羽田空港の機能強化について(新飛行経路の運用・国際線の増便)

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更新日:2021年1月28日

経過

 国土交通省は、首都圏の国際競争力の強化や地域と海外の交流による地域活性化、訪日外国人旅行者の受入れ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の円滑な開催のためには、羽田空港の機能強化、国際線増便が必要不可欠として、飛行経路の運用等による羽田空港の機能強化について、関係自治体等で構成される「首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会」を2014年(平成26年)8月から5回にわたり開催し、検討を進めてきました。また、2015年(平成27年)7月から2020年(令和2年)1月まで6巡にわたる住民説明会(オープンハウス型説明会)を各地で開催してきました。
 国は、2019年(令和元年)8月8日、首都圏の国際競争力強化や訪日外国人旅行者の受入れ等のため、2020年(令和2年)3月29日から新飛行経路の運用を開始し、羽田空港において国際線を年間約3.9万回増便することとしました。

新飛行経路

目 的

・都心から近い羽田空港の強みを活かし、ビジネスがよりしやすい環境を整えることで、首都圏の国際競争力の強化を図る。

・羽田空港から全国に広がる国内線ネットワークと国際線を結ぶことで、地方の活性化を図る。

・より多くの外国人観光客を迎え、国内の消費を活性化する。

・海外から東京へのアクセスをスムーズにして、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を円滑にする。

南風運用

 新飛行経路では、都心側から到着、木更津沖へ出発する方法が最も効果的であり、国際基準に従って飛行経路を設定すると、1時間当たりの発着回数を現行の80回から90回まで増やすことができる試算となり、国際線の需要が集中する午後の時間帯(15時から19時(切り替え時間を含むため、実質3時間程度の運用))に限ってこの飛行経路を運用すると、国際線の便数を増やすことができるとしています。

 その他の時間帯は、浦安沖から到着し、木更津沖へ出発しています。(深夜・早朝時間帯(23時から6時)以外)

北風運用

 新飛行経路では、木更津側から到着、浦安沖へ出発する現在の滑走路の使い方が最も効果的であり、国際基準に従って飛行経路の見直しを行うと、1時間当たりの発着回数を現行の80回から90回まで増やすことができると試算しており、出発需要がピークとなる朝の時間帯(7時から11時30分)と、国際線の需要が集中する午後の時間帯(15時から19時(実質3時間程度の運用))に限ってこの飛行経路を運用すると、便数を増やすことができるとしています。

 その他の時間帯には、木更津沖から到着し、浦安沖へ出発しています。(深夜・早朝時間帯(23時から6時)以外)

 (注釈)航空機が安全に離着陸するためには、風に向かって飛ぶ必要があり、南風(年間約4割)と北風(年間約6割)が多くみられる羽田空港では、風向きに合わせて2通りの滑走路の使い方をしています。
 国は、以上のように滑走路の使い方・飛行経路を見直すことにより、深夜・早朝時間帯以外の国際線について、最大で年間約3.9万回の発着回数の増加が可能としています。
 国土交通省がお知らせする最新の取組み状況等について、特設ホームページ「羽田空港のこれから」よりご覧になれます。

大田区上空における新飛行経路(南風)について

国土交通省の主な取り組み等について

国土交通省の主な取り組み等は、こちらからご覧いただけます。

大田区の対応について

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羽田空港航空機騒音・落下物等に関するお問い合わせ先

電話:0570-001-596
ナビダイヤルに接続できない方:050-3655-5960
受付時間:7時から20時まで(土曜日、日曜日、祝日を含む)

(注釈1)お問い合わせ番号の一本化に伴い、令和3年1月31日にて、
 0570-001-160、03-5908-2420の番号での案内は終了しています。

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お問い合わせ

空港まちづくり課

電話:03-5744-1650
FAX :03-5744-1528
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