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地域力・国際都市 おおた


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平成23年第1回大田区議会臨時会 区長開会あいさつ

更新日:2011年5月24日

平成23年5月23日

本日、平成23年第1回大田区議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員の皆様方のご参集を賜り、厚く御礼申し上げます。

 議員の皆様には、先般行われました区議会議員選挙におきまして、ご当選の栄誉を得られました。こころより敬意を表し、お祝いを申し上げます。
 私自身も、区長選挙におきまして、多くの区民の皆様のご支援をいただき、引き続き区長として区政をお預かりすることになりました。責任の重大さを痛感し、決意も新たに区政に取り組んでまいる所存でございます。

 ただいま、高瀬三徳議員が議長に就任されました。おめでとうございます。高瀬議長のもと大田区議会がますます発展され、区民のために尽力されますことを心から願っております。議長並びに議員の皆様とは、緊密な連携を保ちながら大田区政の運営に当たっていく所存でありますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 本臨時会は、区長に再選されて最初の議会でございます。今後の区政を運営するに当たりまして、施策方針を述べさせていただきたいと思います。私は、今回の区長選への立候補に当たりまして、区民の皆様に6つのお約束をいたしました。

 第1は、防災力の強化で安心・安全なまちづくりを目指すことでございます。
 東日本大震災については、全力で、被災地や、被災地から区内に避難された方への支援を行うとともに、区内の地域防災力強化を図り、地域力を生かし、区民とともに取り組む安心・安全のまちづくりを進めてまいります。

 今後の大田区全体の防災のあり方について、国、東京都と連携を取りながら、ハード面ソフト面の点検と見直しを行ってまいりたいと考えております。今回の震災を受け、区民の皆様にも津波の心配をされる方がいらっしゃいます。津波に対する対策を、国の動向も見ながら、都と連携して適切に対応してまいりたいと考えております。さらに、区民の皆様を含めて災害対策について再検討し、総合的に、かつ、総力をあげて区の防災力の強化を図ってまいります。

 あわせて、区内の18特別出張所管内ごとの18色のまちづくり、地域の特色を活かした連携協働のまちづくりで「地域力」を高め、安心・安全なまちづくりを進めてまいります。

 第2は、生涯を健やかにすごせるまちづくりを目指すことです。
 介護予防の推進、介護施設の充実で高齢者の生きがいある暮らしを支えてまいります。豊かな知識や経験をお持ちの元気高齢者に対して、就労や社会参加などの多様な働き方を支援するために「(仮称)高齢者等就労・社会参加支援センター」を開設いたします。
 また、区と医療機関の連携を深め、産科・小児科の充実で安心医療のまちづくりを進めます。
 さらに、障がい者の生活を幅広く支え、総合的にサポートするため、平成26年度の運営開始を目指して「(仮称)障がい者総合サポートセンター」を開設いたします。今年度は、基本設計の実施・運営方式の検討などを進める予定でございます。施設建設に関しましては、「大田区中央四丁目30番」大森赤十字病院の隣地を予定地とし、計画を進めてまいります。

 第3は、やさしく、強く生きる力をもった人づくりを目指すことです。
 保育園待機児童ゼロを目指して、昨年度は、認可保育所の開設や認証保育所の開設支援のほか、新たに池雪グループ保育室を開設するなど、様々な施策に取り組んだ結果、目標数410名を大きく上回る541名の保育サービス定員の増加を図ることができました。
 今年度も、待機児童解消に向け、320名の定員増の計画に加え、増加する保育ニーズに応えるため、区民住宅の空き室を活用したグループ保育室を新たに計画することとしました。今後も、待機児童解消に向けた取り組みを積極的に進めてまいります。

 また、いじめ・虐待・ひきこもりをなくすための支援を充実するとともに、大田区の未来を担う子どもたちの基礎学力と体力の向上を図り、やさしく、強く生きる力をはぐくみます。学校と家庭と地域が力をあわせて子どもの成長を支える学校支援の輪をひろげます。さらに、区民が生涯健康に過ごすことを目指して、大田区総合体育館の開館を機に、「スポーツ健康都市宣言」を、区議会のご理解をいただき、行いたいと考えております。また、ふるさと大田の歴史伝統の再発見と、未来につながる芸術文化の振興を図ります。

 第4は、魅力と活力ある国際都市づくりを目指すことです。
 昨年10月に国際化された羽田空港と、空港跡地の利活用を、大田区の活性化と日本再生の起爆剤として、「国際都市おおた」を引き続き推進してまいります。

 東日本大震災の影響などで、現在は観光客が激減している状況ですが、過度の自粛を見直す動きも出てきており、区といたしましても、今ある身近な区民の生活空間を地域資源として見直し、地域力を駆使して、魅力あふれる、訪れたくなるまちづくりを進めてまいります。

 さらに、海外との交流や外国人来訪者が増加する将来を見据え、多文化共生社会を進め、地域のなかで国際理解と交流の輪をひろげ誰もが暮らしやすいまちをつくります。

 産業面では、世界につながる玄関口としての立地を活かし、最先端のものづくり産業を世界に発信することで、大田区から日本の元気を再生してまいりたいと考えております。大田区は、国や都にとっても大変重要な地域であり、特に羽田空港や、その周辺部に集積するエネルギーを活かし、育てていくことが、日本の経済を元気にすることに直結していくものと考えております。

 第5は、暮らしやすく、住み続けたいまちづくりを目指すことです。
 海辺を区民の憩いと安らぎの場所に整備し、防災船着場を整備することで、防災と観光の水上交通路開設を目指します。
 災害によって道路や鉄道が寸断され、救援や物資が運べない状況では、水上輸送ネットワークの確保が重要であり、阪神淡路大震災におきましても大きな役割を果たしております。大田区は既に、「大森ふるさとの浜辺」に防災船着場を整備していますが、羽田空港地先の海老取川沿いに2か所目の防災用船着場を整備したいと考えております。平常時には、水上バスの発着所として活用し、羽田空港の国際化と合わせ、観光事業を推進してまいります。

 また、羽田空港を含む臨海部の各拠点を結び、水と緑のネットワークとして、海辺の散策路と公共溝渠の整備を行い、魅力ある豊かな水辺空間の創出、臨海部の景観づくりを進めてまいります。国際空港羽田の活力を大田区につなぐ空港跡地活用と周辺地域のまちづくりを進めます。

 さらに、大田区のにぎわいの中心拠点である蒲田駅・大森駅周辺の整備は、区にとって地域の活性化の誘導に重要であると考えております。
 京浜急行エアポート快特の京急蒲田駅通過問題につきましては、大田区としましては、京急蒲田駅の重要性に対応したダイヤ編成になるよう、引き続きあらゆる機会を捉えて、京浜急行電鉄に強く要望してまいります。

 第6に、身近で頼れる区役所づくりを目指します。
 「おおた未来プラン10年」の点検をはじめ、堅実な財政運営で区民サービスの向上を図ってまいります。区民が主役の区政運営を徹底し、区民のためにがんばる区役所をつくるため、現行の業務やその進め方に対しても見直しを進めているところです。区長の退職金につきましては、第三者機関を通して見直しを進めてまいります。

 以上、6つの約束の実現を通じて、区民の皆様のさらなる豊かなくらしにつながるまちづくりに取り組んでまいります。私はこれまで、「地域力が区民の暮らしを支え、未来へ躍動する国際都市おおた」を将来像に掲げ、区政を進めてまいりました。2期目におきましても「地域力」と「国際都市」をキーワードに「住み続けたいまち、魅力あるまち」の基盤をつくってまいります。
 区議会の皆様、区民の皆様には、今後ともご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 3月11日に発生いたしました東日本大震災に係る区の対応について、その後の状況をご報告させていただきます。

 被災地への支援活動としましては、区として積極的な支援を行うために、災害対策本部とは別に、3月17日に「大田区被災地支援本部」を設置いたしました。
 宮城県東松島市からの要請を受けて、3月17日に4tトラック3台で防災関係物品や生活用品、消毒剤などの支援物資を届けました。また、4月1日に、医療救護、ボランティア支援の先遣隊を東松島市に派遣し、現地からの要請により医薬品等緊急物資を届けたところでございます。
 その後も東松島市へは、職員を継続して派遣しております。住宅応急修理や義援金支給、住民の健康調査、災害復興計画策定などの事務で、様々な職種の職員が支援に当たっているところでございます。
 また、東松島市に対する支援活動の他に、23区での支援体制や都からの要請による人的支援にも対応をしております。

 被災地支援のボランティア活動については、4月7日に、区と区民団体が協働して立ち上げた「大田区被災地支援ボランティア調整センター」が中心になって、調整・活動をしております。東松島市からの要請により、汚泥清掃のボランティア派遣を実施しております。4月15日を初回に夜行日帰りで3回、5月9日からは現地に宿泊拠点を確保し3泊4日の日程で5回実施し、各回とも25名の募集に対し定員一杯の参加がありました。今後も引き続き、ボランティアの募集・現地活動を支援してまいります。
 区職員も被災地支援のボランティアとして参加しており、大変、頼もしく感じているところでございます。

 大田区方式とも言える「被災地支援ボランティア調整センター」は、広く区内から募集したボランティア、NPO、自治会・町会、関係団体とネットワークを形成し、地域力を生かして区内外の活動を行っており、この活動を通して、区役所や参画した区内関係団体、ひいては大田区全体の防災力の強化、拡充につながっていくものと期待しております。
 平成19年の区長就任以来、「地域力」について訴えてきましたが、その象徴が今回の「被災地支援ボランティア調整センター」ではないかと思っております。

 私は、今月の14・15日に、東松島市を中心に被災地を視察してまいりました。14日には、阿部東松島市長とお会いし、被害状況などをお聞きするとともに、今後の対応についての意見交換をいたしました。
 市長によりますと、市街地の3分の2が津波の影響を受け、千人を超える方がお亡くなりになり、700人の方々が行方不明となっているとのことでございます。
 実際に被災地域を回りましたが、一帯がガレキとなった光景を目の当たりにし、言葉もありませんでした。また、避難所も訪問しましたが、多くの方々が身を寄せ合って生活していらっしゃいました。不便な避難生活を思いますと心が痛みます。一刻も早い日常生活への復帰を願ってやみません。
 市長は、これまで大田区が行ってきました、救援物資の支援をはじめ、区民ボランティアの派遣、大田区職員による行政支援に対して、市民を代表して感謝の意を表されました。また、「復興することが一番の恩返しであり、がんばっていきたい。東松島市を復興のモデルにしたい。」とおっしゃっておりました。私からは、長い道のりになると思いますので、息の長い支援を持続していくことをお伝えしてまいりました。

 区内に避難されている被災者への支援といたしましては、3月23日から被災者の受け入れを開始し、区民住宅等で、37世帯138名の被災者の方々を受け入れました。
 あわせて、区内避難者を対象とした交流会の開催、保健健康相談の実施、区営駐車場の無料提供、再生自転車の無償貸し出しなどを行っております。また、区役所内に総合相談窓口を設け、生活・健康・福祉・子育て・仕事などの生活全般にわたる相談をお受けしております。特別出張所窓口等でも「お困りごと相談票」を配布し、きめ細かな被災者支援を進めているところでございます。

 区民の皆様からの義援金の受付や、被災された区内中小企業者への支援などを行っております。今後とも、被災地支援や震災の影響から区民生活を守るための対策に、全力で取り組んでまいります。

 2か月以上が経過した今でも、大震災の影響は続いております。地震や津波の被害に加え、福島第一原子力発電所の事故と、これに伴う放射性物質放出の影響、また電力供給量低下に対する計画的な節電対策、さらには、震災がおよぼす経済への影響による歳入の減少など、今後発生する諸問題についても、区として、その対策に全力で取り組んでいきたいと考えております。

 特に、これから夏に向けて、冷房の需要に対する電力消費量抑制への取り組みが必要になってまいります。区といたしましては、区民の皆様への節電の呼びかけとともに、環境問題を含めたライフスタイルの見直しについて、広報やホームページ等により、啓発に努めてまいります。区役所本庁舎や各施設におきましては、15%の削減を達成すべく、照明のカットやエレベーターの一部運転休止、クールビズの前倒し実施等により、更なる電力使用量削減を進めてまいります。

 

 さて、本臨時会に、平成23年度一般会計第1次補正予算案を提出いたします。
 今回提出する補正予算案につきましては、当初予算において留保した政策的事業予算について、その必要性をあらためて精査し予算を編成するとともに、先般発生した東日本大震災の影響に係る対応及び被災地支援事業予算を計上しております。補正予算案の規模は、7億7,900万円余となり、当初予算と合わせた補正後の予算額は、2,316億6,100万円余となります。

 第1次補正予算に計上しました事業のうち、いくつかお話させていただきます。
 まず、東日本大震災対応事業といたしまして、被災地支援対策及び乳幼児飲料水対策に要する経費、また、被災地支援ボランティア調整センターの整備・運営に要する経費を計上しました。さらに、災害時の停電、電力不足に対応するため自家発電設備に係る経費等を計上しております。

 毎年8月15日に開催しております「平和都市宣言記念事業 花火の祭典」について、申し上げます。東日本大震災の影響で、各地で花火大会が中止決定される状況下、開催の可否について検討してまいりましたが、平和都市宣言記念事業のうち、花火については、中止もやむを得ないと考えております。
 夏季の電力不足により輸送機関の臨時対応が望めないことや、警備協力をしていただいている関係機関が被災地への支援に注力していることなどから、主催者として責任を持った事業運営が難しいと判断いたしました。楽しみにされている区民の皆様には大変申し訳なく思いますが、このような事情をご理解いただきたくお願い申し上げます。
 「花火の祭典」に替わる催しといたしまして、平和の尊さを再認識すると共に、東日本大震災で被災された方に思いを馳せ、被災地支援を盛り込んだ「平和都市宣言記念事業」を8月15日に、多摩川河川敷において、開催したいと考えております。

 住民基本台帳、戸籍関係の業務について、平日夜間、土曜日・日曜日曜日の窓口取扱を拡充いたします。平日夜間、土曜日・日曜日曜日は、現在、住民票の写し、印鑑登録証明書の交付や戸籍関係の届出の受付等の業務を行っております。今年1月から新基幹系システムが稼動したことに伴い、区民要望の多い、戸籍謄・抄本、課税・納税証明書について、平日夜間、土曜日・日曜日曜日の窓口取扱を拡充いたします。さらに、平日夜間については、転入・転出届の異動、印鑑登録手続きも、窓口取扱をいたします。実施時期は、今年10月を予定しております。

 「産業振興」に関する事業につきましては、8月の4日、5日の2日間で開催する「第8回中小企業都市サミット」の経費を計上しております。東日本大震災後の日本のものづくりの復興と新しい時代のものづくりについて討議し、日本のものづくりの再興を大田区から発信するものとして、「おおた宣言」をまとめる予定でございます。
 また、東日本大震災後の経済環境の急激な変化に直面し、経営の安定に支障を生じている区内中小企業者の資金繰りを支援するため、緊急融資制度を創設いたします。
 さらに、若手技術者やグローバル展開を目指す企業の幹部候補人材等の育成のための「ものづくり戦略人材育成事業」について、予算計上しております。

 その他、第1次補正予算に計上しました事業は、OTAふれあいフェスタの開催、(仮称)仲六郷二丁目複合施設の建設、重度心身障害児(者)通所事業施設整備、拡大受発注商談会の実施、資源回収品目の拡大 等がございます。

 本臨時会に提出いたしました案件は、一般会計第1次補正予算案のほか、条例案3件、専決処分の承認2件、報告議案8件でございます。いずれも後ほど上程の際、順次ご説明申し上げますので、よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申し上げ、招集のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

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