令和7年8月7日大田区緊急記者会見における区長コメント
ページ番号:551612117
更新日:2025年8月7日
このたび、大田区において、参議院議員選挙における投票用紙の交付誤り、そして不在者投票数の集計誤りにより投票総数と実際の票数との差分を架空の無効票として処理してしまったこと、この二つの重大な事故を相次いで発生させ、区民の皆さまの信頼を大きく損ねてしまったこと、また皆様方へのご報告が遅くなってしまったことにつきまして、区長として心より深くお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
選挙は民主主義の根幹を支えるものであり、その公正性と透明性は何よりも優先されなければなりません。にもかかわらず、今回の事態は「不整合に気づきながらも正しい対応を取らなかった」ことで、区民の皆さまの信頼を大きく揺るがす結果となってしまいました。この点について、私は極めて重大な事態であると強く受け止めております。
今後につきましては、まず原因の徹底的な究明を行い、その過程を区民の皆さまに誠実に明らかにしてまいります。昨日には、本件に関する現状と今後の対応について共有するため、全部長を招集し、臨時の庁議を開催いたしました。全庁を挙げて、選挙事務はもとより区政全般に関わる全ての職員に対する倫理教育や法令遵守の徹底を図り、組織全体の意識改革を進めてまいります。
さらに、このたびの不適切な対応につきましては、責任の所在を明確にし、厳正な処分を行うことで、組織としての責任を果たしてまいります。
私は区長として、組織全体として「適正な事務執行を徹底するとともに、万一誤りが生じた場合には、速やかに是正し、責任をもって報告する風土」を築き、公平・公正な選挙環境を整え、区民の皆様の信頼を取り戻すよう、先頭に立って全力を尽くしてまいります。
改めまして、このたびの不祥事により区民の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたこと、重ねて深くお詫び申し上げます。
今後の取組を通じて信頼回復を果たすべく、全力を挙げて取り組むことをお約束いたします。
大変申し訳ございませんでした。