【冬季】パラリンピック競技を知ろう!

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更新日:2021年11月2日

アルペンスキー

パラリンピックもオリンピックと同様に、滑降、スーパー大回転、大回転、回転(スラローム)、スーパー複合の5種目を実施します。障がいの分類は、立位(スタンディング)、座位(シッティング)、視覚障がい(ビジュアリーインペアード)の3つからなり、さらに障がいの程度などによってクラス分けされます。
勝敗は、実走タイムに障がいの程度に応じて設定されている係数をかけた計算タイムで決まります。
座位の日本チームは世界トップレベルで、2014年のソチパラリンピックではメダルを獲得しました。

競技のポイント

  • 「チェアスキー」と呼ばれるマシンを使用して行う座位カテゴリーは、時速100kmを超える速度で雪面を滑り降りる迫力が魅力

バイアスロン

クロスカントリーのフリー走法と射撃を組み合わせたものがバイアスロンです。距離別にシュート、ミドル、ロングの3種目が実施され、アルペンスキーと同様に、立位、座位、視覚障がいの各カテゴリーで争います。
また勝敗も、実走タイムに障がいの程度に応じて設定されている係数をかけた計算タイムで決まります。

競技のポイント

射撃を外した回数だけペナルティがあるため、持久力に加え、集中力が求められる過酷な競技

クロスカントリースキー

障がいのカテゴリーは、立位、座位、視覚障がいで、立位と視覚障がいカテゴリーでは、専用のカッターで作られた2本の溝を滑るクラシカル走法と、主にスケーティング走法を用いるフリー走法の2種目が行われいます。
距離は、1kmのスプリント種目から、5~10kmの中距離、そして20kmなどの長距離種目が行われます。

競技のポイント

シッティングカテゴリーの選手たちが使用する「シットスキー」の多くは、スピードを出しやすくするため軽さを重視し、選手それぞれの障がい特性によって進化した大切なパートナー

パラアイスホッケー

脊髄損傷や切断など下肢に障がいのある選手がスレッジと呼ばれる専用ソリに乗り、グリップエンドに駆動用の刃をつけた短いスティックを用いて行うアイスホッケー。
1チーム6人の選手が氷上でプレーでき、交代は自由で、6名全員が一度に交代することもある。試合時間は、1ピリオド15分、3ピリオド合計45分で行われる。

競技のポイント

「氷上の格闘技」とも呼ばれるほどの激しいコンタクトや鮮やかにゴールを奪う華麗なプレーは迫力満点

スノーボード

2014年のソチ大会からアルペンスキーの1種目として加わり、今回の平昌大会からは1競技となり、全部で10種目行われます。出場するのは切断やまひなど下肢や上肢に障がいのある立位の選手です。
3回の滑走でベストタイムを競うバンクドスラロームと、決勝ラウンドは2人1組になり、同時にスタートして勝敗を競うスノーボードクラスの2種目があります。

競技のポイント

義足の選手らがストックを使用しないで斜面を滑り降りる姿は超人的

車いすカーリング

1試合8エンド制。各エンドでハウスの中心に最も近いストーンを投げたチームが勝者となり、最も中心に近い敗者のストーンより内側にあるストーン数の合計が勝者の得点になります。ストーンを投げる際、低い姿勢でも投げやすいようにデリバリースティックを用いるのが特徴です。
さらに車いすが動かないように、仲間が後ろから支えることも認められています。1チーム4人で戦い、男女混合で編成しないといけません。

競技のポイント

一般のカーリングと違ってスイープ(ぶらしがけ)がない分、いかに氷の状態を読んで精確なショットを放てるかが勝負の分かれ道

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