博物館講座「嶺の御嶽山の絵馬と建築」のご案内
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更新日:2024年8月1日
博物館講座「嶺の御嶽山の絵馬と建築」
大田区北嶺町の御嶽(おんたけ)神社は、通称「嶺の御嶽山」と呼ばれており、天文4(1535)年に創始したと言います。その後、一山行者(?~1851)が天保2(1831)年に日本屈指の霊山である木曽御嶽山(長野県・岐阜県)の関東第一分社として、社殿を建立したと伝わります。
さて、御嶽神社については大田区の文化財調査や郷土博物館の展示においてしばしば取り上げられてきましたが、令和元(2019)年の同館特別展「嶺の御嶽山と一山行者」では、神社の奉納物である大絵馬や、国登録有形文化財に指定された歴史的建造物に関して紹介しました。この展示を契機として、大田区教育委員会文化財担当が中心となり、令和4(2022)年より絵馬悉皆調査を行う運びとなりました。また、令和4年度大田区文化財補助金事業として「御嶽神社社殿彫刻 防災施設設備整備事業」の一環として社殿の構造調査も行われました。
そこで、本講座ではこれらの調査から得られた成果を報告し、御嶽神社の絵馬と建築についての新たな知見を紹介します。
常盤橋落成図(明治8年8月以降、御嶽神社所蔵)
御嶽神社の背面正面(令和元年8月1日撮影)
日時
令和6(2024)年9月14日(土曜日) 午後1時30分から午後4時30分まで
会場
郷土博物館 2階会議室
講師
成城大学名誉教授 松崎憲三氏
大田区教育委員会文化財担当学芸員 田島太良氏
対象
一般
定員
40名(先着)
参加費
無料
申込方法
8月13日(火曜日)午前8時30分より電話受付開始(定員になり次第、申込終了)。
お問い合わせ
大田区南馬込五丁目11番13号
電話:03-3777-1070
FAX :03-3777-1283
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