羽田イノベーションシティから生まれた実証実験の成果を公開しています

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更新日:2024年4月8日


 大田区では、羽田イノベーションシティをテストベッドとして様々な先端技術の実証実験等を行い、その成果を区内に還元しています。
こちらでは、今まで行われた取り組みの一部を成果として公開いたします。

自動運転バスの実証実験

 羽田イノベーションシティ内での定常運行による実証実験を重ね、複数回公道での実証実験につなげています。これまでの乗車人数は累計で65,301人(令和6年4月1日時点)で、国内で最大の実証人数となっています。また、羽田イノベーションシティと羽田空港第3ターミナルを結ぶ公道での実証実験も行っていまいりました。  
 特定条件下で完全自動運転となる自動運転レベル4の実証取組も継続して実施しております。自動運転バスの運行情報は、以下ホームページをご確認ください(羽田イノベーションシティ公式ホームぺージ)。

https://haneda-innovation-city.com/bus_schedule/

自動運転バス


自動運転バス


換気制御プロダクトを活用した実証実験

 
 羽田イノベーションシティ内の一室において、換気量の自動制御による電気使用量削減の検証を行う実証実験を実施いたしました。
 本取り組みをきっかけにして、令和5年度に東京都のスタートアップ支援事業「キングサーモンプロジェクト」のもと、東京都・Cynaps株式会社と連携し、区内3施設(産業プラザPiO、新蒲田区民活動施設及び羽田地域力推進センター)にて実証実験を実施しました。
 実証実験では、Cynaps株式会社が開発するCO2濃度・温度・湿度の複合センサーにより、換気量の自動制御を行うIoTソリューション「BA CLOUD」を設置し、換気の自動制御を行い空調機の負荷を下げることで、電気使用量削減効果の検証を行いました。

CO2濃度・温度・湿度複合センサー


Cynaps hazaview


電池レスデバイスを活用した実証実験

 羽田イノベーションシティ内の大田区が設置したイノベーション拠点「HANEDA×PiO」入居企業である株式会社ニフコ・東日本電信電話株式会社の協力のもと、電池レスデバイスを用いて、羽田イノベーションシティ内の交流スペース等の施設利用状況をデータ化し、混雑状況を可視化する実証実験を実施しました。  
 本取り組みをきっかけとして、令和5年度に電池レスデバイスを活用し区内でのがけ崩れ現場での遠隔監視を実施しました。

電池レスデバイス

今後も、羽田イノベーションシティを軸にした実証実験の展開について、こちらのホームページに
公開してまいります。

                               

  


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