【プレスリリース】［勝海舟記念館］特別展がスタートします！！「第3回収蔵資料展　守り伝える海舟の歴史遺産」

　当館は多くの方々からのご寄附を活用し、資料の収集や修復を行い、展示などを通じて調査研究の成果を公開しております。こうした取り組みを広く知っていただくために開催する本特別展は、今年で3回目を迎えます。
　今回見出された初公開資料などから、海舟の意外な一面や、これまで知られてこなかったエピソードを紐解いていきます。ぜひご注目ください。

1．日本人初の公式電信実験と海舟
　現代の通信の源流ともいえる幕末の電信技術に海舟が関わっていたことを示す資料を初公開します。
2．収納箱も重要な資料
　海舟に伯爵の爵位が授けられた際の詔書「爵記」（しゃっき）と、これを納めていた菊の御紋が美麗な蒔絵文箱を共に展覧し、授爵時の海舟と宮内大臣・伊藤博文とのエピソードをご紹介します。
3．初公開！亡友追想の日々を物語る資料の数々
　明治時代、海舟が幕末以来の亡き知友の遺墨を編集し刊行した『亡友帖』（ぼうゆうちょう）の草稿や、今も洗足池畔に遺る「南洲（西郷隆盛）留魂詩碑」の碑文作成にまつわる新出資料を前・後期に分けて初公開します。ぜひ会場でご覧ください。

■日時：7月11日（金曜日）から11月9日（日曜日）まで
（注釈）9月8日・9日は展示入れ替えのため休館
■場所： 大田区立勝海舟記念館
■入館料：300円、小中学生100円（各種割引あり）
■開館時間：午前10時から午後6時まで（入館は30分前まで）
休館日：月曜日（祝日の場合は翌日休館）、年末年始、臨時休館日