口の中の自己チェック ‐口腔がんを予防しましょう‐

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更新日:2022年7月1日

口の中の自己チェック 口腔がん予防しましょう‐

口の中にもがんができることをご存知ですか? 

一見、口内炎や歯周病と思い、見過ごすことが多い病気が口腔こうくうがんです。

早期発見できれば、治癒率はきわめて高く、生活への支障も最低限に

くいとめることが出来ます。

口腔こうくうがんとは?

  • 舌、歯肉、頬の粘膜などにできるがんです。
  • 口の中にできるため、食べる・話す・呼吸するなどの口の働きが大きく妨げられることもあります。
  • 他の臓器と違い、鏡で見ることができます。

口腔こうくうがんをひきおこす要因

  • 主な要因として可能性の高いものに喫煙があります。
  • その他の要因には、飲酒、口の清掃不良、壊れた入れ歯や穴があいているかぶせ物、とがった歯などが慢性的な刺激を粘膜に与える、栄養不良、ウイルスなどがあります。

要因を減らして、予防しましょう。

  1. たばこ、アルコールなどの刺激物を控えましょう。
  2. 壊れた入れ歯、穴があいているかぶせ物・詰め物などが取れたままになっている歯などは、治しておきましょう。
  3. 口の中を清潔にしましょう。

口の中を自分でチェック!

口の中は、自分で鏡などを使って見ることができる場所です。
月に1回は、舌や自分の口の中をチェックしてみましょう。
早期に発見することが大切です。

チェックのしかた

準備 明るい光の下(スタンドライトなど)で、手鏡などを用意しましょう。
    入れ歯を入れている場合は、はずしましょう。
1 上下の口唇の内側や前歯の歯肉のチェック
2 上あごのチェック

上あごの絵

3 上下の奥歯の歯肉と頬の内側を左右それぞれにチェック

頬の内側

4 舌の表面と横側(左右とも)、舌の裏側、下あごの内側全体(青い矢印の部分)の粘膜をチェック

舌の横側

舌の裏側の絵

チェックのポイント

~口内炎などと間違えやすいので注意して見るようにしましょう~

  1. 治りにくい傷がないか?
  2. 粘膜のただれや赤い斑点がないか?
  3. こすってもとれない白い斑点がないか?
  4. 境界がはっきりしないしこりや腫れ、できものがないか?

早期発見、早期治療が大切です。
チェックをして治りにくい傷やしこり、腫れなど2週間から3週間待っても気になる症状がありましたら、
できるだけ早くかかりつけ歯科医または、口腔外科こうくうげか専門の歯科医に相談しましょう。

関連情報

口腔がんに関する啓発パンフレットは、「蒲田歯科医師会ホームページ」の「情報公開」から、ご覧いただけます。

お問い合わせ

地域健康課

大森地域健康課
大田区大森西一丁目12番1号
電話:03-5764-0661
FAX :03-5764-0659
調布地域健康課
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蒲田地域健康課
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糀谷・羽田地域健康課
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