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地域力・国際都市 おおた


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平成23年第1回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2011年2月25日

平成23年2月25日

 平成23年第1回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位のご参集を賜り、厚く御礼申し上げます。

 池上梅園の斜面をおおう紅白の梅の花が、まちに彩りを加え、春の訪れを実感させてくれる季節となりました。

 本年は、4月10日に東京都知事選挙と一部の区市町村で都議会議員補欠選挙、同月24日には大田区議会議員選挙と区長選挙が予定されております。最近では、地方選挙の結果が大きくマスコミでも取り上げられるなど、地方自治体に対し区民の皆様の関心が、非常に高まってきていると感じております。
 
  私はこの4年間の着実な区政運営をさらに進めるためにも、引き続き真の地方分権改革や都区制度改革の実現に全力を尽くして参りたいと考えております。

 2月の月例経済報告では、景気の基調判断を「足踏み状態を脱しつつある」とし、2か月連続の上方修正となりました。一方、海外景気や円高、原油価格の上昇など景気の下ぶれリスクも指摘されており、楽観はできない状況であります。GDP3位に甘んじることになった日本経済を立て直すためには、日本のものづくり産業を支える一翼を担う大田区が、元気になることだと考えております。区は、23年度も引き続き、国や都に先駆けて積極的、かつスピード感を持って産業政策に取り組み、大田区から日本の経済的地位の復活をめざしたいと思っております。

 世界経済の成長は、中国・韓国やASEAN(アセアン)などアジア諸国が下支えしており、多くの日本企業におきましても市場との連携強化が重要となっております。区は、平成23年度におきましても、海外取引に意欲を持つ区内企業に、海外見本市への出展支援、国内外における商談会の開催などの市場開拓を支援してまいります。また、タイのオオタ・テクノ・パークを拠点に区の企業のアジア展開を支援してまいります。
 
 羽田空港の国際化を踏まえ、先日開催された「おおた工業フェア」には、海外の公的支援機関が出展し、商談会では日本貿易振興機構、JETRO(ジェトロ)にご協力をいただき、海外からのバイヤーの招聘を実現するなど国際化対応も進めているところでございます。今後とも、受発注取引ネットワークの拡大、国内展示会への積極的出展など、区内企業の取引拡大を精力的に支援してまいりたいと思います。 

 羽田空港の利便性と機能拡充がもたらす効果を、地元に波及させ、区の発展につなげるためにも、京急蒲田駅へのエアポート快特の停車につきましては、京浜急行電鉄株式会社に強く申し入れをしているところでございます。区といたしましては、京急蒲田駅の重要性に対応したダイヤ編成となるよう、あらゆる機会を捉えて引き続き強く要望をしてまいります。

 京浜急行連続立体交差事業は、昨年上り線が高架化し、平成24年度には下り線も高架化します。踏切利用者の8割が利用する区道25箇所の踏切が除去され、区民の安全性が確保されるとともに、鉄道による地域の分断が解消され、一体的なまちづくりが推進されるものと考えております。
 私は、工事の早期完了に向け、責任を持って区の役割を果たすことが重要と考え、必要な事業費を平成23年度当初予算に盛り込みました。京浜急行電鉄においても、区が果たすべき役割を着実に果たしている姿勢をしっかりと認識し、鉄道事業者として責任を持った対応をすべきであると考えております。議員の皆様におかれましても、京急蒲田駅停車問題につきましては、同じ思いを持っていただいていると思います。なにとぞ、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 「おおた未来プラン10年」に基づくプランの策定状況について、3点ご報告を申し上げます。
 一点目の「大田区環境基本計画」は、産業のまち大田区の特性などを踏まえながら、区の施策を環境という視点から整理・体系化し、地球温暖化対策や生物多様性の保全なども含めた計画として23年度末を目標に策定したいと考えております。

 二点目は、「どこでも、誰でも、自由に、使いやすく」を基本に、まちづくりを推進する「大田区ユニバーサルデザインのまちづくり基本方針」の策定でございます。区民や地域の関係団体の皆様とも検討を行い、区民説明会及びパブリックコメントを経て、様々なご意見を反映し、今年度中に基本方針を策定をいたします。

 三点目は、障がいのある方やそのご家族の生活を総合的にサポートする拠点となる「(仮称)障がい者総合サポートセンター」について基本計画を策定し、2月15日に公表をいたしました。策定にあたりましては、各障がい者団体からご選出いただいた委員を中心とした「大田区地域自立支援協議会」における議論や、パブリックコメントなどで、広くご意見を賜りました。サポートセンターの建設地は、大森赤十字病院の隣地としたいと考えております。来年度は基本設計を進め、平成26年度には運営を開始するスケジュールで取組んでおります。障がいある方が安心していきいきと暮らせる地域をつくるため、障がい者福祉施策全体の再構築も進める予定でございます。

 

 続きまして、区民の皆様の生活に密着し、地域の魅力を高める施設のオープンと工事の進捗状況についてご報告申し上げます。
 (仮称)大森北一丁目開発事業の「大森複合施設ビル」通称:Luz(ラズ)大森は、おかげさまで間もなくオープンの運びとなります。
 この事業は、区にとって初の公共施設と民間商業施設の複合施設として、地域の活力とにぎわいの創出を目指すものでございます。民間商業施設を含むビル全体のオープンは、3月30日の予定でございますが、区民の利便性を考え、公共施設であります入新井特別出張所と自転車駐車場が3月22日、入新井図書館が3月30日、入新井集会室が4月1日に、それぞれオープンをいたします。施設の1階には、地域のNPO法人が運営するインフォメーションセンターが開設され、大森を中心とした地域情報・観光情報などの発信拠点となるよう大いに期待しております。

 大田区総合体育館につきましては、着工後1年7か月が経過し、困難であった地下部分の工事も終りに近づき、いよいよ地上部の柱を立ち上げるまでになっております。平成24年3月竣工、6月末の開館を目指し、皆様の期待に応えられる施設となりますよう整備計画を推進しております。

 高齢者の皆様が、大田区において、いきいきと住み続けて頂けるための施策についてご報告をいたします。豊かな知識や経験をお持ちの元気な高齢者の皆様が、区には多数いらっしゃいます。私は、まちの元気は高齢者の方々の笑顔の数に比例すると感じています。地域の中でたくさんの笑顔をつくる一つの試みとして、区では、この元気な高齢者の皆様が、地域でご活躍いただくためのネットワークづくりを進めているところでございます。3月1日には、就労や社会参加などを支援するイベントも開催いたします。
 3月18日からは、矢口二丁目公園に高齢者向けの健康遊具を設置し、区内2箇所目のいきいき公園体操教室を開始いたします。高齢者の皆様には、参加者としてまた、指導員としても、お力添えを頂きたいと考えております。

 続きまして、平成23年度の当初予算案についてご説明させていただきます。4月に区長選挙を控えておりますことから、私の思いといたしまして、新たにこういうことをやりたいというものもございましたが、それらにつきましては、当初予算への計上を見送り、一方で区民生活に必要不可欠な施策に関する経費を計上いたしました。
 
 平成23年度の予算案の規模は、一般会計総額で2,308億8,219万円、対前年度比約1.8%の41億円増となりました。
 歳入面では、基幹歳入である特別区税と特別区交付金は、昨年度と比べ13億円の微増を見込み、さらに68億円の財政基金の取り崩しを計上しました。歳出面では、生活保護費等扶助費が増大する一方、定数削減等に伴う人件費12億円の削減と、厳しい財政状況を踏まえ全庁あげての徹底した経費節減を断行いたしました。その結果、一般財源で33億円の削減を達成しております。
 予算規模が大きくなりました要因は、扶助費を中心に義務的経費が33億円の増となったことや区立保育園の新設・改築、特別養護老人ホーム整備の助成など、区民の皆様が地域で安心して暮らしていただくための投資的経費も前年度比36億円の増額となったことなどです。
 23年度予算案は、「区民の暮らしを支え、魅力と活力のあるまちづくりを進めます」というキャッチフレーズを掲げ、予算編成をしております。6分野に分けた各事業の主な施策についてご説明をさせて頂きます。

 まず、健康・福祉・医療の分野から2点ございます。
 一点目は、区民の皆様の健康を第一に、各種ワクチン接種助成を拡充いたしました。子宮頸がんワクチンは、中学生を対象に、接種費用の全額を助成いたします。小児肺炎球菌ワクチンは、生後2か月から2歳未満を対象に、接種費用のうち4,000円を助成してまいります。

 二点目は、高齢者の方の地域密着型サービス施設などを整備いたします。「小規模多機能型居宅介護事業」は1施設、都内で1番の整備率を誇る「認知症高齢者グループホーム整備事業」は、さらに3施設の整備費を助成します。あわせて低所得で日常生活のケアが必要な高齢者を対象とした都市型軽費老人ホーム整備の助成を行います。また、地域の方々の力をお借りしながら、見守り体制の強化を図るなど、高齢者の皆様が、住み慣れた地域で、健康でいきいきと暮らせように支援してまいります。

 子育て・教育の分野から、2点ご説明いたします。
 一点目は、保育所の待機児童解消に向けた取り組みでございます。
  平成22年度は、グループ保育室の新設など様々な施策を展開した結果、4月の待機児童数402名に対し、540名を超える保育サービス定員の増加を図りました。23年度も増加する保育ニーズに応えるため、区立入新井保育園および森が崎保育園の改築に伴い、定員の拡充を図るとともに、鵜の木特別出張所と合築で保育園を新設いたします。また、民間保育所4施設と、認証保育所2施設の開設を支援します。これらの取り組みにより、23年度は320名の定員増を図ってまいります。

 二点目は、東京工業大学等との連携による理科教育の推進でございます。「おおたサイエンススクール」の実施や「おもしろ理科教室」など、区の理科教育を推進し、理科好きで、日本の科学技術を担う人材を育てていこうと考えております。 
 安全・安心からは、住宅リフォームの助成についてであります。
 区民が、防犯・防災やバリアフリーなどの目的で、区内業者に工事を発注して、住宅リフォーム工事を行う場合に、工事費用の5%、10万円を限度に費用を助成いたします。

 産業・環境の分野から、2点ご説明をいたします。

 一点目は、区内中小企業の技術力や製品開発力の向上により競争力の強化と産業の活性化を図るため、新製品・新技術開発に要する経費の一部の支援を拡充いたします。
 新たに「実用化・製品化助成」を開始し、試作段階の開発を終えてデザイン・知的財産権など実用化・製品化に取り組む企業へ、100万円を限度に支援する事業を開始したいと考えております。

 二点目は、区内工場立地・操業環境整備助成事業を実施いたします。東糀谷で検討中の環境に優しい次世代工場アパートプロジェクトなど、民間と連携した産業支援施設の整備を進めてまいります。景況の悪化や後継者不在等による工場数の減少を食い止めるとともに、産業競争力を培うため、ものづくり事業者による区内工場の新増設などにも支援してまいります。

 観光・文化分野からは、「おおたの新たな魅力創出事業」を推進します。来訪者の皆様が、大田区の魅力を実感できるよう、多言語や図記号を用いた観光案内サイン推進事業や観光協会主催の各種ツアーへの企画支援、また有効なメディアを利用したPR活動を強化してまいります。

 魅力あるまちづくりといたしましては、区の二つの中心拠点であります蒲田と大森のまちづくりを推進してまいります。羽田空港に隣接している蒲田駅周辺は、国際都市としてのまちづくりを「蒲田駅周辺地区グランドデザイン」に基づき進めております。大森駅周辺につきましては、「大森駅周辺地区グランドデザイン」を本年度策定予定であり、それぞれのグランドデザインを基に地元の方と協議しながらにぎわいのある個性あふれるまちになるよう対応してまいります。

 平成22年度一般会計補正予算第4次につきましては、人件費と執行見込み等による減額と障害者自立支援給付に係る介護給付費・訓練等給付費、新型インフルエンザ予防接種費用等の増額などにより、補正額は、歳入歳出それぞれ17億円余の減額となっております。

 私は、平成19年4月に区民の皆様の信託を受け、区長に就任をさせていただきました。
 社会経済状況の変化や区民の期待をしっかりと受け止め、「変えるべきは変える」との強い信念から、羽田空港国際化などの区政を取り巻く環境変化を先取りし、攻めの気概をもって、対処してまいりました。
 区長就任後3カ月で「大田区緊急2か年計画」を策定し、20年10月には、区政の将来像であります『地域力が区民の暮らしを支え、未来へ躍動する国際都市 おおた』を掲げ、「大田区基本構想」を区議会でご議決いただき25年ぶりに装いを新たに策定することができました。21年3月には、「おおた未来プラン10年」を策定し、「地域力」「国際都市」をキーワードに、119の計画事業を着実に遂行するよう努めてまいりました。

 区民の皆様が主役となり、地域でご活躍いただけるます「地域力応援基金助成事業」を創設し、18の特別出張所を地域力の推進拠点と位置付けました。また、区民の皆様が健やかに元気に暮らしていただくために「大田区入院医療協議会」を設置し、積極的な待機児童対策やおおたっ子広場の開設を実施しております。地域で生涯安心して暮らしていただく高齢者の皆様のためには、介護予防教室やいきいき高齢者入浴事業の実施、家族介護者の支援などを、産業分野では、景気停滞の中にある区内中小企業を支援するため、緊急経営強化資金の融資斡旋やプレミアム商品券の販売など積極的に事業を展開してまいりました。
 「国際都市おおた」の実現のためには、国籍・文化を越えて互いを理解し合うための「多文化共生推進センター」の設置や、日本の玄関口としての羽田空港を擁する強みを活かし、区の魅力をこれまで以上に区内外に発信していく観光施策への支援を積極的に実施しております。

 その結果、90%を超える非常に高い水準で未来プランが、確実に前進している状況となっております。これは、4年前の区長選挙のマニフェストで掲げた「強い政治力」をもって区政運営を行ってきた証であると自負しております。
 この間、区議会の皆様のお力添え、ご指導をいただきながら施策の推進に努めてきたところでございます。この4年間を締めくくるにあたり、区議会の皆様、区民の皆様にあらためて心からの御礼を申し上げます。

 本定例会に提出いたしました案件は、平成23年度大田区一般会計予算案など予算案9件、条例案15件、その他議案4件、報告議案4件でございます。いずれも後ほど上程の際、順次ご説明申し上げますので、よろしくご審議を賜り、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、招集のごあいさつといたします。ありがとうございました。

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