令和7年度　ステップアップ

　幼児教育センターが発行するSTEP－UP（ステップアップ）は、幼稚園教諭・保育士の先生方、保幼小の円滑な接続を目指す小学校の先生方など、幼児をはじめとしたこどもたちに関わる方々を対象とした情報紙です。（年3回発行）

STEP－UP第1号では、第1回幼稚園教諭・保育士合同研修会と保幼小連携合同研修会について掲載しています。

　「配慮が必要なこどものいる家庭の保護者支援」をテーマに行いました。講師としてお招きしたのは、渋谷区子ども発達相談センターチーフアドバイザー、公認心理師の市川奈緒子先生です。保護者理解の重要性、具体的な支援方法やコミュニケーションの仕方について、豊富な経験を基にお話しいただきました。

　「保幼小の円滑な連携を目指して　学びに向かう力と人間性等　小学生になろうとしている姿を支える」をテーマに、事例によるグループ討議を行いました。小学校教諭、幼稚園教諭、保育士等がそれぞれの立場から現状や問題点などについて話し合い、意見を交わしました。相互理解を深める貴重な機会となり、実りある交流ができました。

STEP－UP第2号では、 アプローチカリキュラム研修会と第4回幼稚園教諭・保育士合同研修会について掲載しています。

　「幼児教育と小学校教育との接続」～架け橋期のカリキュラム～をテーマに行いました。講師としてお招きしたのは、武蔵野大学　教育学部　教授　箕輪潤子先生です。保育者と教師を交えたグループワークで意見交換を行いました。講師からは「架け橋プログラムと架け橋期のカリキュラム」、「幼児教育と小学校教育の違い」についてお話しいただきました。

　「絵本から広がる遊びの世界」―絵本を活用したわくわくドキドキの保育実践とは－をテーマに行いました。講師としてお招きしたのは、白梅学園大学　子ども学部　教授　仲本美央先生です。読み聞かせ活動から読み合う活動（まじりあう活動）、絵本は五感で味わうもの、「絵本を読み合う知識と技術」、絵本を読み合う活動に含まれる4つの要素についてお話しいただきました。