「大森駅西側の都市基盤整備の基本的考え方について」を取りまとめました（平成29年11月）

　平成27年3月に大森八景坂地区まちづくり協議会から提案された「大森八景坂地区まちづくり計画案」を踏まえて、大田区は関係機関との協議・調整を行うとともに、大森駅西口駅前空間のあり方を検討してきました。平成29年11月、これまでの協議結果等を踏まえ、区として、大森駅西口基盤整備の基本的な考え方を取りまとめました。

補助第40号線(ジャーマン通り)～くらやみ坂間《約530m》

• 交通結節点機能(バス･タクシーの乗降場等)を再配置し、通過交通の円滑化･渋滞解消を図ります。
• 歩道を広げ、ゆとりある歩行者通行空間を確保します。
• 自転車の走行環境を確保します。
• 駅前空間に必要な機能を最適な位置に配置するため、都市計画区域の一部変更を検討します。

• 歩行者がたたずみ緑のあるイベント等も可能な歩行者空間として整備します。
• 新たに都市計画施設として位置付け、行政が主体となって整備します。
• 高低差のある地形を活かした空間活用を検討します。
• 駅前の空間に相応しい『賑わい機能』の形成を図ります。

(仮称)大森駅西口広場について、現在、広場の高さレベルが異なる案を3案検討しております。複数の整備パターンをお示して、地域の皆さんのご意見を伺いながら、1案に絞り込んでいきたいと考えております。

　補助第28号線・（仮称）大森駅西口広場については、今後、必要な都市計画の手続きを行う予定です。地域の皆さまのご意見等を伺いながら都市計画の案を作成するとともに、都市計画の素案説明会を開催してまいります。
　説明会の後は、作成した都市計画の案を縦覧するとともに、地域の皆さまからの意見書を受付いたします。その後、都市計画審議会に付議し、都市計画決定してまいります。
　都市計画を決定したのちは、事業認可を取得し、用地の取得及び工事に着手する予定です。
　大田区の中心拠点『大森駅』西側駅周辺にふさわしい、便利で快適な駅前空間を整備してまいりますので、皆様のご理解･ご協力をお願い申しあげます。

　「大森駅西口基盤整備の基本的な考え方」の本文については、下記よりダウンロードをお願いいたします。