【プレスリリース】勝海舟生誕200年記念特別展「家族と歩んだ幕末 留守を預かる家人(かじん)たち」

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更新日:2023年4月12日

日時

令和5年4月21日(金曜日)から8月6日(日曜日)
 

場所

大田区立勝海舟記念館(大田区南千束二丁目3番1号)

内容

 勝海舟記念館では海舟生誕200年を記念し海舟77年の生涯を紐解く初の特別展(4会期連続)を、本年1月から開催しています。
 1月から3月の「プロローグ」を経て、いよいよ4月21日から「家族と歩んだ幕末 留守を預かる家人(かじん)たち」を開催します。本展は、4会期の中でもメインとなる、幕末期を取り上げる展示です。
  
 
【展示のみどころ】
1 初公開! 母・妻から出張先の海舟への手紙
 海舟が海軍創設や国内融和のために東奔西走の活躍ができた背景には、留守を預かった家族たちの団結と協力がありました。母や妻の手紙からは、物騒な幕末の上方で活動する海舟を心配する思いがひしひしと感じられます。是非間近でご覧ください。

画像:海舟が妻からもらった手紙(部分)海舟が妻からもらった手紙(部分)

2 修復完了! 洋画家が描いた親族の肖像画
 当館には、海舟の親族の面影を伝える貴重な肖像画が収蔵されています。近年「小吉の女房」として知られるようになった母・のぶの肖像画もその一つです。劣化や汚損により展示が困難でしたが、クラウドファンディングを活用し修復したことで、往時の美しさを取り戻しました。是非会場でご覧ください。あわせて海舟の次男・四郎の肖像画も初御披露目します。

画像:勝のぶ肖像画(修復前)勝のぶ肖像画(修復前)

3 新作のスペシャル映像!海舟長男の視点で特別展をナビゲート
 当館の展示で本格的に言及するのは初めてである、海舟の長男・勝小鹿(ころく)。父の大きな期待を背負ってアメリカへと留学し、やがて海軍の道に進みますが、明治25年、海舟に先立ち41歳で世を去った人物です。小鹿の視点からアニメーションで本展の内容を分かりやすく解説したスペシャル映像を、クラウドファンディングを活用して新たに制作しました。どうぞご期待ください!
 
4 特別展図録
 特別展の出陳資料を掲載した図録を発売します。掲載資料29点のほとんどが新出で、本展で初公開します。資料にまつわる詳しい解説や秘話はもちろん、クラウドファンディングを活用した絵画資料修復の裏側も紹介しています。全62頁フルカラーで、1,000円です。

画像:特別展図録

大田区立勝海舟記念館(内部サイトへリンク)
入館料:300円、小中学生100円(各種割引あり)
開館時間:午前10時から午後6時(入館は30分前まで)
休館:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日

プレスリリース内容に関するお問い合わせ

文化振興課 電話:03-5744-1226
勝海舟記念館 電話:03-6425-7608

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