コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)
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更新日:2023年2月7日
コミュ二ティ・スクールとは
コミュニティ・スクールは、学校運営協議会を設置した学校をいい、学校と地域住民などが力を合わせ、子どもたちのより良い環境づくりに取り組む「地域とともにある学校」を目指すための仕組みです。
学校運営協議会は、地域住民や保護者などから構成されます。 地域の声を活かし、学校と地域が一体となって「特色ある学校づくり」を進めていきます。
大田区におけるコミュ二ティ・スクール
学校運営協議会の主な3つの機能
校長が作成する学校運営の基本方針を承認する
校長が作成する学校運営の基本方針の承認を通じて、育てたい子ども像や目指す学校像などに関する学校運営のビジョンを共有します。学校と地域住民や保護者などが、互いに当事者として協働することにつながります。
学校運営について、教育委員会又は校長に意見を述べることができる
学校運営全般について、主体的に意見を申し出ることができます。個人の意見ではなく、保護者や地域住民などの代表による合議体としての意見を述べることになります。
教職員の任用に関して、教育委員会規則で定める事項について、教育委員会に意見を述べることができる
学校の課題解決や教育活動の充実のために校内体制の整備充実を図る観点から、教職員の任用に関して、教育委員会に意見を述べることができます。
目指す姿
(1)学校、家庭、地域の連携・協働により、 未来を担う子どもの成長を育むコミュニティ・スクールづくり
学校運営のビジョンを学校、家庭、地域が共有し、子どもの成長を地域全体の課題として取り組む仕組み
(2)地域の特色を活かしたコミュ二ティ・スクールづくり
各学校と地域の特色を活かした仕組み
(3)持続可能な学校運営に向けたコミュ二ティ・スクールづくり
安定した協議の中で持続可能な仕組み
(4)地域学校協働本部との一体的なコミュ二ティ・スクールづくり
コミュ二ティ・スクールと地域学校協働本部が、相互にパートナーとして支え合う仕組み
(5)学校、家庭、地域がつながる、学校を核としたコミュ二ティ・スクールづくり
学校を核とした新たなコミュニティ創出の仕組み
期待される効果
学校
- 地域の多様な人材活用による、特色ある学校運営の実現
- 地域の方々の新たな発想による課題解決
- 教職員の働き方改革につながる、地域による教育活動の支援
地域
- 防災活動や地域行事への参加などによる、地域活性化の促進
- 地域における世代間交流の促進ややりがいの創出
- 地域への愛着を生み、将来の地域の担い手を育成
家庭
- 充実した学校生活を送る、子どもの生き生きとした姿
- 地域に支えられ、子育てしやすい安心感
- 地域交流などによる、親子での地域参加
コミュニティ・スクール一覧
各学校の活動内容を公開しています。詳しくは、下記のリンクをご参照ください。
これからのコミュニティ・スクール推進
令和4年度5校に導入したコミュニティ・スクールを計画的に推進し、区内全小中学校導入を目指していきます。
また、コミュニティ・スクールにおける、様々な団体が緩やかなネットワークを形成することによる新しいつながりは、教育地域力を充実させ、地域課題・教育課題等の解決につながる仕組みであり、地域資源ともなります。
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の推進(PDF:593KB)
地域力を生かした学校づくりとしてのコミュニティ・スクール推進(PDF:3,802KB)
各校の取り組み事例については、
令和3年度実績と4年度実績を掲載しています。
コミュニティ・スクール推進
研修会の開催
コミュニティ・スクールへの理解、今後の運営、導入促進のため、研修会を開催しました。
第1回
コミュニティ・スクールの意義や学校運営協議会の運営に必要な知識の習得、委員として学校運営に参画する意識付けをするとともに、委員同士のつながりと連携の促進を目的に、初回ということもあり、学校運営協議会委員に限定して実施しました。
1 実施日時等
令和4年7月23日(土曜日)午前10時~11時40分
消費者生活センター大集会室
2 内 容
講義、グループワーク(模擬熟議)等
3 講 師
井上 尚子氏
一般社団法人S.PLACE 代表理事
文部科学省CSマイスター
杉並区立天沼小学校運営協議会 会長職務代理者
同校地域学校協働本部 アドバイザー
4 参加者
17名(うち校長2名)
第2回
コミュニティ・スクールの導入を促進するため、コミュニティ・スクール校に限らず、
区内全校に案内し、多くの学校関係者に参加いただきました。
1 実施日時等
令和5年1月28日(土曜日)午前10時~12時
区役所本庁舎 2階会議室
2 内 容
講義(別添資料を参照)、グループワーク(模擬熟議)等
3 講 師
佐藤 晴雄 氏
日本大学文理学部教育学科特任教授/放送大学客員教授
4 参加者
48名(うちCS委員16名、その他の学校関係者32名)
研修の資料
アンケート結果
導入までの取り組み
モデル事業実施校5校の実績
令和4年2月28日月曜日に、令和3年度コミュニティ・スクールモデル事業実施報告会をオンラインで開催いたしました。下記のリンクから、大田区チャンネル(YouTube)で動画をご覧になれます。
第1部
(1)開会
(2)モデル事業実施報告
馬込第三小学校
久原小学校
道塚小学校
大森第二中学校
大森第三中学校
第2部
(3)講演
京都大学学際融合教育研究推進センター地域連携教育研究推進ユニット
特任教授 小松 郁夫 氏
「大田区におけるコミュニティ・スクールの推進について」
(4)閉会
令和3年度コミュニティ・スクールモデル事業実施報告会 第1部(外部リンク(YouTube))
令和3年度コミュニティ・スクールモデル事業実施報告会 第2部(外部リンク(YouTube))
関連リンク
文部科学省「学校と地域でつくる学びの未来ウェブサイト」(外部リンク)
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