第3回大田区景観まちづくり賞審査結果について

ページ番号:222058391

更新日:2020年8月3日

令和元年5月15日から8月30日まで募集を行った、「第3回大田区景観まちづくり賞」の表彰対象が決定しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

表彰件数

街並み景観部門 8物件 内2件は公共施設 (応募数45件)
景観づくり活動部門 2活動 (応募数6件)

map

街並み景観部門表彰物件(五十音順)

赤松と暖炉の煙突が見える鉄筋コンクリート造の佇まい

受賞者:岸川 昭夫
所在地:非公開

東京大学大学院(池辺 陽きよし研究室)で研鑽を積み修了、建築家・教育者として活躍した嶺岸 泰夫氏が設計し、1987年(昭和62年)に建てられた邸宅で赤松を活かしたRC造(鉄筋コンクリート造)の建物である。昭和初期に池上線が敷設され、周辺の住宅地に住宅が建ち始めた当時から樹齢100年を迎えようとしている赤松が景観の特徴となっている。設計にあたり、この赤松を保全していくため、赤松の配置を踏まえた設計がなされた。赤松は、所有者の維持管理もあり、現在も住宅地の貴重な緑となっている。

伊藤家住宅主屋

受賞者:金井 純
所在地:非公開

伊藤家住宅主屋は、現在のチェコに生まれ、後にアメリカ市民権を獲得したアントニン・レーモンド氏設計の1963年(昭和38年)築の木造2階鉄筋コンクリート造地下1階建の邸宅である。2016年(平成28年)に国の登録有形文化財に登録されるとともに、大田区景観計画に基づく景観資源【文化財等】にも指定されている。斜面地にある敷地形状にあわせた台形平面を持ち、鉄筋コンクリート造の車庫等の上部に木造2階建の家屋を載せている。また、2階バルコニーと一階の大開口が印象的で、内装の化粧ベニヤ板の使用、円柱を独立して建てる手法などにもレーモンド事務所の設計の特徴が見られる。

KOCA

受賞者:株式会社@カマタ、京浜急行電鉄株式会社
所在地:大森西6-17-17

 KOCAは、京浜急行本線大森町駅と梅屋敷駅の間の高架下約300mの範囲につくられ、2019年(平成31年)4月にオープンした梅森プラットフォーム内に位置するインキュベーションスペース(創業支援施設)である。施設の運営主体でもある株式会社@カマタと、馬淵建設株式会社が共同で設計し、シェアオフィス棟、工房棟、スタジオ2棟の計4棟の建物と、まちに開かれたオープンスペースで構成される。地域の様々なリソースをつなぎ合わせ、大田区の「ものづくり」をアップデートする拠点となることを目指している。

田園調布駅舎(復元)・東急スクエアガーデンサイト

受賞者:東急電鉄株式会社、東急株式会社
所在地:田園調布3-25-18、田園調布2-62-3

いずれも東急東横線・目黒線の田園調布駅地下化に伴い、復元・計画されたもので、一体的な景観を創出している。田園調布駅舎は、1923年(大正12年)に目黒蒲田電鉄(東急電鉄の前身)が建築した田園調布駅舎を復元したものである。マンサード・ルーフという特徴的な屋根形状を有し、田園調布の特徴である放射道路の起点に位置し、田園調布のシンボルとなっている。東急スクエアガーデンサイトは、駅地下化に伴う上部利用を契機とし開発されたショッピングセンターである。地域の環境に配慮して、緑の中にヒューマンスケールの建物を分棟形式で配置し、調和のとれたデザインとなるよう、当初の計画時から住民とともに計画された。

東京流通センター物流ビルB棟

受賞者:株式会社東京流通センター
所在地:平和島6-1-1

東京流通センターは、4棟の物流施設からなる大規模な物流センターで、大田区の代表的な物流施設であると言える。今回、表彰の対象となったのは、4棟のうちのひとつである物流ビルB棟である。物流ビルB棟は2017年(平成29年)6月に竣工した最新鋭の物流施設であり、大田区景観計画に基づき景観形成が図られた施設でもある。建物は、長大な壁面に歩廊とルーバーを設け、特徴的なファサードとなっている。また、敷地外周の桜並木を出来るだけ残し、外部歩道や道路に対してうるおいある景観を生み出している。

中馬込生産緑地群(中馬込3丁目)

受賞者:波田野 章、波田野 健一郎
所在地:中馬込3丁目

seisanryokuchi1

seisanryokuchi2

中馬込3丁目にある生産緑地群である。1ヶ所は馬込の生産者により結成された園芸研究会が1953年(昭和28年)に開園した「馬込シクラメン園」 である。シクラメンの生産・販売を行っている。もう1ヶ所もシクラメン園同様、道路からはハウスが見え、道路を挟んで反対側の敷地において、パンジーなどの花の生産を行っており、販売も行っている。また、いずれも、道路沿いに緑豊かな生垣があり、街並み景観に潤いを与えている。

大田区立勝海舟記念館とその周辺道路(公共施設)

受賞者: ―
所在地:南千束2-3-1及びその周辺

大田区立勝海舟記念館は、国の登録有形文化財である旧清明文庫を活用し、2019年(令和元年)9月に開館した全国初の勝海舟の記念館である。旧清明文庫は、洗足池にあった海舟の別宅「洗足軒」や墓所の保存や、海舟に関する図書の収集・閲覧、講義などの開催を目的に、財団法人清明会が1933年(昭和8年)に開館したものである。2012年(平成24年)に大田区の所有となった。大田区景観計画では景観資源【文化財等】にも位置づけられている。勝海舟記念館の整備にあたっては、その外観に配慮しつつ、増築及び改修工事が行われた。また、記念館の整備に合わせて、中原街道から記念館に至る道路についても景観整備が行われた。

六郷用水復元水路(公共施設)

受賞者: ―
所在地:田園調布本町

六郷用水は、徳川家康の江戸開府に伴う新田開発のための用水路として、小泉次大夫が14年の歳月をかけ開削したもので、1611年(慶長16年)に竣工した。大田区の農業の発展に大きく寄与したが、その後宅地化、工場の進出に伴い灌漑用水としての使命を終え、そのほとんどが現在、埋め立てられている。今回、表彰の対象となった「六郷用水復元水路」は、復元水路として整備されている区間のうち、中原街道との交差部から東光院脇までの約400mの区間で、1982年度(昭和57年度)頃に大田区によって遊歩道と一体となった親水水路として復元整備されたものである。1988年度(昭和63年度)には、国土交通省の「手づくり郷土(ふるさと)賞」を受賞している。大田区景観計画では当該区間を含む「旧六郷用水散策路」が景観資源【道路】にも位置づけられている。

景観づくり活動部門(五十音順)

ART FACTORY 城南島 アート活動

受賞者:株式会社東横イン
活動場所:城南島2-4-10

ART FACTORY 城南島は、株式会社東横インが社会貢献活動の一環として提供する芸術・文化振興のために、所有している倉庫建物を再利用した施設である。館内にアーティストが作品制作を行うスタジオ(アトリエ)やアート作品の鑑賞スペースがあり芸術・文化振興に資する活動が行われている。また、外観の改修により、工場などが立地する城南島において新たな景観を生み出している。

矢東おやじの会 美化活動

受賞者:矢東おやじの会
活動場所:矢口東小学校外周及び小林公園・三丁目公園・一丁目公園

矢東おやじの会は、小学校のおやじの会が中心となった組織で、大人だけでなく子どもも参加して、学校の外周及び近隣公園、通学路の清掃活動など環境美化活動を主に行っている。拾ったごみを使ってキャラクター作品をつくる活動も行うなど、楽しさの要素も加えながら活動している。環境美化活動を通じて、環境美化や地元への意識を高めるとともに、大人と子どものコミュニケーションを積極的に図っている。

表彰物件紹介パンフレット

募集要領(募集期間終了)

過去の景観まちづくり賞

表彰対象情報及び写真等の転載については下の問合せ先までご連絡ください。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader のダウンロードへ

Get Adobe Acrobat Reader

お問い合わせ

都市計画課

電話:03-5744-1333
FAX :03-5744-1530