食物アレルギー

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更新日:2024年5月8日

食物アレルギーとは

 食物アレルギーとは、食物を摂取した際、身体が食物に含まれるたんぱく質等(アレルゲン)を異物として認識し、自分の体を過剰に防御することで不利益な症状を起こすことです。主な症状は「かゆみ・じんましん」、「唇の腫れ」、「まぶたの腫れ」、「嘔吐」、「咳・ぜん息(ゼイゼイ・ヒュウヒュウ)」などです。最悪の場合、死に至ることもあります。食物アレルギーは、人によってその原因となるアレルゲンと、その反応を引き起こす量が異なります。また、同一の人であっても体調によって、その反応も変わります。
 我が国における食物アレルギー患者の正確な人数は把握できていませんが、乳幼児の5~10%、学童期以降では1~3%が食物アレルギー患者であると考えられています。

アレルギー物質の表示

アレルギー物質は重篤度じゅうとくど、症例数が多い8品目(特定原材料)については、表示が義務付けられています。

表示が義務づけられている8品目(特定原材料)

画像:表示が義務づけられている8品目(特定原材料)


過去に一定の頻度で健康被害が見られた20品目(特定原材料に準ずるもの)については、表示を推奨しています。 

表示が推奨されている20品目(特定原材料に準ずるもの)
アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、マカダミアナッツ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン

  
 アレルギー表示は原材料表示の部分に記載されていますので、確認をお願いします。
 なお、商品よっては外箱だけにアレルギー表示があり、個包装にはアレルギー表示がされていないものもありますので、ご注意ください。
 また、アレルギー表示とは別に、表示の枠外にアレルギー物質の混入に関して「注意喚起表示」があることがあります。これは原材料としては特定原材料を使用していないにもかかわらず、特定原材料が意図せずして食品に混入(コンタミネーション)してしまう場合があるため(特定原材料を使用した食品を製造した後に、特定原材料を使用しない食品を製造する場合など)の注意喚起指導ですので、お忘れなくご確認ください。

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