キャッシュカード犯罪

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更新日:2020年9月8日

手口

 キャッシュカードの複製が作られ、本人が気づかぬうちに、金融機関の口座から預金が引出されるものです。
平成17年初頭に摘発された例では、ゴルフ場を利用して暗証番号を知り、複製カードを作成していました。また、金融機関のATMを操作する際に入力する暗証番号を覗き見る、財布を放置した隙にキャッシュカードをいったん抜き取り、特殊な装置で番号を読み取ってから戻すなどの例があります。  
 キャッシュカードは、犯罪による損失に対しては、補償を受けられるようになりました。ただし、証拠が無いとお金を取り戻すことは困難です。カードの保管、暗証番号の設定には、自己管理が強く求められています。
平成18年2月から施行された「偽造・盗難カード預金者保護法」では、金融機関に預金者への補償を義務づけることになりました。しかし、今回の法律では、通帳やインターネットを利用した不正引出しについての補償はありません。
さらに、暗証番号を他人に教えたりカードに書いたりすると銀行の補償対象にならない場合もあります。

注意点

(1) ATMを利用するときには、暗証番号を他人に見られないように気をつける。
(2) 生年月日、電話番号、住所などは推測されやすいので、暗証番号には設定しない。
(3) キャッシュカードの保管に注意する。紛失した場合、ただちに金融機関に連絡をとる。
(4) 銀行の残高をこまめにチェックする。
(5) 複数の金融機関に預金を分散する。
(6) 普段使う口座と貯蓄用の口座を別にし、貯蓄用口座はカードを作らない。
(7) 生体認証など高度な確認が可能な金融機関のATMだけを利用する。

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