大田区と宮城県東松島市が災害時相互応援協定を締結しました

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更新日:2011年7月21日

 7月19日(火曜日)、大田区は、宮城県東松島市役所で、「災害時における大田区と東松島市との相互応援に関する協定」を締結しました。大田区からは、野田隆副区長が市に赴き、東松島市の阿部秀保市長と協定を取り交わしました。
 野田副区長が「これからも息長く支援していきます。」とあいさつすると、阿部市長からは「大田区ならびに大田区民の皆様の継続的な支援に感謝しております。」との謝辞が述べられました。

災害時相互応援協定を取り交わしている様子

左:阿部秀保東松島市長 右:野田隆大田区副区長

 協定の内容は、食糧・生活必需品等応急物資の供給、応急及び復旧対策に要する職員派遣など、相互の応援を円滑に実施していくためのものです。
 大田区は、宮城県を通じて支援要請のあった東松島市へ、緊急支援として3月17日の救援物資の輸送をはじめ、職員の派遣など区の業務として独自の支援を行ってきたところです。これまで同市からの要請で、4月21日から住宅応急修理制度の運用支援として建築職3名、5月9日から12月末まで長期の被災市街地の復興計画支援に土木職1名、5月12日から義援金給付申請受付支援に事務職2名を派遣しています。
 また、大田区は、4月7日に区民と区の協働で「大田区被災地支援ボランティア調整センター」を開設し、東松島市現地での被災家屋の汚泥撤去・清掃などのボランティア活動に積極的に取り組んでいます。4月から7月20日まで28回、合計654人、延べ1,599人の区民の参加をいただき、現在も継続的に実施しています。
 東松島市では、震災発生から100日目をむかえた6月18日(土曜日)東日本大震災東松島市慰霊祭を実施しました。同市はこの日を境に、「災害対策本部」を震災からの早期復興を目指し、職員・関係者が一丸となって復興事業に取り組むべく「震災復興本部」に衣替えしました。
 こうした中、今後は復興に向けて、大田区として継続的に長期にわたる支援に取り組むため、新たに支援に関する協定を結ぶこととしました。これまでの区民(ボランティア)と区の一体となった支援により、大田区と東松島市の「お互いの信頼関係が構築された」との認識が一致し、7月19日に災害時相互応援協定が締結されました。

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