移管の具体化に向けた動きが始まったところであり、今後、他の事務についても議論が本格化するものと考えております。私は、区が基礎自治体としてふさわしい権限と財源をそなえ、これらの事務移管を早期に実現できるよう、これからも積極的に意見を述べてまいりたいと思っております。

 最近の日本の景況感でございますが、内閣府の11月の月例経済報告をみますと、引き続き「足踏み状態」と10月の判断を据え置いております。
 「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策」として5兆円を超える規模の2010年度補正予算案が、さる11月16日の衆議院本会議において賛成多数で可決されました。参議院の審議は、これからですが、補正予算案には地域活性化に向けた地方向けの交付金も含むものとなっており、その動向に留意しているところでございます。区は、補正予算の中で、「区民生活の安全を確保するとともに、地域経済を下支えし地域発展につなげる緊急経済対策事業」平成22年度執行分5億2千万円、平成23年度債務負担行為設定2億円の合計の7億2千万円をご提案させていただいております。
 その内容でございますが、保育園・区立学校などの公共施設における各種の改良工事、公園整備や老朽化街路灯の取替工事など、緊急性の高い工事を計上しております。
 また、区内のモノづくり企業向けの「ものづくり経営革新緊急助成」のほか、外国人来訪者を区内商店街に誘導する「商店街国際化対応事業」などと併せて、地域の実情に即して機動的かつ効果的に、区内産業が活力を取り戻し、厳しい景況の中でも力強く発展するまちをめざしてまいります。

 来月12月2日に、「蒲田駅周辺 災害時滞留者対策訓練」を、大田区としてはじめて実施いたします。
 「大地震によって電車が長時間止まり、駅や駅ビル、商店街、企業等に多くの方が滞留し、様々な混乱が起きる」という想定で、滞留者の誘導や一時収容などの訓練を蒲田駅周辺で実施いたします。

 JR蒲田駅及び東急蒲田駅、京急蒲田駅を中心とする地域で、地域の自治会・町会や企業、学校、東京都などのご協力をいただき、51団体1,400人以上の方が参加する大規模な訓練となります。地域力と行政の連携で地域防災力の向上を図ってまいります。

 福祉の分野から、3点ご報告をいたします。
 一点目は、地域力の担い手として、日々区民の皆様の生活と安全をお守りいただいております民生委員・児童委員の一斉改選でございます。本年は3年に一度の改選の年にあたり、12月3日に、厚生労働大臣からの委嘱状をお渡しする予定でございます。
 民生委員・児童委員の推薦の際には、議員の皆様、自治会・町会など関係者の皆様には大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。

 二点目は、区の特別養護老人ホーム優先入所制度の改正についてであります。現行制度の良い点を引き継ぎ、区民の皆様に納得を得られるよう検討を重ねてまいりました。評価点数や指標の見直しなどを行い、より公平に入所いただけるよう改正するものでございます。
 新しい優先入所制度の概要は、9月実施のパブリックコメントの結果とあわせて、区のホームページに掲載しております。新制度によります特別養護老人ホームの申込みの開始は、平成23年3月1日を予定しております。

 三点目は、国の障害者週間に合わせ、12月5日の日曜日に区民ホール・アプリコにおいて、「しょうがい者の日のつどい」が実施されます。実行委員会の皆様が、趣向を凝らした楽しいイベントにしたいと、懸命に作業に取り組んでいただいております。皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。

 基幹系システムの稼動について、ご報告を申し上げます。平成23年1月4日から、住民記録、住民税、国民健康保険、介護保険などの業務を行う「新基幹系システム」が、稼動いたします。新システムの稼動に伴い、介護保険料のコンビニ収納、軽自動車税のクレジット納付や口座振替の導入など、納付機会の拡大を図ってまいります。今後、システムの安定稼動を見極めながら、平日夜間、土日の戸籍住民課窓口の業務拡充なども進めて参ります。

 平成22年度版「くらしのガイド」が完成いたしました。11月1日から区民の皆様のお宅に戸別配布を行い、約35万世帯への配布を終えております。今回は、12年ぶりの全戸配布となっており、暮らしに役立つ情報が満載でございます。身近な場所に置き、日々の生活にご活用頂きたいと考えております。

 本定例会に提案いたしました案件は、一般会計第3次補正予算のほか、介護保険特別会計第2次補正予算、条例案5件、その他議案18件、報告議案2件でございます。
 一般会計補正予算第3次は、緊急経済対策事業、待機児童解消に向けた認証・認可保育所開設補助などについて、国庫支出金や都支出金及び財政基金繰入金などを財源として編成しており、補正額は、歳入歳出それぞれ29億円余の増額となっております。

 本議案を含め、このたび提案いたしました案件につきましては、いずれも後ほど上程の際、順次ご説明を申し上げますので、よろしくご審議をいただき、ご決定賜りますようお願い申し上げ、招集のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

お問い合わせ

企画課

電話:03-5744-1735
FAX :03-5744-1502
メールによるお問い合わせ

本文ここまで

ローカルナビゲーションここから

区長あいさつ(区議会でのあいさつ)

ローカルナビゲーションここまで

以下 奥付けです。
大田区役所 アクセス・地図・開庁時間〒144-8621 東京都大田区蒲田五丁目13番14号 電話:03-5744-1111(代表)