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地域力・国際都市 おおた


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平成24年第1回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2012年2月24日

平成24年2月23日

 本日、平成24年第1回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様のご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 今年の冬は、例年より厳しい寒さが続いており、池上梅園の梅も開花が遅れているようでございます。所により咲き始めている花もありますが、まだほとんどつぼみの状態で、見頃は3月上旬になりそうだとのことでございます。
 区民の皆様も梅の花が満開に咲くさまを心待ちにされていることと存じます。梅の花を愛でる区民の皆様の笑顔を私も心待ちにしたいと思います。

 昨年3月11日に発生いたしました東日本大震災から、まもなく1年が経過しようとしております。区は、昨年4月に、区内団体・区民の皆様と区の協働で「大田区被災地支援ボランティア調整センター」を開設し、被災地でのボランティア活動に、継続的に取り組んでまいりました。1月末現在までの実施回数は77回、参加者実人数1,638名、延べ人数4,673名となっております。
 私は、2月19日の日曜日に、東松島市で行われました「ランチ交流会」に参加をさせていただきました。昨年8月より、7回目となりますが、今回の交流会では各関係者のご協力により、落語やカラオケ、ちゃんこ鍋の振る舞い等、多彩な催しが行われ、600名余の被災者の方々と心のこもった暖かい交流の場となりました。
 3月11日は、被災地各地で慰霊祭が行われます。大田区といたしましても、東松島市での慰霊祭に参列するとともに、3月11日を前後して、防災講習会やボランティア激励会等、種々の取り組みを行ってまいります。
 被災地の一日も早い復旧・復興を願い、息の長い支援に取り組んでまいりますので、引き続き区民の皆様、区議会議員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 さて、今年は、大田区にとって注目を集め、転機になる年だと考えております。今年の干支は、辰年でございますが、大田区にとって、竜のごとく上昇する年にしたいと思っております。

 昨年12月22日に、東京都が申請しておりました「アジアヘッドクォーター特区」が、国の国際戦略総合特区として指定を受けました。この特区構想は、グローバル企業のアジア統括本社と研究開発拠点の誘致により、日本を「アジアの中心拠点」として復活させることをめざしております。
 指定区域には、大田区が提案しておりました羽田空港跡地第1ゾーンが含まれております。区は、国際化した羽田空港との隣接性を活かし、世界に開かれたゲートウェイとして、空港跡地に予定している産業交流施設の機能を活用して、対日投資のワンストップサービスや、海外企業と区内中小企業を含む国内企業とのビジネスマッチングなど、特区構想の一翼を担い、区内中小企業の新市場や新技術の創出につなげてまいります。
 このことは、大田区をはじめとする国内のものづくり産業の再生につながるとともに、東京の魅力を高め、世界に誇れる都市への発展に寄与するものと考えております。
 今後、国や東京都との連携を強めながら、本特区を有効に活用し、大田区、首都東京、ひいては日本の国際競争力の向上をめざしてまいります。

 また、この4月から、NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の放送が始まります。このドラマは、戦後復興期の蒲田を舞台とし、命と向き合う女性医師の奮闘記を描いたものでございます。この放送を機に、蒲田をはじめ大田区への注目が更に高まるよう、区といたしましても、観光振興と地域活性化に向けて、数々の事業を展開してまいりたいと考えております。
 昨年末には、地域の皆様や区議会議員の方々、観光・産業関係機関等と連携し、まちおこしの機運を高めていくために、「大田区 梅ちゃん先生 推進委員会」を立ち上げました。ドラマの放送は、4月から9月までの半年間となります。一過性の取り組みとならぬよう、継続的な効果を生み出すための事業を推進してまいります。
 観光のまちづくりを推進するためには、区民や関係機関等の皆様との協働が不可欠となります。アイデアの提案や、自発的な取り組み、連携など、皆様には引き続いてのご支援とご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。

 昨年3月に発生いたしました東日本大震災は、甚大な人的・物的被害をもたらすとともに、原子力発電所の事故もあり、被災地のみならず日本全体の社会経済のあり方に大きな影響を及ぼしました。
 日本経済にとっては、リーマンショックに端を発した世界同時不況の影響から立ち直りの兆しを見せ始めた矢先の震災であり、その後の欧州の政府債務危機、歴史的な円高水準の長期化、雇用情勢の悪化懸念など、依然として景気低迷からの脱却に向けた道筋は、不透明なものとなっております。
 中小企業が集積する大田区におきましても、業績が好転している企業もございますが、多くの企業が依然として厳しい経営状況となっていると、私自身、強く実感をしているところでございます。

 区財政におきましては、景気後退の影響を受け、特別区税や特別区交付金といった基幹財源が減少傾向にあり、一方で、雇用環境の悪化や少子高齢化により、社会保障関係経費が増大するという二重の課題に直面しております。
 厳しい財政環境にあっても、区財政の健全性を堅持するとともに、社会経済状況の変化によって、新たに生ずる区民ニーズに対しても的確・迅速に応え、区のめざす将来像「地域力が区民の暮らしを支え、未来へ躍動する国際都市 おおた」の実現に向け、着実に取り組んでまいります。

 平成24年度予算におきましては、事務事業の見直しや未来プランの点検を行うとともに、2年連続の5%マイナスシーリングで、予算を編成してまいりました。
 予算案の規模は、一般会計総額で2,264億4千万円余、対前年度比44億3千万円余、1.9%の減額となりました。厳しい社会経済状況を反映し、扶助費や特別会計への繰出金を中心とした社会保障関係経費が増額となる一方で、人件費や消耗品などの需用費、委託料などの経費を精査・節減いたしました。
 歳入のうち、半分以上を占める特別区税と特別区交付金の合計は1,226億円で、前年度比2.1%の減収を見込みました。歳出のうち、未来プランに掲げた施策を着実に推進するため、245億円を計上いたしました。一般会計予算額2,264億円の約11%を占める規模となっております。

 平成24年度予算案につきましては、「安全と安心を地域の絆で守り、未来へ輝くまちづくり」というキャッチフレーズを掲げさせていただきました。
 新年度の予算案に盛り込みましたいくつかの事業につきまして、6つの分野に分けて、ご説明を申し上げます。

 まず、「健康・福祉・医療」の分野から、3点でございます。
 一点目は、「スポーツ健康都市宣言記念事業」でございます。
 区民の誰もがスポーツや運動を身近に行うことで健康を維持し、地域の絆を深めることを目的に、議会のご賛同もいただきながら、6月30日の大田区総合体育館の開館に合わせて、「スポーツ健康都市宣言」を行いたいと考えております。
 この宣言を記念し、区民のスポーツや健康に対する意識を高めるきっかけづくりとなる事業を実施し、「スポーツ健康都市おおた」にふさわしい施策を推進してまいります。

 二点目は、「高齢者見守り体制の充実」でございます。
 全ての高齢者が、住みなれた地域でいつまでも安心して暮らしていただけるよう、高齢者の相談窓口である「さわやかサポート」20か所全てに、高齢者見守りコーディネーターを配置いたします。主な業務内容は、継続的な地域とのネットワークづくりと、支援が必要な高齢者を把握するための訪問調査等でございます。自治会・町会や商店、民生委員や福祉・医療の専門職からの情報を、さわやかサポートに集約し、福祉サービスを提供できる体制を整備してまいります。
 さらに、65歳以上の全ての高齢者を対象とした、高齢者見守りキーホルダー登録事業を開始いたします。住所・氏名・緊急連絡先・かかりつけ医等の情報を、さわやかサポートを通じて区に登録することで、外出時や自宅での緊急時に、迅速・的確な情報把握と対応を行うことができます。この事業は、「地域力応援基金助成事業」で、初めてジャンプアップ助成の交付を受けた団体の事業を、区の施策に活かすものでございます。

 三点目は、「小児救急支援事業」でございます。
 小児救急医療を維持継続していく区独自の支援事業として、小児の初期救急から二次・三次救急までの切れ目のない医療体制の整備事業を支援いたします。
 区内の医師会、小児科のある病院、薬剤師会と区が協働して、小児救急医療を維持継続していくために、大田区小児救急整備構想を検討し、医療体制の整備充実、救急医療を担う医師の確保と育成、区民意識の啓発に取り組んでまいります。
 区はこの事業に対し、平成24年度から3年間の緊急支援事業として、小児科医の雇用経費等、事業経費の一部を助成することといたしました。

 次に、「子育て・教育」の分野から、2点でございます。
 一点目は、「待機児童対策の充実」についてでございます。
 保育園待機児童の解消に向けた取り組みについては、保育サービス基盤の拡充を計画的に進めるため、平成23年度から平成25年度までの3年間で保育サービス定員1,000名増を目標とする「大田区保育サービス基盤拡充のための3か年プラン」を策定いたしました。
 3か年プランの初年度である平成23年度は、区民住宅の空室を活用した「北糀谷グループ保育室」の開設など様々な施策を展開した結果、目標数380名を超える保育サービス定員の増加を図りました。
 平成24年度も、区立森が崎保育園の改築に伴い、定員の拡充を図るとともに、鵜の木特別出張所の改築に併せて、新たに民間保育所を開設いたします。民間保育所3施設と認証保育所3施設の開設を支援するほか、パートタイム勤務等の利用者のニーズに対応した保育サービスを新たに提供いたします。これらの取り組みにより、24年度は、320人の定員増を図ってまいります。

 二点目は、「児童虐待対策の強化」についてでございます。
 子育て家庭や子ども自身の抱える課題が多様化するとともに、育児ストレスや家庭環境等が要因となる児童虐待相談が増加し続けております。虐待通報専用ダイヤルの設置や、子ども家庭相談員の増員により、要支援家庭の早期発見・早期支援に努め、特別な支援を必要とする家庭等へのサポートを強化してまいります。

 次に、「安全・安心」の分野から、2点でございます。
 一点目は、「区立保育園・民間保育所・福祉避難所における防災備蓄物品の確保」についてでございます。
 区立保育園に防災備蓄食料を配備することにより、園児の安全・安心を確保し、民間保育所には、震災対策費として防災備蓄食料購入経費を助成いたします。
 また、福祉避難所に予定している区立の障がい者施設には、衛生用品・防災備蓄消耗品等を配備し、避難所の開設・運営に向けた体制を整えてまいります。

 二点目は、「被災地支援ボランティア調整センターの運営」についてでございます。
 東日本大震災の被災地及び大田区へ避難している被災者を支援するため、「被災地支援ボランティア調整センター」を引き続き運営し、被災地の一日も早い復旧・復興と区内避難者の生活を支えてまいります。
 また、そこで培ったノウハウや人材を、区内の発災時に生かしてまいりたいと考えております。

 「産業・環境」の分野から、2点でございます。
 一点目は、「(仮称)東糀谷六丁目工場アパートの開設」についてでございます。
 ものづくり企業の集積の維持・発展に寄与する施設として、民間企業が所有する東糀谷六丁目の工場アパートを借上げ、企業の皆様にご活用いただきます。大規模工場アパートは、本羽田二丁目第2工場アパート(テクノWING)、大森南四丁目工場アパート(テクノFRONT森ケ崎)に続き、3棟目になります。
 本施設の4階部分には、工業PRのための展示コーナーを設けます。大田の工匠100人受賞者など、高度な技術を有する企業の立地を進め、技術・技能の継承を進めるスペースと位置づけてまいります。公益財団法人大田区産業振興協会が、本施設で技術継承講習会を実施する予定でございます。

 二点目は、「エコライフの普及」についてでございます。
 地球温暖化問題を解決するためには、区民一人ひとりの取り組みが重要でございます。
 太陽エネルギー利用機器や省エネルギー機器を設置する区民に、その経費の一部を助成することで、再生可能エネルギーの積極的活用と省エネ生活の推進を図ります。また、「打ち水大会」や「節電チャレンジ」などの環境イベントや、リーフレット配布を通じて、省エネ行動の実施を呼びかけてまいります。

 次に、「観光・文化」の分野から、2点でございます。
 一点目は、「訪日外国人旅行者受入環境整備事業」でございます。
 平成23年度に蒲田が観光庁から「訪日外国人旅行者受入環境整備」の戦略拠点に指定されたことを受け、新しい日本の玄関口である羽田空港を利用する外国人等の方々に対し、利便性の向上へとつながるような事業を展開してまいりました。
 24年度はこの取り組みを拡充し、大田区の観光スポットを周遊するマップの作成や、外国人旅行者をお迎えするお店のおもてなし力を強化するような事業を展開してまいります。

 二点目は、「川瀬巴水コレクションの購入」についてでございます。
 川瀬巴水は、明治16年に生まれ、大正から昭和にかけて活躍し、新版画というジャンルで一世を風靡した馬込文士村を代表する画家でございます。現在の大田区中央・南馬込・上池台に居住しました。
 大田区と深くかかわりのある芸術家の作品を収集し、調査・研究・活用することで、区民が地域に関心と誇りを持つきっかけづくりをしてまいります。
 購入した作品については、郷土博物館で特別展を開催いたします。また、常設展示「馬込文士村」の川瀬巴水コーナーで展示する予定でございます。

 「魅力あるまちづくり」の分野から、2点でございます。
 一点目は、「蒲田・大森駅周辺地区の整備」についてでございます。
 蒲田駅、大森駅周辺地区は、大田区のにぎわいの中心拠点であり、誰からも愛され、何度も訪れたくなる魅力あるまち、区民が誇れるまちとして整備することが求められております。
 両地区それぞれのグランドデザインに基づき、関係機関や事業者、地元団体と協議しながら、駅周辺地区の整備に関する計画を作成してまいります。

 二点目は、「海辺の散策路整備」についてでございます。
 羽田空港を望む臨海部に水と緑のネットワークを形成し、「国際都市おおた」にふさわしい景観やにぎわいのあるまちをつくるため、海辺の散策路の整備工事を行います。
 本年度は大森南四丁目の約380メートルの部分で、利用する方々に配慮したバリアフリー化や通路の拡幅を行う予定でございます。

 次に、2月1日にオープンいたしました「大田区高齢者等就労・社会参加支援センター」について、ご報告をいたします。
 高齢者の就労や社会参加を支援するため、JR蒲田駅西口から近い、社会福祉センターの7階に整備し、運営は社会福祉協議会が行います。愛称は「大田区 いきいき しごと ステーション」でございます。
 概ね55歳以上の方を対象に、無料で職業紹介やボランティア活動の情報提供などを行い、多くの高齢者の方が、経験や知識を活かして地域で活躍できるように支援していきます。
 大田区の多くの企業が、専門的な技術や知識を持つ人材を求めております。経験豊かなシニアの方の仕事探しのお手伝いをし、大田区のものづくり産業や中小企業への就労促進にも努めてまいります。

 京急蒲田駅付近の京浜急行本線及び同空港線の連続立体交差事業の進捗状況について申し上げます。
 この事業は、平成24年度中に全線が高架化され、平成26年度末までに事業を完了する予定となっております。現在のところ、連続立体交差事業に係る工事の進捗は順調に推移しております。全線の高架化について円滑に対応できるよう、万全の体制で臨んでまいりたいと考えております。

 大田区総合防災力強化検討委員会について、ご報告申し上げます。
 東日本大震災は、被災地のみならず、区民生活にも多大な影響を与え、大田区にも多くの教訓を投げかけました。
 昨年7月に設置した大田区総合防災力強化検討委員会は、これまで4回の会議を開催いたしました。昨年11月のパブリックコメントや12月の区民説明会を経て、より広く区民の皆様のご意見を伺い、さる1月25日に報告書をまとめていただきました。
 この報告書を踏まえ、地域力を結集した大田区ならではの防災対策に区民の皆様とともに取り組み、総合防災力の強化に努めてまいります。
 お忙しい中、精力的にご審議をいただいた委員の皆様と、様々な形でご意見やご提案をお寄せくださいました多くの区民の皆様に心より感謝を申し上げます。

 東日本大震災被災地の災害廃棄物の受け入れについて、ご報告をいたします。
 宮城県女川町の災害廃棄物の本格的な受け入れに先立ち、昨年12月に大田清掃工場と品川清掃工場で試験焼却が実施されました。東京二十三区清掃一部事務組合は、その結果を分析し、処理は法令等に適合した内容であったことを、先月末に公表いたしました。この結果を踏まえ、東京都、清掃一部事務組合と共同で2月11日に区民説明会を開催し、試験焼却結果、受入手順及び放射能等環境対策を説明いたしました。
 今後は順次、都内の清掃工場で処理する予定でございます。区といたしましては都及び清掃一部事務組合に対して、区民の安心・安全確保に向け、環境対策を十分に講じるよう、引き続き働きかけてをしてまいります。復興の支援という観点から、議員の皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。

 本定例会に提出いたしました案件は、平成24年度大田区一般会計予算案など予算案8件、条例案32件、その他議案14件、報告議案8件でございます。
 いずれも後ほど上程の際、順次ご説明申し上げますので、よろしくご審議を賜り、ご決定賜りますようお願いを申し上げ、招集のごあいさつといたします。どうも、ありがとうございました。

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