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平成29年第2回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2017年5月26日

平成29年6月16日

 本日、平成29年第2回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様のご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 6月に入り、初夏らしい日が増えるとともに、東京はほぼ平年どおりの梅雨入りとなりました。区内には梅雨時を彩る、あじさいの花が楽しめるスポットがいくつもございます。とりわけ7種、約3,000株のあじさいが咲き誇る多摩川台公園のあじさい園は、まさに今見ごろを迎えております。区民の皆様のみならず、国内外から大田区を訪れる多くの方々に、四季の移り変わりを楽しんでいただきたいと思います。

 先月、観光庁は今年の訪日外国人が過去最速のペースで1,000万人を超えたと発表しました。訪日外国人の増加傾向は今後も続くものと思われますが、大田区としましてもこの機を逸することなく、多くの方の興味を喚起し区内を訪れていただくことを目的として、このたび観光PR動画を作成いたしました。欧米圏、アジア圏とターゲットを分け、それぞれの嗜好に合わせた内容の動画を英語、中国語、タイ語、韓国語で用意しております。加えて、使いやすさ、持ち運びのしやすさに配慮した多言語版の大田区観光ガイドブックをリニューアルいたしました。合わせて、外国人旅行者が区内を歩いたり、買い物や飲食をしたりしやすいよう、見やすさにこだわったマップも作成いたしました。ガイドブックとマップは、羽田空港、大田区観光情報センター、ウェルカムショップ、宿泊施設等で広く配布しておりますので、一度お手にとっていただければ幸甚でございます。

 今年度は、大田区のまちづくりが大きく動いていく年になると考えております。
 まずご紹介いたします羽田空港跡地第1ゾーンの整備につきましては、先の臨時会においてもお知らせいたしましたとおり、事業者選定委員会において、審査基準に基づき、厳正かつ公正な審査をおこなった結果、鹿島建設株式会社を代表企業とする応募グループが最優秀提案者として選定されたところでございます。提案概要については、既にホームページ等でもお知らせしているところでございますが、今回の応募者からの提案は、空港隣接地のポテンシャルを活かし、国内外のヒト・モノ・情報を呼び込むとともに、国内外へ日本のものづくり技術や日本各地域の魅力を発信する「新産業創造・発信拠点」の形成を目指すのに相応しい、優れたものであると考えております。事業予定者には、日本でもトップクラスの力をもつ企業が、協力会社として名を連ねております。羽田の地においてこのような企業が集い、提案事業が展開されることで、区内ものづくり企業のビジネスチャンスの拡大、文化産業事業の取組を通じた区の魅力発信、跡地にいらした方が区内へ移動することによる消費の誘発など、様々な経済波及効果が期待できると考えております。今後は、基本協定や事業契約の締結の手続きを進め、引き続き2020年のまちづくり概成に向けて取り組んでまいります。

 東京都は、水辺の魅力を高め、観光・通勤手段として船の活用を進めることを目的としまして「船旅」と題し、今月から京浜運河縦断航路の社会実験を開始いたしました。航路は有明、お台場海浜公園、大森ふるさとの浜辺公園、羽田空港天空橋を巡るルートでございます。既にご案内のとおり、大森ふるさとの浜辺公園では、今年3月に船着場やレストハウス、23区初の常設ビーチバレーコートなどの施設が完成し、利用者で大変賑わっているところでございます。このたび、東京都の社会実験航路に位置づけられたことによりまして、都心の観光地を訪れた国内外からの観光客の方々が、臨海部の新スポーツ健康ゾーンの拠点である大森ふるさとの浜辺公園へ足を延ばしていただくことを期待しております。区はこれまで、OTAふれあいフェスタや国際都市おおたフェスティバル等の機会を捉え、羽田空港や臨海部の魅力を体験していただきたく舟運を実施してまいりました。さらに昨年度からは、事業者による定期航路化を目指した舟運社会実験に着手をいたしました。今年度も国や東京都、周辺自治体の取り組みや地域のイベント等と連携した舟運に取り組んでまいります。舟運を通じて臨海部の水と緑、大森ふるさとの浜辺公園、大田市場、羽田空港などの観光資源を身近に感じていただけるよう、区内外の皆様に大田区臨海部の魅力をより積極的に発信してまいります。

 次に池上駅周辺のまちづくりについてご報告いたします。大田区都市計画マスタープランの具体化に向け、今年の3月に策定したおおた都市づくりビジョンにおきましては、将来の都市像や駅周辺の魅力ある生活環境の形成などにつきまして、区の考え方をお示ししております。この中で池上駅周辺は「歴史・文化・自然を大切にし、にぎわいあふれ、区民や来街者が快適に過ごせるまち」という将来像を打ち出しております。この将来像の実現に向けまして、区は地域のまちづくり協議会と連携しながら、まちづくりを進めているところでございます。馬込、池上、洗足池、いわゆる「まいせん」の一角を担っている池上地区には、池上本門寺に代表される歴史文化資源、池上梅園や呑川緑道など、自然を感じられる施設が数多くございます。これらの地域資源と公共施設、駅、商店街などをネットワーク化し、回遊性や利便性を向上させることが、まちづくりにおいて非常に重要になっております。特に、公共施設や駅の果たす役割は大きく、東急池上線の池上駅におきましては、鉄道事業者である東急電鉄が、駅舎改良に合わせて駅ビル建設を計画しております。この駅ビルは、民間の保育施設や商業施設など複数の機能をあわせ持つ施設となる計画で、2020年が開業年度とされております。昨年4月に出された国の交通政策審議会答申では、駅空間の質的進化の方針の中で、まちづくりの拠点としての駅の重要性が述べられており、公共貢献や「駅まちマネジメント」の取組が示されているところでございます。区としましても、まちとの一体感があり、全ての利用者にやさしく、分かりやすく、ゆとりある次世代ステーションの創造を強く要請してまいります。このような観点から、公共施設の駅ビル内への設置につきましては、例えば、更新時期を迎えている池上図書館や駅前公衆トイレの移転、コミュニティサイクルポートの新設、そのほかに観光案内機能の整備など、利用される方々の利便性向上や地域の活性化、まちの回遊性向上につながるよう、鉄道事業者と協議を進めているところでございます。区民や利用者にとって安全で利便性の高い駅舎となり、地域のまちづくり拠点として、池上駅周辺の魅力的なまちづくりに貢献できるような施設整備を、官民連携を図りながら進めてまいります。

 続きまして、子ども関連の施策について2点ご報告いたします。 
 まず、待機児童解消に向けた取組でございます。昨年度は認可保育所や小規模保育所などの保育施設の新設や、既存保育施設の定員拡充などに取り組んだ結果、保育サービス定員を新たに717名増加いたしました。一方で、認可保育所への入所申込数の増加などにより、待機児童の解消は依然として厳しい状況となっております。このような状況の中、今年度は国による待機児童の定義の見直しを踏まえつつ、保育施設の整備をさらに進めていかなければなりません。また、保育施設の整備とともに、保育の質を確保するための保育人材の安定的な確保・定着が喫緊の課題となっております。今年度はこれまでの取組に加え、区内の保育施設に継続勤務する保育士に対して、新たに「保育士応援手当」を支給いたします。給与面での処遇改善を図ることで、離職防止やキャリアアップにつなげ、保育の質の維持、向上を図ってまいります。待機児童解消に向け、質の確保された保育サービス基盤の拡充に区を挙げて取組み、安心して子どもを産み、育てられる環境づくりを、引き続き進めてまいります。

 続きまして、児童相談所の設置に向けた取組について、ご報告いたします。区では昨年度の改正児童福祉法の成立を受け、「速やかに移管に向けた準備を始める」との方針を決定し、全庁的な検討組織において、設置に向けた課題の整理などを行ってまいりました。今年度は、運営体制、人員、施設のあり方などを含めた具体的な検討について、本格的に着手しているところでございます。児童相談所の設置にあたっては、児童福祉司や児童心理司といった専門的技術を有する人材の確保、都及び特別区間の連携や情報共有、財源の確保、施設候補地の検討など、様々な課題がございます。これまで培ってきた子ども家庭支援センターのノウハウなども十分に活かしながら、これらの課題を一つずつ解決し、大田区の地域特性を踏まえた児童相談所の設置に向けて、全力で取組んでまいります。

 次に、福祉関連の施策についてご報告申し上げます。
 区は、高齢者が住みなれた地域で包括的なケアを受け、安心して暮らせるまちづくりに取り組んでおります。在宅生活が困難となった方が、ニーズに応じた介護サービスを受けられるよう、区は民間事業者による特別養護老人ホームの整備に対して、積極的な支援を行っております。今月1日には、特別養護老人ホーム「さくらのみち紫苑」が矢口三丁目に開設の運びとなりました。この施設は定員数が30名と比較的小規模でありますが、限られた敷地を有効に活用した施設計画から、ひとつのフロアに、1ユニットのみを配置し、家庭的な環境の中で、きめこまやかなサービスが提供されるものとなっております。さらに、千鳥二丁目においても定員84名の特別養護老人ホームを、来年春の開設に向けて整備を進めております。今後とも、在宅サービスと施設サービスとのバランスを十分勘案し、特別養護老人ホームをはじめとした介護基盤の整備を進めてまいります。

 昨年度からスタートした大田区元気シニア・プロジェクトでは、昨年実施した「大田区シニアの健康長寿に向けた実態調査」の結果に基づき、糀谷・嶺町・田園調布のモデル地区にて、東京都健康長寿医療センターにご協力をいただき、自治会・町会、民生委員、地域包括支援センター、特別出張所、その他、地域で活動なさっている様々な方で構成されたコミュニティ会議が開催され、地域の課題に対する検討が始まりました。高齢者の心身虚弱の状態、いわゆるフレイルを予防するために、それぞれの地域内で、ポールウォーキングやスクワットチャレンジなど、活発なアイディアが議論されているところでございます。昨年度よりスタートした「介護予防・日常生活支援総合事業」と共に、高齢者のみなさんの健康長寿をサポートしてまいります。

 次に、中央防波堤埋立地の帰属問題についてでございます。この間、江東区との正式協議を行い、大田区の考え方を丁寧に説明してまいりました。1年余にわたり協議を重ねましたが、大田区の考え方にこそ、法的正当性と客観性があるとの確信を深めたところでございます。残念ながら、今日までに、自主的な解決をみるに至ってはおりません。私は、これ以上、この問題を先延ばしにすることは適当ではないと考えております。帰属問題の解決に向け、ここから先のステージに歩みを進めるためには、区議会の皆様との更なる連携強化が欠かせません。引き続き、区議会の皆様のお力添えをいただきながら、区民の皆様とともに、オールおおたの態勢で早期解決に取り組んでまいります。

 最後に平成28年度の決算速報値が、ほぼまとまりましたので、その概要につきまして報告をさせていただきます。一般会計におきましては、歳入は2,583億2,737万円余、収入率98.48%、歳出は2,512億4,007万円余、執行率95.78%となりました。歳入と歳出の差し引きは70億8,729万円余となり、繰越明許費を差し引きました実質収支は、63億4,724万円余となります。詳細につきましては、第3回定例会におきましてご審議を予定しておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 本定例会に提出いたしました案件は、平成29年度一般会計補正予算案第1次のほか、条例議案3件、その他議案14件、報告議案8件でございます。 一般会計補正予算案第1次では、先ほど申し上げた待機児童の現状を踏まえ、保育サービス定員拡充目標を当初の700人から1,100人に上方修正し、私立認可保育所を、当初計画からさらに11施設を追加整備することで、待機児童対策を一層力強く進めてまいります。また、区内ものづくり産業の製品開発力を世界にアピールすべく、2020年東京パラリンピック競技大会に向け、障がい者スポーツ用具の製品開発に係る経費を計上するなど、合計5事業について11億8,047万円余の補正予算内容となっております。提出議案につきましては、いずれも後ほど上程の際、順次説明いたしますので、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げ、招集のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

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