おおた区報WEB版 令和7年10月11日号〔トップページ・特集〕

更新日:2025年10月11日

特集

令和7年度企画展「高橋松亭たかはししょうてい×かける川瀬巴水かわせはすい-日本の技と美-」

会期:11月24日(休日)まで
開館時間:午前9時から午後5時
休館日:月曜日休館(祝日・休日の場合は開館)
観覧料:無料
展示数:130点(関連展示を含む)
川瀬巴水(かわせはすい)「京都清水寺(きょうときよみずでら)」『日本風景集第二輯関西篇(にほんふうけいしゅうだいにしゅうかんさいへん)』、高橋松亭(たかはししょうてい)「市ノ倉弘明画房(いちのくらひろあきがぼう)」の画像

郷土博物館築地学芸員つきじがくげいいんの実はこの版画〇〇まるまるなんです

郷土博物館築地学芸員(つきじがくげいいん)の実はこの版画〇〇(まるまる)なんですの画像
この2つの作品では、絵師らしき人物の姿を見ることができます。

高橋松亭(たかはししょうてい)「酒匂(さかわ)」の画像
関東大震災後の版画(右側)の方が明るく鮮やかに仕上げられています。こうした制作方針の変更は、外国人購買層の好みを反映した結果と言われています。

高橋松亭(たかはししょうてい)「馬込」『都南八景(となんはっけい)』の画像
馬込のバス通り付近の画像
この作品は、馬込のバス通り付近を下絵に制作されたものなのです。

川瀬巴水(かわせはすい)「歌舞伎座(かぶきざ)」の画像
演劇雑誌の編集長から依頼を受けて制作した作品です。縦幕たてまくの「満員御礼まんいんおんれい」の文字は絵師の気遣いなのでしょうか。

郷土博物館築地学芸員(つきじがくげいいん)の画像 両者が描く写実性の高い下絵に高度な彫りとりの技巧を加えた作品群は新版画と呼ばれます。
新版画は評価の高かった海外の販路を意識して、日本らしい風景を画題として制作されました。
個々の作品には細かな仕掛けや狙いがあり、遊び心が潜んでいるものもあります。今回の企画展では、
制作背景も踏まえて両者の作品を楽しんでいただければと思います。ぜひご来場ください。

区長に聞きました!「私の推し作品」

大田区長 鈴木晶雅(すずきあきまさ)の画像 鮮やかな配色で、見ていると気分が高まる、そんな作品です。
青い空と湧き上がる雲が夏の日を思わせます。
作品中の船は多摩川の砂利を採掘・運搬した砂利船じゃりぶねですね。 川瀬巴水(かわせはすい)「矢口」『東京二十景(とうきょうにじゅっけい)』の画像

イベントのお知らせ

学芸員講座

日時 (1)10月25日(土曜日)(2)11月22日(土曜日)(注釈)ともに午後2時から4時
定員 先着各30名
申込方法 問合先へ電話。(2)10月21日から受け付け
会場・問合先 郷土博物館 電話:03-3777-1070 FAX:03-3777-1283

りの実演

実演・解説:合同会社沼辺木版ごうどうがいしゃぬまべもくはん 摺師すりし 沼辺広伸ぬまべひろのぶ
日時 10月26日(日曜日)(1)午前10時から正午(2)午後1時30分から3時30分
定員 先着各25名
申込方法 問合先へ電話
会場・問合先 郷土博物館 電話:03-3777-1070 FAX:03-3777-1283
摺(す)りの実演についての画像

外国人向け展示解説 Exhibition Commentary for Foreign Residents

対象 日本在住外国人
日時 11月9日(日曜日)午後2時から4時
申込方法 当日会場へ
Date and Time November 9th (Sunday), 2pm-4pm
Admission Free
For foreign residents in Japan (primarily English speakers). No advance reservation required.
Application Please come directly to the Ota City Folk Museum.

「2026年川瀬巴水かわせはすいカレンダー」販売中

数量限定で販売します。詳細はお問い合わせください。
販売場所:問合先、区政情報コーナー、大田区観光情報センター
費用 1,500円
問合先 郷土博物館 電話:03-3777-1070 FAX:03-3777-1283
「2026年川瀬巴水(かわせはすい)カレンダー」販売中についての画像
表紙「馬込の月」『東京二十景とうきょうにじゅっけい』昭和5年(1930年)作

多摩川台公園古墳ツアー

多摩川台公園古墳ツアーについての二次元コード 学芸員の解説とともに、多摩川台公園古墳展示室と公園内の古墳群を巡ります。
日時 11月3日(祝日)午前10時から正午
定員 先着30名
申込方法 問合先へ電話
問合先 郷土博物館 電話:03-3777-1070 FAX:03-3777-1283

多摩川台公園古墳ツアーについて詳細はこちら

東京文化財とうきょうぶんかざいウィーク2025にせんにじゅうご龍子りゅうし公園の特別公開」

東京文化財(とうきょうぶんかざい)ウィーク2025(にせんにじゅうご)「龍子(りゅうし)公園の特別公開」についての画像 龍子りゅうし公園を開放し、園内を散策しながら国の登録有形文化財に指定された旧川端龍子かわばたりゅうし邸、画室などを外周から見学できます。
日時 10月25日(土曜日)・26日(日曜日)、11月1日(土曜日)から3日(祝日)午前10時から午後3時
問合先 龍子りゅうし記念館 電話・FAX:03-3772-0680

東京文化財(とうきょうぶんかざい)ウィーク2025(にせんにじゅうご)「龍子(りゅうし)公園の特別公開」についての二次元コード 東京文化財とうきょうぶんかざいウィーク2025 にせんにじゅうご龍子りゅうし公園の特別公開」について詳細はこちら

未来をつくるおおたアクション!

文化を伝え育み、笑顔でいきいき暮らすまち

大田区立郷土博物館は、考古・歴史・民俗の各分野に関する区の資料を保存・展示している人文科学系の博物館です。
区では、区民の皆さんに質の高い文化芸術にふれる機会を提供し、豊かな暮らしの実現をめざしています。

問合先

郷土博物館 電話:03-3777-1070 FAX:03-3777-1283

お問い合わせ

 広聴広報課 
 電話:03-5744-1132 
 FAX :03-5744-1503
 メールによるお問い合わせ(広聴広報課広報担当)