令和7年9月11日大田区豪雨に際して(大田区長 鈴木晶雅)

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更新日:2025年9月16日

区民の皆様へ

この度被災された区民の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
今回の豪雨は、大田区で初めて「記録的短時間大雨情報」が発令され、浸水被害や道路被害など多くの被害が発生いたしました。
区ではいち早く災害対策本部を設置し、被害情報の収集を行うとともに、罹災証明や災害見舞金、家屋の消毒、災害ごみなどの臨時相談窓口を開設して対応にあたっております。
また、9月16日には、区役所全職員に向けて、以下の訓示を行い、今回の事態に全庁一丸となって対応にあたるよう改めて伝えました。
区民の皆様の生活が一日でも早く元に戻るよう、引き続きスピーディに対応してまいります。

職員への訓示

この間の災害対応にあたり、昼夜を問わずご尽力いただいている全ての職員の皆様へ、区長として心から深く感謝申し上げます。
上池台・雪谷地区をはじめ区内各地で床上・床下浸水等の被害が発生する中、夜間や三連休を問わず、災害対策本部体制のもと、各部局が連携し全庁を挙げて対応にあたっていただきました。
現在も継続して対応を要する部局もありますが、職員の皆様の不断のご努力に改めて敬意を表します。
緊急時や災害の現場においては特に、判断を極めて短時間で求められる場面が多くあります。
区民の皆様や関係機関から寄せられる問い合わせや情報は非常に大事であるとともに、緊急時には所管を超えた対応を要する場面も生じますので、これらの声をしっかりと受け止め、区民に寄り添い、庁内で共有・連携を図って迅速に対応することが重要です。
たとえ問い合わせが所管外であったとしても、区民の生命や財産に関わるということを念頭に置き、庁内で共有し、区で責任を持って対応することを忘れないでください。
今回の豪雨のような事象が発生する時期は6月から10月と言われており、これで終わりではありません。
今回の豪雨への対応を行いながらも、我々は次の災害に備えていかなければなりません。
私たちは区民の皆様の生命と財産を守る大切な役割を担っています。この認識を胸に、今回の対応の振り返りをしっかりと行い、さらに災害に強い大田区を全庁一丸となって作ってまいりましょう。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。