【プレスリリース】写真展「東京オリンピックに沸いたあの頃の海辺」を開催

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更新日:2021年7月8日

日時
令和3年7月20日(火)~11月14日(日)
開館時間
午前9時~午後5時(7、8月は、午後7時まで)
休館日
第3月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 無料
場所 大森 海苔のふるさと館 2階企画展コーナー
【内容】
昭和30年代、日本は戦後復興期を経て高度経済成長期を迎えました。昭和39年当時、東京は、オリンピックの開催を目前にし、交通網などのインフラ整備、公共マナーの向上運動など、街の風景や人々の生活が大きく変わった時代でした。急速な生活水準の高まりとアジア初のオリンピックの開催に人々の心は高揚し、日本全体が沸き立っていた時代でもあります。
その一方で、大田区の沿岸域には江戸時代から海苔養殖や漁業を行ってきた街が広がり、そこで暮らす人々の日常がありました。しかし、昭和37(1962)年に港湾整備のための漁業権放棄が決定し、東京内湾での漁業の歴史に終止符が打たれたのです。そして、同時期に進められたオリンピックの交通網整備に伴い、羽田空港を有する大田区周辺の海辺の風景は一変していきました。
この展示では、東京1964オリンピックの開催前後に撮影された大田区の海辺の暮らしの写真や、オリンピックを契機に急速に変貌した地域の風景写真を展示します。写真を通して、当時の大田区沿岸部の暮らしぶりや街の風景の変化などを振り返ります。
【展示資料】
昭和30年代の写真 約25点
※ 常設展示室には、国指定の重要有形民俗文化財も展示しています。
【プレ展示】
期間:7月17日(土)・18日(日)
会場:1階ライブラリー前
【おおた夏のミュージアムめぐりスタンプラリー】
大田区内にある大森 海苔のふるさと館、郷土博物館、龍子記念館、勝海舟記念館の4館で「スタンプラリー(期間限定)」を開催します。期間中(大森 海苔のふるさと館は7月17日(土)~8月31日(火))に4館をめぐっていただいた方に先着で記念品を差し上げます。

海苔漁場とベカブネ
海苔漁場とベカブネ 昭和34年冬 日高勝彦氏撮影

首都高速1号と東京モノレール
首都高速1号と東京モノレール 昭和41年ごろ横山宗一郎氏撮影

プレスリリース内容に関するお問い合わせ

大森 海苔のふるさと館 03-5471-0333(第3月曜休館)
郷土博物館 03-3777-1070(月曜休館)

お問い合わせ

 広聴広報課 
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