4か月児健診のチェックポイント

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更新日:2021年6月22日

おうちでできるチェックポイント

新型コロナウイルス感染症予防のため、4か月健診を一時中止しておりました。
現在、4か月健診は、再開しておりますが、「おうちでできるポイント」として
参考にして下さい。

以下は、小児科医 平岩幹男氏のコメントからの出典です。

【4か月健診が延期でも、おうちでできるチェックポイント】
このような時期ではありますが、予防接種はスケジュールに沿って受けましょう。昔に比べて種類は増えていますが、同時にできるものもありますし、回数が必要なものもあります。家庭でできるチェックのほかに医療機関でないとできないチェック(注)をお願いしてみてもよいかもしれませんね。

【チェックポイント】
・ざっくりポイントは3つです。体重が増えているかどうか、首がすわっているかどうか、股関節がきちんと開くかです。そのほかに視聴覚やおへそのじくじく、皮膚のトラブルもあります。予定より早く生まれたお子さんの場合には少し遅れることもあります。
・体重はこの時期に限らず、できれば毎週計ってください。医療機関では10g単位まで計りますが、家庭では100g単位で大丈夫です。母乳などを飲む前にお子さんを裸にしてバスタオルで包んで抱っこして一緒に体重計に乗り、計ったらお子さんをベッドにおいてもう一度計ります。この差がお子さんの体重です。この時期には週に200~300g程度増えることが多いですが、100g以下の増加の場合にはかかりつけの医療機関に相談してみてください。少し増加が少な目かなと思っても元気に母乳やミルクを飲んで機嫌がよければあわててミルクを足したり増やしたりする必要はないと思います。
・首がすわっているかどうかは、お子さんを立て抱きにして首を自由に動かすかどうかを見てください。無理に振ったり揺さぶったりはしないでください。首の後ろに手を当てなくても目を合わせるかどうかをチェックしてみてください。あとベッドにうつぶせにして頭を自分で挙げてくるかどうか(頭が挙がらず足が上がる場合には医療機関に相談です)も見ておいてください。体重の増加が少なく、首が不安定な場合には医療機関(注)の受診をお勧めしています。
・股関節は自宅でチェックするのはむずかしいですが、足をしっかり開いて(M字型にして)おむつを当てるようにしてください。体をくるむような当て方や、くるんだ態勢での移動はお勧めできません。予防接種の時に相談(注)してもよいかもしれませんね。
・目は、この時期になれば見つめたり、保護者を目で追ったりすることもできるようになってきます。音に対する反応もはっきりしてきます。呼びかけに反応して目を合わせることができるかどうかをみてみましょう。
・皮膚のカサカサは保湿のクリームやワセリンを使うことが多いです。皮膚やおへそがじくじくしたり、においがしたりするときには医療機関の受診をお勧めします。
・基本は楽しく、お子さんとふれあい、いろいろな反応が出てくればうれしいですね!
 
 (注)は、医療機関への相談をお勧めするものです。

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