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今月の川瀬巴水(2019年9月)のご案内

更新日:2019年8月30日

今月の川瀬巴水 9月

 今年度は、「東京の名所」をテーマに、四季折々の風景をご紹介します。

 今月は、東京尚美堂版の「浅草乃朝の雨」と渡邊版の「三宝寺池(石神井)」です。2作品は、同じ昭和5(1930)年9月にスケッチされ、同年に作品として出版されました。 
 「浅草乃朝の雨」を制作した田中尚美堂は、田中良三(1874〜1946)が明治30(1897)年、東京市京橋区桶町(現中央区八重洲二丁目、京橋一〜二丁目の内)に創設した「絵画出版業尚美堂画局」から始まります。その後、現千代田区神田神保町へ移転し、浮世絵の販売や石版絵草紙、皇室写真、絵はがき、宗教画、クリスマスカード、グリーティングカードなどの制作、販売に関わりました。関東大震災後、巴水の他、高橋弘明(松亭)や土屋光逸を絵師に迎え新版画を出版しています。
 本作には、雪と赤い建物を主題とする「芝増上寺」(大正14年、渡邊版)パターンと言われる基本的な構図が継承されています。天候は、雪から雨に変更され、秋雨の中で賑わう浅草寺の様子が描かれています。

  「三宝寺池(石神井)」に描かれている三宝寺池は、練馬区の石神井公園内にあり、石神井川を水源とする湧泉池です。公園を含めた周辺区域は風致地区となっており、昭和10年に「三宝寺池沼沢植物群落」として国指定天然記念物に指定されました。
 巴水は、自然豊かな郊外地を求めてか、三宝寺池には2回足を運びスケッチをしています。巴水が得意とする夜景に、生茂った樹木と水面に浮かぶ水草が丁寧に描かれています。

 同じコーナーでは、高橋松亭(たかはし しょうてい)の版画も2点展示しています。
 高橋松亭も大田区の市野倉(現在の大田区中央)、矢口などに居住し、数多くの風景版画を生み出しました。
 9月は「池上夜の雪」、「千束の池」を展示します。
 川瀬巴水の作品と合わせてぜひご覧ください。


「浅草乃朝の雨」昭和5年9月作


「三宝寺池(石神井)」昭和5年10月作

日時

令和元年9月1日(日曜日)から9月29日(日曜日)まで

開館時間

午前9時から午後5時まで

展示場所

大田区立郷土博物館 3階常設展示室 馬込文士村コーナー

入館料

無料

休館日

月曜日(祝祭日の場合は開館)

お問い合わせ

大田区立郷土博物館

大田区南馬込五丁目11番13号
電話:03-3777-1070
FAX :03-3777-1283
メールによるお問い合わせ

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