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地域力・国際都市 おおた


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平成26年第3回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2014年9月11日

平成26年9月11日

 本日、平成26年第3回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様のご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 今年も大変に暑い夏でございましたが、昨今の朝夕の風からは秋の訪れを感じます。
 この夏は、日本の各所において過去に例がない集中豪雨が発生いたしました。京都府福知山市では大規模な洪水被害、また、兵庫県丹波市や広島県広島市では大規模な土砂災害に襲われました。犠牲になられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。被災地の一日も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げます。

 気象庁は、これら「平成26年8月豪雨」の分析を踏まえ、今後、異常気象が常態化する可能性を指摘しております。区といたしましては、気象情報と区内各地域の災害データ等を総合的に捉えて対応策を立て、適時適切に情報提供をしてまいります。区民の皆様におかれましても、ご家庭や勤務先はもちろん、地域ぐるみで防災対策を考え、被害を最小限に防ぐようご協力をいただきたいと存じます。

 さて、私は大田区長として、この約7年半の間、世界やアジアといったグローバルな視点から、地域のローカルな課題を捉え、「地域力」と「国際都市」を理念として、これまでにない新しい発想で、大田区政に取り組んでまいりました。
 大田区は、我が国のゲートウエイである羽田空港を擁し、正に「陸・海・空」の結節点として、日本全体の経済成長を牽引しうるポテンシャルを有しております。その意味で、大田区長という職は、区民福祉の向上はもとより、国や東京都などとの連携により、首都圏の活性化、さらには我が国経済の競争力強化にも貢献できるものと自負しているところでございます。大田区役所の果たすべき役割は大きく、4300名余の職員の力を結集して、この重責を果たしてまいりたいと考えております。

 振り返ってみますと、本年4月に行われた内閣府による国家戦略特区のヒアリングに出席いたしました。国家戦略特区の仕組みを積極的に活用し、区政課題の解決を図るとともに、経済成長戦略の一端を担っていく決意を述べさせていただきました。羽田空港跡地のまちづくりをはじめとした8つのプロジェクトを提案いたしましたが、今後策定される東京圏の区域計画に区の考えが反映されるよう働きかけているところでございます。

 我が国の国際競争力を高めるうえで、羽田空港の活用は、大きな鍵となると考えております。本年6月、国土交通省の有識者委員会は、東京都や神奈川県の上空を飛ぶ新たな飛行経路案を公表いたしました。航空機の発着回数の拡大による空港機能の更なる機能強化を目指すものでございます。

 先日、BSフジの生番組に出演いたしました。地元自治体の首長として、航空機騒音については、地域の皆様に対して十分な情報提供とわかりやすい説明を行う必要があることを強く訴えてまいりました。同時に、空港と「共存共栄」を進めていく考えについても述べさせていただきました。
 羽田空港の跡地については、官民連携による国内・海外の企業・人材を結ぶ「成長戦略拠点」と位置付けております。国際ビジネスの環境を整備するとともに、地方の魅力ある文化や産品などを、クールジャパンとして世界に発信していく考えでございます。
 私は、羽田空港をネットワークのハブとして日本各地と海外を結び、ともに成長していく仕組みが、国家戦略にかなうものであり、「国際都市おおた」を具現化するものであると考えております。

 さて、本年7月に「羽田空港と川崎臨海部を直結する連絡道路が整備される見通しになった」との新聞報道がございました。8月に内閣府に赴き、羽田空港周辺と京浜臨海部の連携強化の方向性や諸条件について、国際競争力強化などの視点から、歴史的な経緯などを踏まえ、大田区としての考えを述べてまいりました。その結果、政府において、国と地方による「羽田空港周辺・京浜臨海部連携強化推進委員会」を設置し、さらに、いわゆる神奈川口構想の連絡橋の整備と国道357号多摩川トンネルの整備を同時に進めることについて方針が示されたところでございます。国道357号の神奈川方面への延伸は、区として要望し続けてきた長年の懸案であり、非常に大きな前進と考えております。

 また、東京圏における鉄道の整備につきましては、国土交通省の交通政策審議会鉄道部会における検討が進められております。報道によれば、JR東日本、東急電鉄等の鉄道事業者からさまざまな提案がなされている模様です。新空港線の整備は、首都圏の広域交通ネットワークや首都東京の防災機能を強化するとともに、拡張を続ける羽田空港のアクセス機能を拡充するものとして、幅広いメリットがございます。その実現に向けて、引き続き、関係機関に対する働きかけを強化してまいります。

 私は、防災・防犯、福祉、教育などの多様な分野において、「行政単独では地域の課題解決は不可能である」という認識のもと、国や他の自治体に先んじて、「地域力」を活かしたまちづくりを進めております。私たちが、改めて「地域力」の重み、大切さについて認識したのは東日本大震災でございました。「3.11」の教訓を踏まえ、区民や関係者の皆様と議論を重ね、地域防災計画を大田区の実情を反映させた内容に改訂してまいりました。また、学校避難所を防災活動拠点として、新たな機能の拡充を図るなど、地域力で総合防災力を強化する歩みを続けております。

 また、本年2月には、自治会・町会をはじめとする多様な主体が集い、相互の交流を深め、連携の輪を広げながら、地域の課題を解決していくための活動拠点としての「地域力推進センター」を六郷の地に開設したところでございます。
 今後とも「地域力」と「国際都市」を区政の推進力として、大田区を魅力あるまちにするとともに、世界に向けて発信してまいりたいと考えております。

 続きまして、区政の主な分野ごとに、オリンピック推進、国際都市、産業振興、子育て、教育の諸点についてご報告を申し上げます。

 まず、オリンピック推進の関連についてでございますが、8月16日から28日にかけて、中華人民共和国の南京市において「第2回ユースオリンピック」が開催されました。204の国と地域より、14歳から18歳までの選手、約3,800人が参加し、連日白熱した戦いが繰り広げられました。日本勢も大活躍し、金メダル8個をはじめ合計26個ものメダルを獲得しました。6年後の東京オリンピック大会での活躍が期待されるところでございます。区といたしましては、東京オリンピック・パラリンピック大会に向けた取組みを行動計画として策定する作業を進めております。

 次に、国際都市の取組みとして、9月27日に、羽田空港旧整備場地区の特設会場において、「国際都市おおたフェスティバルin『空の日』羽田」を開催いたします。会場では、世界の文化を体感できる異文化交流ワールドカフェ、世界の料理を堪能できるワールドフードコートなど盛りだくさんの楽しいイベントを企画しております。より多くの区民、在住外国人の皆様に、「国際都市おおた」を実感していただくとともに、国の内外に向けて大いにPRしてまいります。

 次に、産業振興の分野でございますが、10月18日、19日の2日間、大田区産業プラザにおいて、「おおた商い・観光展」を開催いたします。グルメを初めとした大田区の名品を一堂に集め、大田区ならではの魅力を発見・体験していただく一大イベントでございます。今回は、「蒲田映画祭」「さかさ川通り“おいしい収穫祭”」、「蒲田地区商店街ラリーイベント」などとの同時開催とし、その相乗効果をもって、大田区の魅力を発信してまいりたいと考えております。「空の日」イベントとともに、多くの区民の皆様のご来場をお待ちしております。

 次に、子育ての分野でございますが、子ども・子育て支援新制度、待機児解消、放課後における児童の居場所づくりについてご報告いたします。

 平成24年8月に制定された、いわゆる「子ども・子育て関連三法」に基づいて、来年の4月から「子ども・子育て支援新制度」をスタートする予定でございます。新制度により、幼児期の学校教育、保育、地域の様々な子育て支援の量の拡充と質の向上を図り、一人ひとりのお子さんが健やかに成長できる地域社会の実現を目指してまいります。

 次に、喫緊の課題である待機児解消につきましては、「平成26年度大田区待機児解消緊急加速化プラン」の着実な推進により、プランに掲げた保育サービス定員620名増の目標を達成できる見込みとなっております。新制度への円滑な移行に向けて、保育の量的拡大と質の確保に総合的に取り組み、さらなる保育サービス基盤の拡充に取り組んでまいります。また、保育園待機児の増加は、今後、必然的に学童保育の需要増をもたらすことが見込まれます。これに対応するため、放課後の児童の健全育成の場として、小学校の校舎をより一層活用し、すべての子どもの放課後の安全で安心な居場所づくりを平成27年度から実施するため、所要の準備を進めております。

 続いて、教育の分野でございますが、通学路防犯設備整備事業についてご報告をいたします。この事業は、小学校の通学路の安全確保を図るため、今後5年間に、区内のすべての小学校の通学路に防犯カメラを設置する取組みでございます。東京都の補助事業を活用いたしまして、今年度は、まず5校に設置し、通学路における児童の安全・安心を図ってまいります。

 去る9月5日午後、区立小学校に通う女子児童2名が、下丸子のマンション敷地で倒れているのが発見され、お二人とも亡くなられるという大変に痛ましい事故が発生いたしました。次代を担う前途ある子どもたちが、このような形で自らの人生を閉じるということは真に残念でなりません。お子さんを亡くされた保護者の方々、そして共に親しく過ごされてきた児童や先生方の心痛はいかばかりか推し量ることもできません。改めて、お亡くなりになられたお二人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 
 本定例会では、平成25年度各会計歳入歳出決算につきまして、ご認定をお願いしております。このほか、本定例会に提出いたしました案件は、補正予算では、平成26年度一般会計補正予算(第3次)のほか、国民健康保険事業、後期高齢者医療、介護保険の各特別会計補正予算(第1次)の4件、条例案9件、その他議案4件、報告議案3件でございます。
 一般会計補正予算(第3次)では、公共施設整備資金積立基金積立金の積み立て、前年度国・都支出金等返還金、テナント型私立認可保育所の開設準備経費補助、予防接種制度改正に伴う経費、景況変動に対応する商店街活性化推進事業に係る経費など、第2次補正予算編成後に生じた状況の変化に速やかに対応するための予算及び平成25年度決算確定に伴う精算等を行うための予算を計上いたしました。
 この結果、一般会計補正予算(第3次)の規模は、59億2千万円余となりました。既定の予算と合わせた補正後の予算額は、2,508億5千万円余となっております。そのほか、債務負担行為の補正として、変更4件をお願いしております。

 各議案につきましては、いずれも後ほど上程の際、順次ご説明を申し上げますので、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げ、招集のご挨拶とさせていただきます。
 ありがとうございました。

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