【プレスリリース】【続報】児童扶養手当の誤支給について

1. 経緯
　本件は、令和3年3月の児童扶養手当法改正により、手当額算定の基準が見直された際、対象外である「障害厚生年金（3級）」を誤って算定対象として取り扱ったことにより、一部の受給者の方へ児童扶養手当を誤って支給していたものです。
　5月7日のプレスリリースでは、令和7年5月に手当を支給予定だった誤支給対象の5世帯について支給停止したこと、令和3年3月以降の誤支給世帯数、誤支給額は調査中である旨公表いたしました。
　この度、以下のとおり誤支給の合計世帯数および金額が判明したため、お知らせいたします。

2. 令和3年3月以降の誤支給世帯数、誤支給額
(1)世帯数：9世帯　
(2)誤支給総額：1,128万8,970円

3. 原因
　法改正当時、関係機関への確認不足により内容および関連事務処理に対する認識を誤り、誤った認識のまま処理され、引継ぎされていたことが原因です。

4. 対象者への対応
　今後個別にご連絡の上、誤支給についてお詫び申し上げるとともに、経緯について丁寧にご説明し、誤って支給された手当についてご返還をお願いしてまいります。

5. 再発防止策
　本件を厳粛に受け止め、再発防止に向けて以下の取組を実施してまいります。
(1)制度改正時における関係機関への改正内容等の確認の徹底
(2)業務マニュアルの見直しと明文化
(3)引き続き支給業務における複数人による確認体制

　区民の皆様にご迷惑とご心配をおかけしましたことを改めて深くお詫び申し上げるとともに、再発防止に向けて取り組んでまいります。