中国北京市朝陽区

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更新日:2022年7月29日

1.大田区と朝陽区の関わり

大田区と朝陽区の交流は、昭和51年(1976年)に区長が朝陽区を訪問し、友好交流をしたことに始まります。
その後、両区長の相互訪問や青少年交流を積み重ね、日中平和友好条約締結20周年を迎えた平成10年(1998年)9月に友好都市となり、文化、スポーツ、教育、産業経済の分野での交流を推進していくことを確認しました。

朝陽公園には友好都市締結の記念碑が設置されています。

2.朝陽区ってどんなところ?

朝陽区は北京市の中で人口が最も多く、経済規模が最も大きい区です。
2008年北京オリンピックのメイン会場および2022年冬オリンピック開幕式会場の所在地であり、北京市の中で目覚ましい発展を遂げている区でもあります。

(1)位置

中華人民共和国の首都北京市の東部に位置し、北京市の都市部の区の中で面積が最も広い区です。北京首都国際空港があり、海外への窓口的役割を果たしています。

(2)人口と面積

 人口:約345万人   面積:約470平方キロメートル
(2020年11月時点 出典「北京市朝陽区人民政府」)

(3)気候と自然

朝陽区は温帯大陸型半湿潤季節風気候に属します。
春は乾燥し、風が吹き、昼夜の気温差が比較的に大きいです。夏は暑く、雨が多いです。秋は晴れが多く、雨が少なく、過ごしやすいです。冬は寒く、乾燥し、風が吹きますが、雪はあまり降りません。
年間平均気温は11.6℃、最も寒い1月の平均気温は4.6℃、最も暑い7月の平均気温は25.9℃です。また、1971年から2000年までの年間平均降水量は581ミリメートルです。
朝陽区の開発の歴史は長く、古くから耕地や町に開発されたため、残っている原生種は多くありません。現在みられる植物の多くは人工的な植生となっています。
原生種としては、ヤナギ、ポプラ、ハシバミ、ハギなどがあります。

(4)歴史

朝陽区の歴史は古く、秦代まで遡ります。隋・唐代を経て明、清代には国都「順天府」に属する「大興県」の所轄でした。
初めて区になったのは1925年で、「東郊区」と称されました。1949年以降、首都北京の政治、経済、社会的発展と共に、行政区画は幾度も変更され、1958年5月に「朝陽区」と改称されました。

(5)経済

朝陽区は、高度な経済発展をしています。区内には最先端の技術が集結し、産業構造が変化し続け、主要な経済指標が北京市内屈指の高さを誇ります。
また、朝陽区は国際化が進展しています。北京市内でも大使館および数多くの国際機関、グローバル企業の本部が区内に集中しており、外向型の経済となっています。朝陽区には、観光客に人気が高い鳥の巣、ウォーターキューブ、三里屯、798芸術センターなど特色のあるスポットがあります。特に、CBDとオリンピック会場地域は、北京市6大ハイテク産業機能地域として、国際都市である首都北京の建設と発展の姿を映し出すショーウィンドウとなっています。
さらに、朝陽区では地域社会福祉事業も発展を続けています。継続的に予算を増加させており、持続可能な社会福祉事業を展開しています。


2008年オリンピック会場


CBD

(こちらのリンクから北京市朝陽区のホームページを見ることができます。)

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