適正管理化学物質講習会を開催しました

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更新日：2020年2月28日

　区では、東日本大震災の経験をいかし、地震などの災害発生時に化学物質の漏えいなどによる被害拡大を防止するための事業を、平成23年度から開始しました。
　平成23年度から27年度の5年間で、適正管理化学物質を年間100kg以上使用している工場及び指定作業場（ガソリンスタンドを除く）を、個別に訪問しました。災害発生時に、事業者自らが応急措置を施し、被害の拡大を最小限に抑える危機管理体制を確立することを目的に、事業者は化学物質の取扱い方法を確認し、実態に合った化学物質取扱いマニュアルを作成しました。
　その結果、適正管理化学物質を年間100kg以上使用している工場及び指定作業場において、災害時の危機管理体制が確立できました。
　平成28年度は、これまでの訪問で集まった工場における有用な管理方法の知見を、区内全工場にフィードバックするため講習会を開催しました。