熱中症を予防しましょう

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更新日:2023年10月27日

令和5年度の熱中症警戒アラートは終了しました。

熱中症警戒アラートは熱中症予防行動を取るための「気づき」を呼びかける情報です

環境省と気象庁は、熱中症予防対策に効果的な情報発信として、令和5年4月26日から10月25日までの期間において、熱中症警戒アラートを発表しました。
次年度の情報発信につきましては、令和6年4月下旬の開始を予定しています。

暑さ指数とは

気温・湿度・輻射熱(地面や建物・体から出る熱)の3つを取り入れた、暑さの厳しさを示す指標です。
環境省熱中症予防サイトでは、暑さ指数について情報提供をしています。

マスクの着用により、さらに熱中症に注意が必要です

感染対策を行いながら、適宜(特に屋外では)マスクをはずし、意識して水分補給を行うことが重要です

長時間マスクをしたままだと、以下の理由などで熱中症のリスクが高まります。
・マスク内の湿度が上がり、のどの渇きに気づきにくい
・顔を中心に熱がこもりやすい

熱中症は予防が大切です

熱中症とは、暑さの中でおこる障害の総称です。温度や湿度が上がり始めると、熱中症で搬送される方が増加します。熱中症を予防して、夏を健康に過ごしましょう。

症状
軽症  めまい、たちくらみ、こむら返り、手足がしびれる、汗がとまらない
中等症 頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感
重症  意識が無い、けいれん、体が熱い、呼びかけに対して返事がおかしい、まっすぐに歩けない

こんな日は要注意!

  • 急に暑くなる日
  • 気温が高い日
  • 湿度が高い日
  • 風の弱い日
  • 日差しが強い日、時間帯

室内でも風通しの悪い場所では熱がこもりやすく、熱中症が起こりやすくなります。
閉めきった寝室は注意が必要です。また、窓の無い台所で料理をする場合も熱中症をおこしやすくなります。

こんな人は要注意!

  • 高齢者(温度・湿度に対する感覚が弱くなり、汗をかきにくくなったり、熱さやのどの渇きを感じにくくなるため)
  • 乳幼児(体温調節機能が十分発達していないため。地面に近いほど気温が高くなるため屋外では特に注意が必要です。)
  • 暑さに慣れていない人
  • 普段から運動していない人
  • 肥満の人

予防のポイント

  • 室内は28℃をこえないように、エアコン・扇風機を上手に利用しましょう。
  • カーテンやすだれなどで直射日光を避ける、風通しを良くするなど住まいの工夫をしましょう。
  • 水分は、のどが渇く前にこまめにとりましょう。アルコール類は、かえって体内の水分を出してしまうので逆効果です。
  • 涼しい素材の服装など、衣類の工夫をしましょう。
  • 外出時は、日傘や帽子を利用しましょう。
  • 車の中は急激に温度が上昇するので、わずかな時間でも子どもだけを車内に残すことはとても危険です。

≪日常生活における熱中症予防指針≫

日常生活における熱中症予防指針


スポーツをする時は、特に注意が必要です。

「暑さ指数」や「熱中症予防のための運動に関する指針」を参考にして、対策を講じましょう。
≪熱中症予防のための運動に関する指針≫

運動に関する指針


(注釈1)暑さに弱い人:体力の低い人、肥満の人や暑さに慣れていない人など。
(公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)より

熱中症が疑われる人を見かけたら

  • 涼しい場所へ移動させる
  • 衣服をゆるめ、からだを冷やす(特に首の回り、わきの下、足の付け根など)
  • 水分補給

自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう!その場合、無理に水を飲ませてはいけません!

熱中症に関する情報はこちら

熱中症に関するリーフレット

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健康医療政策課

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FAX :03-5744-1523
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