おいと坂

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更新日:2016年4月1日

東急目蒲線沼部駅近く、田園調布本町24番と25番の間を東上する小さな坂道。かつて、坂下に「雄井戸おいと」と呼ばれる井戸があり、旧中原街道を隔てて西側にあった「雌井戸めいと」とともに人々に親しまれてきました。
『大森区史』にのせられた伝説によれば、北条時頼ほうじょうときより(注釈)がこの地を訪れた際、雄井、雌井の水により病をいやしたといわれています。おいと坂は、この「雄井」に由来するのでしょう。
今でこそ住宅街の中のあまり目立たないまっすぐな坂道となっていますが、耕地整理によりまっすぐになるまでは、竹やぶの中の急な、曲った坂道であったと伝えられています。

(注釈)北条時頼ほうじょうときより 鎌倉時代中期の武将(1227年から1263年)

写真:おいと坂の様子

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