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平成30年第3回大田区議会定例会 区長開会あいさつ

更新日:2018年9月13日

平成30年9月13日

 本日、平成30年第3回大田区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様のご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 今年の東京の夏は、6月中の梅雨明けを伝える「観測史上初」という報道から始まりました。7月に入ると西日本を中心に豪雨災害が発生し、200名を超える尊い命が失われ、今もなお、行方不明の方がいらっしゃいます。また、先週4日に西日本に上陸した台風21号では12名の方が犠牲となりました。台風が非常に強い勢力を維持したまま日本に上陸したのは平成5年以来、四半世紀ぶりのことで、タンカーの橋への衝突をはじめ、台風襲来による各地の生々しい爪痕が報道されました。関西国際空港では滑走路や施設が浸水し、空の玄関口としての機能が完全に失われたことに加え、多くの利用者が空港内に取り残されるという事態が発生いたしました。さらに2日後の6日未明には、北海道では記録上初めてとなる最大震度7の地震が発生し、昨日12日現在において、41名の方の死亡が確認されております。これらの災害によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。本区といたしましては、度重なる災害を我が事として受け止め、改めて防災対策のさらなる強化の必要性を強く認識しているところでございます。7月の西日本豪雨における本区の対応でございますが、区は、被災地支援本部を立ち上げ、避難所運営や罹災証明関係業務のほか、災害ボランティアセンター支援などのため、特別区長会を通じて要請のあった岡山県倉敷市に対して、合計8名の職員を派遣するとともに、土のう袋スタンド大田の輪200個を現地に届けました。また、本庁舎及び18特別出張所の窓口で義援金の募金活動を行い、被災地へ送らせていただきました。この豪雨は積乱雲が次々と発達して列をなす「線状降水帯」が広い範囲で何度も発生したことによるもので、異常とも言える降水量の恐ろしさを痛感させられるものでございました。先月27日の大雨では、区内の一部地域において床上、床下浸水の被害が発生いたしました。区は、大雨の情報を入手次第、速やかに水防指揮本部を立ち上げ、被害情報の収集や被害を受けた方への支援などの対応を行いました。気象庁のデータによりますと、1時間の降水量が50ミリ以上の年間発生回数は全国的に増加しているとのことであり、これから秋が深まる中、さらなる台風の接近や上陸が見込まれます。区民の皆様には、これまでも排水溝の点検や備蓄物品の確保などにご協力をいただいているところでございますが、引き続き、日頃からの万全の備えをお願いするとともに、区民の皆様の生命と財産をお守りするという自治体の責務をしっかりと果たしてまいります。震災対策といたしましては、区は6月に発生した大阪府北部を震源とする地震を受け、発災翌日から緊急対応として通学路沿いのブロック塀などの安全点検を行ってまいりました。一部には劣化損傷のあるブロック塀もあり、区はこうした塀の改修を迅速に支援するために、9月1日から新たに助成制度を開始しました。道路に面し劣化等のあるブロック塀や万年塀などを撤去し、安全なフェンス等を設置する場合に工事費の一部を助成いたします。併せて、既に実施している「生垣造成の助成」や「狭あい道路拡幅整備助成」につきましても塀の撤去費の助成額を拡充いたしました。区は現在、被災地における教訓などを踏まえ、防災対策のさらなる充実・強化を図るために全庁的な緊急総点検を実施しております。今後、総点検の結果を踏まえ、大田区地域防災計画の修正や各部における対策の見直しなど、必要な対応を機を逸することなく進めてまいります。

 また、防犯対策の強化は区民の皆様からのご要望が高い分野であり、安全・安心な生活を確保する上で極めて重要でございます。振り込め詐欺など特殊詐欺の被害の状況につきましては、本年1月から6月末時点の都内での発生件数は2,037件で、昨年の同時期と比較して524件、35パーセントの増加となっております。区内の発生件数は71件で、昨年と比較して16件、29パーセント増加しており、被害額は約2億9千8百万円にのぼっております。本区における増加率は東京都全体と比較するとやや低いものの、昨年一年間における区内の被害総額である約2億8千万円を半年で既に超えており、特殊詐欺の被害防止は待ったなしの重要課題であります。区は、振り込め詐欺の被害防止に効果の高い自動通話録音機の普及に努めており、これまでに3,500機以上を無償貸与しております。これに加え、警察などの関係機関と連携した「特殊詐欺緊急対策」として、区施設において被害防止の注意を喚起するのぼり旗を設置し、JR蒲田駅 東口に大型パネルを掲出するなど、特殊詐欺撲滅のための啓発活動を精力的に推進してまいります。

 この他、区政の諸点につきましてご報告を申し上げます。
 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開幕まで2年を切りました。本年7月には大会2年前のカウントダウンイベントが行われたほか、大会マスコットの名称発表、オリンピック競技の日程やチケットの価格帯の公表、また都内での聖火リレーのコース検討が始まるなど、大会をますます身近に感じることができる動きが増えてきております。区では7月27日に「ボランティアミーティング」と題し、東京2020大会に向けた区独自のボランティア事業の概要を発表し、今月3日からは観光、スポーツ、国際交流の分野において500名の募集を開始いたしました。ボランティアとして活躍していただく皆様には、大会を契機に本区を訪れていただく方々を歓迎していただくことから「おおたウエルカム ボランティア」と命名いたしました。ブラジル選手団の事前キャンプの運営補助などオリンピック・パラリンピックに関する活動に加え、本区の観光PRなども行っていただき大田区の良さをよく知っている区民ならではの、おもてなしをお願いしたいと考えております。ボランティアの皆様による区の魅力発信や事前キャンプでの練習支援などを通じ、オリンピック・パラリンピックを盛り上げるだけでなく、区が取り組みを進めているシティプロモーションや「スポーツ健康都市」、「国際都市おおた」などの推進にもつなげてまいります。
 また今年は、江戸無血開城から150年の年にあたります。慶応4年、江戸城総攻撃に向けて新政府軍を率いた西郷隆盛と、旧幕府方の勝海舟とが行った会談により、江戸の町を戦火から救うことができました。その後 勝海舟は、江戸城の明け渡しについて話し合うため、新政府軍の本陣がおかれた池上本門寺へ向かう途中、洗足池付近で休息をとり、そのときに見た洗足池周辺の風景を気に入ったと言われております。明治に入り「洗足軒」という別邸を構え、その近くには生前に墓を建て、今もこの地に眠っています。このたび、条例案を提出させていただきましたが、来年夏には全国初となる「仮称 勝海舟記念館」が開館する予定でございます。NHK大河ドラマ「西郷どん」の放映に伴い、幕末、明治維新に注目が集まっておりますが、区はこの節目の年に、西郷隆盛の出身地である鹿児島県のほか、東急電鉄や品川区などと連携し「どんと来い!幕末・明治プロジェクト」と称した特別企画を、先月25日から11月末まで実施しております。勝海舟とゆかりの深い洗足池周辺や池上本門寺周辺の商店街におきまして、両雄にちなんだオリジナルメニュー「勝丼」、「せご丼」が登場し、中には幕末の江戸の味を再現するなど、歴史を味覚でお楽しみいただける内容となっております。そのほか、ゆかりの地などをめぐりオリジナル グッズがもらえるスタンプラリーや、インスタグラムキャンペーン、幕末・明治に活躍した人々の足跡をたどるまち歩きイベントなどを開催しております。さらに、東急多摩川線、池上線 車両内の中吊り広告を独占した広報や、区内の銭湯に描かれる勝海舟と西郷隆盛などから、幕末、明治に想いを馳せることができる3か月間になるものと期待しております。多くの皆様がご参加され、お楽しみいただきたいと思っております。

 次に、健康分野についてでございます。
 厚生労働省が実施した国民健康・栄養調査の結果によりますと、日本人の1日における野菜摂取量の平均値は約280グラムでございます。生活習慣病予防の観点からは1日350グラムの野菜摂取が推奨されていることから、70グラムが不足していることになります。健康寿命を延伸するためには運動や社会参加などにより、生きがいや、やりがいを持つことに加え、バランスのとれた食生活を送ることが極めて重要です。区は現在、庁内の関係部局で構成する食育推進検討会を中心として食生活の改善に向けた取組みを進めているところでございます。今年度はセブンアンドアイグループと締結した包括連携協定に基づく取組みの一つとして、7月1日から14日までの2週間、コンビニエンスストアにおいて野菜摂取を促すポップ広告を掲示するなど「野菜を食べよう」キャンペーンを展開いたしました。また今月は、食生活改善普及運動月間でございます。「野菜及び牛乳・乳製品の摂取の増加とバランスの良い食事」という今年度の東京都のテーマに合わせ、関係部局において健康教育を実施いたします。さらに来月は18日から24日にかけてJR蒲田駅の駅ビルを会場として食育フェアを開催し、小中学校や保育園などにおける食育の取組みを分かりやすく展示するなど、食生活の大切さを広く区民の皆様にお伝えしてまいります。食生活は、人が生涯にわたり心身ともに健康に生活するための基本でございます。引き続き、食生活の改善、ひいては健康で豊かな人生につなげていただくための食育を推進してまいります。
 本年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、望まない受動喫煙の防止対策が強化されました。この法律の成立に先立ち、東京都においては東京都受動喫煙防止対策条例が成立し、法律より さらに厳しい規制が設けられました。改正法及び東京都条例の成立を受け、今後は区民や関係事業者の皆様への丁寧な説明など、円滑な施行に向けた対応が必要となってまいります。区といたしましては、私が本部長を務める受動喫煙防止対策推進本部を設置し、全庁を挙げて受動喫煙防止対策に取り組んでおります。7月に開催した第1回推進本部会議におきましては、多岐にわたる課題に適切に対応するため区庁舎・施設部会、指導部会、環境整備部会、意識啓発部会の4つの部会を設けて検討していくことを確認いたしました。現在4つの部会におきまして実務的な検討を進めているところでございます。今後、国や東京都の動向を注視しつつ、区としての対応を行ってまいります。一方、屋外における喫煙については、平成15年に「清潔で美しい大田区をつくる条例」を改正して喫煙マナーに関する規定を加え、翌16年にはJR蒲田駅の東口、西口の双方を路上喫煙禁止地区に指定しております。またこの間、地域の団体や区民の皆様と協働でクリーンキャンペーンの実施や、蒲田駅を中心とした啓発指導員の配置などの取組みを進め、一定の成果を挙げてまいりました。本年7月に発表されたJT日本たばこ産業株式会社による全国調査によれば、我が国の成人の喫煙率は17.9パーセントでございます。今後、屋内での喫煙が段階的に制限されてまいりますと屋外での喫煙が増加することが想定され、受動喫煙防止にも配慮した屋外での喫煙に関する考え方、ルールについてさらなる検討が必要となってまいります。区は先月、学識経験者や地域の代表の方などで構成する環境美化審議会を開催し、公共の場における喫煙ルールや公衆喫煙所整備の考え方などに関する調査、審議をお願いしております。今後、本審議会でまとめていただいたご意見を受動喫煙 防止対策 推進本部に十分に活用してまいります。検討にあたっては喫煙者、非喫煙者相互に配慮した快適な環境づくりを心がけてまいります。

 次に、福祉分野についてでございます。
 来週17日の敬老の日は「多年にわたり社会に尽くしてきた高齢の方を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨とするものでございます。区は、今年度末を基準として88歳の方に区内共通商品券を、また、100歳と108歳、そして区内最高齢の方に、お祝い金を贈呈させていただきました。8月1日現在で、100歳の方は区内に155名、内訳は女性が124名、男性31名です。108歳の方は女性が1名、区内最高齢は年度内に112歳になられる女性の方が1名いらっしゃいます。また今年度、区内で100歳以上となる方は384名で内訳は女性324名、男性60名でございます。私は先日、新たに100歳を迎える2名の方のお宅を訪問させていただき、お祝いを申し上げてまいりました。お二方とも大変お元気で人生を楽しんでいらっしゃるようでした。お話を伺った私の方が力をいただいたと感じております。9月は世界アルツハイマー月間、来週21日は世界アルツハイマーデイです。現在、認知症についての正しい知識の普及啓発が世界規模で展開されております。本区も超高齢社会を迎えた中、認知症の方の人数も増加していくことが予想されます。区といたしましては、認知症の方とそのご家族を地域で支え、認知症があっても住み慣れた地域で暮らし続けていただけるよう、様々な施策に取り組んでいるところでございます。認知症などによって外出先から帰宅できない、いわゆる行方不明高齢者の早期発見と保護を目的に、昨年9月、区内5警察署と連携して「大田区高齢者見守りメール」を開始いたしました。これまでに2件の配信依頼を受け、お二方とも無事に保護されました。協力員の皆様には改めて感謝を申し上げます。今年度は、この高齢者見守りメールを活用して行方不明となった高齢者の捜索 模擬訓練を実施する予定でございます。また先ほど申し上げましたセブンアンドアイグループとの包括連携協定に基づき、イトーヨーカドー大森店におきまして社員の方を対象とした認知症サポーター養成講座を実施するなど、民間企業とも一丸となって地域における見守り強化を進めてまいります。今後も施策を着実に推進し、ご本人やご家族への支援とともに、認知症理解に向け、啓発を図り、認知症の方をみんなで見守る優しい地域づくりを進めてまいります。

 本定例会では、平成29年度各会計歳入歳出決算につきまして、ご認定をお願いしております。このほか、本定例会に提出いたしました案件は、補正予算案では、平成30年度一般会計補正予算第3次のほか、国民健康保険事業特別会計補正予算第1次、後期高齢者医療特別会計補正予算第1次、介護保険特別会計補正予算第1次の計4件、条例案は15件、その他議案3件、報告議案9件でございます。一般会計補正予算案第3次では、ブロック塀などの改修工事助成への対応や、「病後児保育事業」、「羽田空港跡地における産業交流拠点の形成」、「前年度国・都支出金等返還金」など、第2次補正予算編成後に生じた状況の変化に速やかに対応するための予算及び平成29年度決算確定に伴う精算などを行うための予算を計上いたしました。この結果、一般会計の補正規模は、18億7千万円余となりました。既定の予算と合わせた補正後の予算額は、2,964億7千万円余となっております。そのほか、債務負担行為の補正として追加1件をお願いしております。提出議案につきましてはいずれも後ほど上程の際、順次ご説明させていただきます。議員の皆様には、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げ、招集にあたってのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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