活動内容

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更新日:2013年5月31日

地域の子育ち・子育てを応援!子ども交流センター

「子ども交流センター」は、旧大森第六小学校の施設を活用して開設した区民活動施設「こらぼ大森」の3階、4階にあります。音楽室や工作室、図書室、ファミリールームなどを備え、ほかの児童館と比べると広く感じます。学童保育、乳幼児とその親を対象とした事業のほか、中学生・高校生向けの事業も行っています。NPO法人「おおもり子どもセンター」が運営しており、NPOならではのフットワークを生かし、地域に支えられた“子育ち・子育てのセンター”を目指しています。

楽しい活動がいっぱい

「子ども交流センター」のカレンダーは、毎日行事で埋まっています。乳幼児と親の交流の場である「幼児クラブ」。年長児から小学生が対象の「工作」。小学生向けの「ダンス」、「まち探検隊」、「クッキング」。中・高校生の「バスケットボール」。みんなが楽しみにしている「駄菓子屋」。休日には「ハイキング」や「おまつり」もあります。中でも「子ども交流センター」で特に大切にしているのが、「食」と「自然」をテーマとした活動です。以下にテーマ活動の一例を紹介します。

テーマ活動その1 食べことクラブ

「食べことクラブ」は小学生のクラブ活動です。豆腐、心太(ところてん)などの手作りや、稲を植えて観察したり、稲と日本人の生活について調べるなど、食材を通じていろいろな学習もしています。クラブのほかにも、「食」にかかわる企画はたくさんあります。16年5月には親子でそば打ち。7月はそばの種を蒔き。9月は”お月見“に月見だんごと月餅を作りました。また、中国の方に中国のお月見の話を聞きました。10月は「秋だ!秋刀魚だ!七輪だ!」と題して、七輪でサンマを焼いて食べました。春は「つくし」や「菜の花」、秋には「トチの実」など季節の恵みも味わっています。

テーマ活動その2 自然にふれよう

また、親子ハイキングやハゼつり、木の実拾、めだかの飼育、クラブ活動の「まち探検隊」など、生き物や自然にふれる行事や、自然の素材を使った工作などを行っています。16年11月7日には、『ポレポレECOまつり「遊びの森ワンダーランド」』を行いました。グラウンドで落ち葉のプールを楽しんだり、丸太切りをしたり、木の実工作をしたり。10月はその準備のため、木の実拾いに行き、木の実や木の枝を預金する「ポレポレ銀行」を開店しました。子どもを真ん中に、スローライフとエコロジーにこだわった、テーマ性のあるまつりであることが特徴です。

テーマ活動その3 子どもたちも企画に参加

まつりの準備では、子どもたちも「こんなことがしたい」というアイデアを出します。こらぼ大森のまつりでは、小学生が「おばけ屋敷」を運営し、好評でした。高校生の発案で、中学生のバスケットボール練習も始まっています。職員は子どもの考えを形にしていく手伝いをします。「ポレポレECOまつり」の企画・運営では、地域のボランティアや団体が参加する「よいしょの会」も協力しました。

地域の協力で

子ども交流センターを運営するNPO法人「おおもり子どもセンター」は、立ち上げ準備から地域の方が関わっていました。「こんな施設にしたい」、「こんなことをやってみたい」という話からさまざまな企画が生まれ、協力者も生まれていきました。まつりのほかにも、「駄菓子屋」の運営、部屋の飾り付け、折り紙の指導やおもちゃの寄付など、それぞれの形で地域の方が協力しています。子どもも大人も、みんなが自分の役割を見つけ、お互いに持っている力を出し合って、もっと楽しく、居心地のいい場所にしたいと思っています。

お問い合せ先

  • 電話:03-5753-6801
  • FAX:03-5753-6802