赤ちゃんのための室内環境

ページ番号:431484745

更新日:2021年6月21日

赤ちゃんは、一日のほとんどの時間を室内で過ごします。乳児期から幼児期にかけて、体が最も成長する時期なので、呼吸によって取り込まれる室内の化学物質やアレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因物質)に注意が必要です。

快適な環境づくりのために

赤ちゃんが快適に過ごせるよう室内環境に注意しましょう。

1 温・湿度計を見て調節しましょう
赤ちゃんが季節にあった室温で過ごし、ダニやカビの発生を防ぐため、温度計や湿度計を備えて室内の状況を確認・調整できるようにしましょう。
室温の目安 夏:外気温より4~5℃低い程度、冬:20~25℃
湿度の目安 50%前後

2 冷暖房の風は体に直接当てないようにしましょう
風が体に直接当たったままにしていると過剰に体温が奪われます。暖房時も風で肌や粘膜が乾燥し、体調をくずす原因となることがあります。風向きに注意してください。

3 換気を心がけましょう
室内で発生する化学物質の排出やダニ・カビの発生を予防するために、定期的に換気をしてください。窓2ヶ所以上を半分程度開け、3~5分換気するのが効果的です。
詳細は、「効果的な換気方法」をご覧ください。

4 赤ちゃんのために禁煙しましょう
たばこの煙に含まれる有害な化学物質が室内空気を汚します。赤ちゃんがたばこを誤飲する事故も多いので注意してください。
たばこに関するリンク先 健康づくり課「たばこと健康」

化学物質

私たちが暮らす室内では、建材、家具、家庭用品からさまざまな化学物質が空気中に放出されています。これらの化学物質によって体調が悪くなる症状を総称してシックハウス症候群といいます。赤ちゃんや子どもが呼吸で取り込む化学物質の量は、大人の2倍以上にもなるため、室内空気に注意を払う必要があります。

室内の化学物質対策のポイント

1 家屋の新築・リフォーム時や家具などの購入時は、建材・塗料・接着剤などにホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物の発生が少ない材料が使用されているか確認しましょう。

2 定期的に室内の換気をしましょう。

3 赤ちゃんのいる室内での殺虫剤などの使用は、必要性を十分に検討してからにしましょう。使用する場合は、説明書をよく読み、用法容量を守りましょう。

アレルギー

アレルギーの子どもが増えています。気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患の中には、ダニのフンやカビなどを吸い込んで、アレルギーの症状を引き起こすものがあります。ダニやカビはどこにでもいるものですが、増えすぎないような環境づくりが大切です。

ダニ・カビ対策

ダニ対策については、「ダニ」をご覧ください。
カビ対策については、「カビ」をご覧ください。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader のダウンロードへ

Get Adobe Acrobat Reader

お問い合わせ

生活衛生課
環境衛生担当
大田区大森西一丁目12番1号 大森地域庁舎
電話:03-5764-0694
FAX :03-5764-0711
メールによるお問い合わせ