【プレスリリース】[勝海舟記念館]新出資料、目白押し!『資料叢書』刊行と発表会を開催します。
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更新日:2026年8月13日
大田区立勝海舟記念館で発見された56点の新資料を紹介する『資料叢書』を創刊します。また、新資料の概要を報告する刊行記念発表会を開催します。
嘉永3(1850)年、海舟の父が死去する3ヶ月前の日記
元治元(1864)年11月、海舟が神戸海軍操練所の弟子からもらった手紙
明治10(1877)年、海舟がアメリカ海軍兵学校在学中の長男からもらった手紙
大田区立勝海舟記念館では令和元年9月の開館以来、勝海舟関連資料を収集し、従来知られてこなかった新資料について調査研究を行ってまいりました。
この度、(1)海舟の父・勝小吉(夢酔)関係資料20点、(2)海舟の弟子・佐藤与之助(政養)関係資料6点、(3)海舟の長男・勝小鹿の留学関係資料30点についてそれぞれ翻刻が完了し、解説付きの『資料叢書』として出版します。
いずれの資料も、勝海舟研究はもとより、日本近世・近現代史における各学術分野に寄与し得るものです。是非『資料叢書』をお手にとってご覧ください。
■『資料叢書』概要
・発行予定日:9月5日(月曜日)
・規格:A4版/284頁
・価格:3,500円
・発行部数:500部
・発売場所:勝海舟記念館(大田区南千束2-3-1)ミュージアムショップ
(注釈1)オンライン販売あり
<ポイント>
(1)勝小吉関係資料:海舟の父・小吉に関する資料は、従来、天保14(1843)年頃に書かれた自伝的随筆『夢酔独言』と数点の小記が知られる程度でしたが、開館後、資料を欠いていた『独言』成立後から最晩年までの様子を解き明かす日記をはじめとした一次資料が多数発見され、これらの読解により、小吉の人柄と営みの詳細、そして一次資料を欠いてきた若き日の海舟の姿等が鮮明となりました。
(2)佐藤与之助関係資料:佐藤与之助は海舟の古参の弟子の一人で、後に神戸海軍操練所の興亡に深く携わった海舟のブレーンです。この度、これまで知られてこなかった書状が収蔵資料の中から発見され、これらを読み解くことによって、江戸にいる海舟に代わり神戸を預かった与之助の目から見た畿内・西国の情勢や、激動の中を翻弄されながら諸藩との間で精力的に活動していた他の海舟門下生たちの姿と動静、そして神戸海軍操練所の様子が判明しました。
(3)勝小鹿関係資料:勝小鹿は海舟の長男で海軍軍人ですが、明治25(1892)年に41歳の若さで早逝し、資料も断片的であったことから、その生涯はほとんど知られてきませんでした。しかし、収蔵資料及び寄贈資料の中から、幕末維新期の10年間にわたるアメリカ留学に関する資料が発見されました。ここから父海舟の小鹿に対する思いや、他の同期留学生との関係を読み取ることができ、日米交流における小鹿の姿が明らかとなりました。
さらにこれを記念し、資料調査を担当している各学芸員がその概要について報告・説明する発表会を、実施いたします。
■刊行記念発表会概要
・日時:令和8年9月7日(月曜日) 午後1時から午後3時30分(開場:午後0時30分)
・会場:大田区立勝海舟記念館(大田区南千束2-3-1)2階講堂
・一般聴講者の募集人数:30名
・一般聴講者の募集方法:当館ホームページのご案内ページから二次元バーコードを読み取り、
インターネットから申し込み。募集開始は8月15日(土曜日)午前10時から(定員に達し次第終了)。
・参加費:無料




