大田区学校施設個別施設計画

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更新日:2024年6月25日

 
わが国では、高度経済成長期の急激な人口増加に伴い建設された公共施設が数多く存在しており、大田区(以下「区」という。)が所管する小学校、中学校及び特別支援学校の施設(以下「学校施設」という。)も児童・生徒数が急増した昭和30年代後半から同40年代にかけて整備されたものが多く、老朽化が進んでいます。

今後、学校施設における機能維持や調査、構想、計画、設計の検討・策定及び工事(以下「改築事業」という。)に係る費用増加が見込まれることから、効果的・効率的な施設整備を進めるため、区は令和3年3月に「大田区学校施設長寿命化計画」(以下「長寿命化計画」という。)を策定し、学校施設整備に取り組んできました。

現在、長寿命化計画に基づき毎年2校ずつ改築事業に着手していますが、このペースを継続した場合、目標使用年数を超えてから改築事業が完了する学校が発生するおそれがあり、児童・生徒の学習環境や避難所機能の維持が困難となりかねません。

今後は、学校施設の数や整備状況、建物の健全度などを踏まえた計画的な老朽化対策を進めつつ、大量に見込まれる更新需要に対応し、工事期間の短縮を図りながら改築事業をペースアップしていく必要があります。

この間、令和4(2022)年3月には、文部科学省の審議会である学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議により「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について」の最終報告が公表され、柔軟で創造的な学習空間の実現など、学び・生活・共創・安全・環境という5つの姿の方向性が示されました。

また、区は「大田区基本構想」(令和5(2023)年度策定)における4つの基本目標(将来像を実現するためのまちの姿)の1つとして、「未来を創り出すこどもたちが夢と希望をもって健やかに育つまち」を掲げています。さらに、「おおた教育ビジョン」(第4期大田区教育振興基本計画)(令和6(2024)年4月)では、理念を「笑顔とあたたかさあふれる未来を創り出す力を育てます」と設定しました。

国や区の掲げた学校施設の姿や理念の実現に向け、適切な改築サイクルを確立し、児童・生徒に安全でより良い学習環境を提供するため、「大田区公共施設等総合管理計画(令和4年3月)」に基づく学校施設の個別施設計画として長寿命化計画を改訂し、「大田区学校施設個別施設計画」(以下「本計画」という。)を策定します。

大田区学校施設個別施設計画「大田区学校施設個別施設計画」の詳細は、下記のPDFファイルにてご覧いただけます。

大田区学校施設個別施設計画

区民意見公募手続(パブリックコメント)の実施結果

本計画の策定にあたっては、区民意見公募手続(パブリックコメント)を実施いたしました。
いただいた意見の要旨及び教育委員会の考え方については、以下をご覧ください。

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