おおた区報WEB版 令和7年12月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2025年12月11日
特集
大田区のほっとスポット そうだ!銭湯に行こう
撮影協力:第一相模湯(西六郷2-29-2)
「黒湯」に浸かって心もお肌もリフレッシュ!
黒湯とは?
黒色は、お湯に含まれる「フミン酸(土の中の古代植物が分解・発酵された成分)」によるもので、ミネラルなどが含まれ、美肌効果があると言われています。区の黒湯は都内屈指の濃さで、湯あたりの良さから毎日利用する人も多いそうです。
Welcome to SENTO
銭湯の楽しみ方は十人十色
区長:お二人は普段どのように銭湯を楽しんでいますか?
ダビデさん:私は週に1回くらい銭湯に通っていて、炭酸のお湯とか、電気風呂とか、いろいろな種類のお湯を楽しんでいます。
ドンさん:私はお湯に浸かるのも好きですが、サウナが好きで、サウナに入って出てを3回くらい繰り返します。区長はいかがですか?
区長:私の場合は、その日に行く銭湯を調べて、どのお湯に入ろうかなと考えている時からわくわくしています。
ダビデさん:私も同じです(笑)。もう1つ楽しみなのが、壁に描かれた大きな絵です。
区長:銭湯壁画は銭湯の象徴かもしれませんね。
ドンさん:母国ベトナムでは銭湯のような公衆浴場に入ったことがなかったので、あらゆることが新鮮です。大阪で銭湯に行った時に、浴槽に使われている木が千年前のものと知った時は驚きました。
区長:木のエネルギーをもらえそうですね。ぜひ行ってみたいです。それぞれの違いを知って、その日の気分で行く場所を選ぶのも醍醐味ですよね。私は風呂上がりに飲むコーヒー牛乳も楽しみなんです。幼い時の記憶がよみがえって、こどもの頃に戻ったような感覚になるんです。
銭湯は初対面でも会話が生まれる交流の場
区長:お二人はまだ銭湯に行ったことがない海外の方に魅力を伝えるとしたら、どんな風に紹介しますか?
ダビデさん:ストレス解消になることと、交流の場であることを伝えると思います。
ドンさん:私も同じで、リラックスできる場所であり、コミュニケーションが自然と生まれる楽しい場所であることを伝えたいです。私が日本に来た当時は銭湯に外国人がいるとびっくりされましたが、最近はあまり驚かれないですね。
区長:知らない人同士が友達になれる場所というのは、現代社会においては貴重かもしれませんね。私の場合は「区長ですか?」と声を掛けていただくことが多いので、銭湯は区民の皆さんと交流できる大切な場所です。
ダビデさん:ずっと残っていて欲しいですよね。
区長:今日一緒に入ったこどもたちや、お二人のような海外出身の方が私たちと一緒に銭湯文化を盛り上げていただけるとうれしいです。
イベントのお知らせ
大田・川崎×京急「銭湯デジタルスタンプラリー」
大田区と川崎市の銭湯、京急線の駅でスタンプを集めると、先着でオリジナルグッズがもらえます(一部抽選)。
たくさん巡ってお気に入りの湯を見つけてみませんか。詳細は特設ホームページをご覧ください。
実施期間:12月13日(土曜日)から2月15日(日曜日)
スタンプ設置場所:大田区・川崎市の銭湯、京急線3駅(平和島・八丁畷・川崎大師駅)
冬至はゆず湯で温まろう
日程 12月22日(月曜日)(注釈)一部の浴場で実施日が異なります
新年を銭湯の初湯で迎えましょう
正月三が日に朝湯を実施する銭湯もあります。年末年始は各銭湯の営業時間や休業日が変更になりますので、事前にご確認の上、お出かけください。
未来をつくるおおたアクション!
魅力ある観光資源の創出と発信
区は都内一の銭湯数を誇り、黒湯や温泉、昔ながらの意匠が残る建物など特徴のある銭湯が多く、大切な観光資源でもあります。
区内外から多くの人が訪れ、地域に元気と活気が生まれています。今後も大田浴場連合会と連携し、多くの方に銭湯文化を楽しんでもらえるよう、
事業の取り組み、広報に力を注いでいきます。
お問い合わせ
広聴広報課
電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
メールによるお問い合わせ(広聴広報課広報担当)




