【プレスリリース】[龍子記念館]名作展 「源流へのまなざし モティーフで見る川端龍子」を開催します

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更新日:2025年12月5日

日本画家・川端龍子がいかにモティーフを捉え、作品上に表現したかに着目した展覧会です。古典や先人たちの作品、そして現実のある対象に向けられた龍子のまなざしを、出品作を通してお楽しみください。(出品作およそ18点)


川端龍子《やすらい》1958年、大田区立龍子記念館蔵


川端龍子《虎の間》1947年、大田区立龍子記念館蔵

本展では、日本画家・川端龍子(1885-1966)の作品において、描かれた対象に着目し、「古典的モティーフ」、「現実にあるモデル」という視点から作品をセレクトしました。《やすらい》(1958)では、高野山の快慶かいけい孔雀くじゃく明王みょうおう》(鎌倉時代、重要文化財)が休息する姿を描き、これまでの仏画にはない龍子独自の創造が表されました。また、《虎の間》(1947)は、京都・南禅寺の狩野探幽《ぐん虎図こず》(寛永年間、重要文化財)のうち「水呑みずのみ虎図とらず」を引用し、その手前に自身を描き込むことで、虎と対峙する自らを「龍」とし伝統的な「龍虎図」を表しました。

名作展 「源流へのまなざし モティーフで見る川端龍子」

[会期] 令和7年12月6日(土曜日)から令和8年3月8日(日曜日)まで
[開館時間] 午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)、年末年始(12月29日から1月3日まで)
[休館日] 月曜日(祝日の場合は開館し、その翌日に休館)
[入館料] 一般:200円  中学生以下:100円
(注釈)65歳以上(要証明)、未就学児及び障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
[会場] 大田区立龍子記念館(大田区中央4-2-1)

[関連イベント]ギャラリートーク

開催日時:令和7年12月21日(日曜日)、令和8年1月18日(日曜日)、2月15日(日曜日)、3月8日(日曜日) 各日午後1時から
参加費:入館料のみ
対 象:どなたでも

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