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地域力・国際都市 おおた


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平成23年第4回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2011年11月28日

平成23年11月25日

 本日、平成23年第4回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様のご参集を賜り、厚く御礼申し上げます。

 秋も深まり、寒さが身にしみる季節となりました。
 新聞・テレビ等では、連日、円高について報道されております。ギリシャの財政危機、イタリア・スペインの国債の下落等、ヨーロッパでの信用不安の広がりを受けて、世界経済は大きくゆれ動いており、国内の景気、大田区の産業にも影響を及ぼしております。このような世界経済の状況とともに、景気対策、震災復興対策、TPP交渉参加問題など、国政の動向について、今後どのように推移していくのかを注視し、的確に対応してまいりたいと考えております。

 大田区では、今年の秋も様々なイベントが行われ、たくさんの区民の皆様と触れ合う機会がございました。地域活動に熱心に取り組んでおられる区民の皆様の姿を拝見いたしますと、大田区の「地域力」を力強く実感することができます。

 毎年、秋には、芸術やスポーツのイベントが行われています。区民の皆様による芸術・文化活動の発表と鑑賞、交流の機会として、「大田区文化祭」を10月7日から11月27日までの期間、開催しております。また、10月10日の体育の日を中心に、「大田区区民スポーツまつり」として、区内の各会場で様々なスポーツやレクリエーションが行われました。区民の皆様が、様々な文化活動やスポーツに熱心に取り組んでいる、いきいきとした姿を拝見いたしました。

 10月15日、16日には、第4回目を迎えた「おおた商い観光展2011」を、大田区産業プラザで開催いたしました。今年は、初日の悪天候にもかかわらず、2日間で1万人を超える入場者数がございました。
 展示会では、区内の商店や企業をはじめ、大田区の友好都市である長野県東御市や秋田県美郷町、さらには東日本大震災の被災地からも出展があり、計120以上の企業・団体が出展いたしました。
 観光展一日目には、「チャンスと地域力を活かした観光振興」をテーマとする観光シンポジウムを開催いたしました。パネリストとして、NHK連続テレビ小説のチーフプロデューサーを始め、観光庁、商業関係などの方々をお招きし、リレー講演やパネルディスカッションを実施いたしました。
 また、大田区商店街連合会や大田観光協会などのご協力により、「おおたの逸品認定商品」の表彰、大田の観光スポットを再発見するツアーなどのイベントも併せて実施いたしました。ご来場の皆様に、大田の魅力を紹介できたと考えております。

 10月16日には、六郷用水400周年、六郷水門80周年を記念する「六郷用水せせらぎウォーキング」を開催いたしました。「用水コース」と「水門コース」の2つのコースを用意し、ゴールはともに「おおた商い観光展」開催中の産業プラザといたしました。区内のみならず広く神奈川や千葉、埼玉などから1,300名を超える多くの方々の参加がありましたが、コースの各ポイントでは、まちの皆様による、その地域ならではの「おもてなし」があり、多数の皆様から感謝のお言葉をいただきました。

 10月22日、23日の両日には、羽田空港国際線ターミナルで、羽田空港国際化1周年記念イベント「いらっしゃいOTA」を開催いたしました。大田区のご当地グルメの紹介や、雅楽、太鼓、チアリーディングなどの大田の芸能演目の披露、羽田神輿や銭湯壁画、パネルなどの展示を行いました。2日間で約16,000名もの方々に大田区の魅力をPRできたと思っております。

 昨年10月の羽田空港再拡張・国際化から、早いもので1年が経過いたしました。路線も順次拡充され、現在世界14都市との間で国際定期便が就航しております。大田区は昨年を「国際化元年」と位置づけ、国際交流や多文化共生の取り組みを積極的に進めるとともに、観光面においても、区の魅力を内外にアピールしてまいりました。区内各地域においても活発な取り組みが続いております。
 今年は羽田空港国際化1周年であるとともに、空港開港80周年にあたります。空港の沖合展開と再拡張によって生じた跡地の有効活用は、地域の活性化と日本再生の起爆剤になるものと確信をしております。
 この1年間の成果をより着実に、そしてより大きなものに育てていく必要があります。蒲田が国の訪日外国人旅行者受入戦略拠点に選定されたことも、区の観光推進の大きな一歩であります。今後とも「国際都市おおた」を世界に発信し、にぎわいの創出に向けた取り組みを進めてまいります。

 前回の定例会でご報告いたしましたが、東京都が国際戦略総合特区として国に申請いたしました「アジアヘッドクォーター特区」の中に、羽田空港跡地が特区エリアのひとつとして位置づけられました。この特区構想のエリアは、「新宿駅周辺」「渋谷駅周辺」「品川駅・田町駅周辺」「東京都心・臨海地域」と「羽田空港跡地」の5地域となっております。
 国際戦略総合特区の選定については、11月18日に内閣府の検討会によるヒアリングを終えたところでございます。年内には、内閣総理大臣を本部長といたします「総合特別区域推進本部」により、第一次申請分について結論が出されると聞いております。その後、最終的には、全国で5件程度が指定される運びとなっております。狭き門ですが、実現に向けて力を尽くしてまいりますので、議員の皆様、区民の皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

 11月12日、13日には、今年で22回目を迎える「OTAふれあいフェスタ2011」を開催いたしました。2日間とも天候に恵まれ、過去最多だった昨年と同数の35万5千人の皆様にご来場いただきました。
 オープニングセレモニーには、東松島市の阿部市長をお迎えいたしました。市長は、これまでの大田区や区民の皆様の支援に、何度も感謝の言葉を述べられました。私からは、大田区在住の書家、金澤翔子さんに被災地復興を願って書いていただいた「絆」の書を贈呈いたしました。市長からは、東松島市復興のために作られた「絆」のジャンパーをいただきました。また、区民の皆様からいただいた寄付金を活かして、東松島市の市民センターで使用する机、椅子を贈呈することとし、目録をお渡しいたしました。
 今年は、被災地復興支援として東松島市応援ブースを設置し、被災地支援ボランティアの方と東松島市の方が一緒になって特産品販売を行いました。また、被災地から大田区へ避難されている方々もお招きをいたしました。
 大森ふるさとの浜辺公園の会場では、2013年に東京で開催される国民体育大会において、大田区での開催が決定したカヌー競技のデモンストレーションを実施いたしました。また、大田文化の紹介ゾーンでは、来年4月から始まるNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に先駆け、「梅ちゃん先生の住んだ大田のまち展」を行いました。
 地域の力により、地域のふれあいと交流の輪がひろがり、多くの区民の方々と楽しい時間を共有できた2日間となりました。フェスタ開催にあたり、区民の皆様をはじめ、各種団体、企業、関係機関等から多大なご協力をいただきましたことを、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

 今月、11月は、「児童虐待防止推進月間」でございます。
 児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加しており、特に子どもの生命が奪われる重大な事件も後を絶ちません。児童虐待問題は、社会全体で早急に解決すべき重要な課題の一つであります。こうした状況から、児童虐待防止法が施行された11月を児童虐待防止推進月間と位置づけ、全国的にこの問題に対する社会的関心の喚起を図っております。
 児童虐待の相談が増加している要因の一つに、家庭や地域の養育力低下が挙げられております。以前は、大家族の中で親戚や隣近所の方々に助けられながら、みんなで子育てをしていましたが、現在は、子育て家庭が孤立しがちな状況がございます。
 人と人とのつながりが、子どもの成長と子育て家庭を支える重要な力であることは、昔も今も変わりません。関係機関の方々との隙間のない連携を作り上げ、地域力で「子育て・子育ち・親育て」を支援してまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

 12月4日から10日までの一週間は、「人権週間」でございます。
 児童虐待やドメスティック・バイオレンス、インターネットや携帯サイトへの差別的な書き込みなどが後を絶ちません。最近では、原発事故により避難されている方々への心ない言動が報じられるなど、他者への思いやりの心が薄れてきていると感じられることがあります。
 区では、基本的人権の重要さについて正しい理解と認識を深めていただくために、様々な啓発活動を行っております。12月2日には、人権週間講演会を大田区民ホールアプリコで開催いたします。講師には、猿まわし師の村崎太郎さんをお迎えし、「橋はかかる〜被差別部落に生まれ育って〜」というテーマで、ご自身の体験に基づいたお話と歌をご披露いただきます。多くの方のご来場をお待ちしております。

 これからオープンする施設について、2件ご報告をさせていただきます。
 まずは、萩中集会所のリニューアルオープンについてでございます。
 萩中集会所は、施設の老朽化が進んだため、この間、改築工事を進めてまいりましたが、12月3日のオープンの運びとなりました。12月4日から利用開始となる施設には、200人規模の会議室、大小の体育室、バリアフリーに配慮したキッズルームやシルバールーム、レストラン等があり、乳幼児から高齢者まで、幅広い世代が利用し、交流できる施設となります。今後も、より多くの区民の皆様にご利用いただければと思います。

 次に、大森清掃事務所の建て替え・移転について、ご報告を申し上げます。
 大森清掃事務所は、施設の老朽化に伴う建て替え工事のため、仮庁舎で業務を行ってまいりましたが、12月12日から新庁舎での業務を開始いたします。新庁舎は、バリアフリーへの対応や屋上・壁面緑化、太陽光発電システムの設置など、来庁される方への利便性と、省エネルギーや自然環境にも配慮した建物となっております。

 東日本大震災の被災地支援グッズとして、前回定例会で土のうスタンド「大田の輪」をご紹介いたしましたが、これに続く第2弾として、汚泥除去スコップ「大田すくいの手」をご紹介いたします。
 被災地支援ボランティア調整センターでは、東松島市での被災地支援活動の経験から、ボランティアと大田区の町工場の連携による「被災地支援のものづくり」を進めておりますが、この度、汚泥除去のための新型スコップを開発いたしました。津波被害を受けた東松島市の住宅は、床下まで汚泥が入ってきております。床下の汚泥撤去は、通常のスコップではとても大変な作業でございます。そこで、溜まった汚泥を効率よく除去でき、しかも手首に負担をかけないという視点で、スコップが開発されました。
 新型スコップ「大田すくいの手」の命名は、「泥をすくい、被災地の人々を救いたい」という大田区民の願いをこめたものでございます。全国的に反響を呼び、新聞やテレビでも取り上げられております。土のうスタンド「大田の輪」と同様に、今後、被災地で有効に活用していただければと考えております。

 大田区総合防災力強化検討委員会について、ご報告をいたします。
 この間、学識経験者や防災関係機関、自治会・町会、その他区内各団体の代表にご参画いただいております「大田区総合防災力強化検討委員会」におきまして、大田区における防災対策上の課題整理と今後の対策について、検討を進めていただいております。これまで3回の会議を経て、報告書素案を作成いただき、11月24日から、パブリックコメントを実施しております。12月16日までに区民の皆様からご意見をお受けすると共に、12月11日に区民説明会、1月17日には第4回検討委員会を開催し、報告書を取りまとめていただく予定でございます。区ではこの報告を、地域防災計画をはじめとする各プランや施策、事業に反映させ、大田区の防災力を高めてまいります。

 小中学校において、放射線量が比較的高かった花壇などの土壌について、除染処理が終了いたしましたのでご報告いたします。
 10月初めに、馬込第二小学校校庭の花壇の雨どい付近で毎時0.64マイクロシーベルトの数値が検出され、類似の形態の雨どいが設置されている学校につきまして、空間放射線量の緊急調査を実施いたしました。
 この結果を踏まえまして、国立大学法人東京工業大学の助言により、校舎屋上の放射線量が高い学校については、屋上や雨どいの洗浄を行いました。その上で10月28日より、放射線量の高い土壌を取り除き、土のう袋に詰めた後、耐久性などに優れたバックに入れ、さらにシートでおおい、60cmの土をかぶせる処理を行いました。
 この除染処理につきましては、11月22日までに終了し、除染後の空間放射線量の数値は、いずれも毎時0.25マイクロシーベルトを下回っております。
 今後とも、東京工業大学のご協力をいただきながら、保護者の皆様が不安を抱くことのないよう、適切に対応してまいります。

 次に、宮城県女川町の災害廃棄物の受け入れについて、ご報告をいたします。
 昨日11月24日、特別区長会、東京都市長会及び東京都、女川町、宮城県は、宮城県女川町の災害廃棄物を、都内の清掃工場において円滑に処理するよう相互に協力することを目的とした基本合意を締結いたしました。同日、宮城県、東京都及び財団法人東京都環境整備公社の3者は、「災害廃棄物の処理基本協定」を締結し、宮城県女川町の可燃性廃棄物を受け入れることといたしました。
 この合意に先立って特別区長会総会において、女川町長や宮城県から現地の状況をお聞きする機会があり、女川町長からは「現地でもできるだけ処理する努力をしている。皆さんにすべてをお願いするということは考えていないが、一歩でも二歩でも前へ進めるよう検討をお願いできないか」と大変切実な訴えがありました。特別区長会では、被災地の状況に鑑み、復興を全力で支援する観点から、女川町の災害廃棄物を受け入れ、清掃一部事務組合のすべての工場で処理する方針を確認したところでございます。
 現地で実施した焼却試験等のデータを分析した結果、災害廃棄物の安全性は十分確保されていると判断しておりますが、その上で、より安心していただけるよう、本格的な受け入れに先立ち、大田清掃工場と品川清掃工場の2工場で焼却試験を実施して、精密に分析し、再度、安全性を確認することにいたしております。
 復興支援という観点から、議員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 本定例会に提案いたします「大田区船着場条例」について、ご説明いたします。
 現在、今年度末の竣工を目指して、羽田空港に隣接する海老取川の天空橋付近に、防災船着場の設置を進めております。この船着場は、災害時の水上輸送拠点として活用するとともに、日頃から区内外の桟橋と結び、水上輸送ネットワークを形成することで、観光振興をはじめ地域の発展のために活用していきたいと考えております。
 本条例では、防災や平常時利用について規定するとともに、船着場使用者の所属する団体を事前に区に登録することで、適正な利用を図っていくことなどを盛り込んでおります。また、船着場の運用に関する手続きや制限する行為、料金体系などについて定めております。

 本定例会に提案いたしました案件は、一般会計第4次補正予算のほか、介護保険特別会計第2次補正予算、条例案9件、その他議案15件、報告議案5件でございます。
 一般会計第4次補正予算案は、生活保護世帯増に伴う生活保護費の増額、新・元気を出せ!商店街事業、私立幼稚園就園奨励費の一部補助単価増にかかる経費等について計上しております。補正額は、歳入歳出それぞれ12億4千万円余の増額となっております。

 各議案につきましては、いずれも後ほど上程の際、順次ご説明を申し上げますので、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げ、招集のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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企画課

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FAX :03-5744-1502
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区長あいさつ(区議会でのあいさつ)

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