おおた区報WEB版 令和7年11月11日号〔トップページ・特集〕
更新日:2025年11月11日
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特集
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日本初開催!東京2025デフリンピックが大田区にやってくる!
大会期間:2025年11月15日から26日
21競技のうち区内でビーチバレーボールとバスケットボールの2競技が開催されます。
事前の申し込みなく、どなたでも無料で観戦できます。
ビーチバレーボール
競技日程:11月16日(日曜日)から23日(祝日)
会場:大森ふるさとの浜辺公園
バスケットボール
競技日程:11月16日(日曜日)から25日(火曜日)
会場:大田区総合体育館
デフリンピックとは
デフ(Deaf)は英語で「耳がきこえない」を意味します。
「デフ」プラス「オリンピック」、つまり、きこえない・きこえにくい人のための国際スポーツ大会です。
東京2025デフリンピックは、100周年の記念すべき大会で、日本で初めての開催となります。
出場選手に聞きました 競技の見どころ・大会への意気込み
区では、大森ふるさとの浜辺公園でビーチバレーボール、大田区総合体育館でバスケットボールの試合が行われます。
代表選手の皆さんに、大会への意気込みとデフスポーツ観戦の楽しみ方を教えていただきました。
ビーチバレーボール 瀬井 達也選手
競技の見どころ
広いコートを2人が動き回ってボールを拾う姿、特にこのボールは無理なんじゃないかと観客の皆さんが思うボールでも全力で取りに行く姿に注目してほしいです。また、ペアの今井選手がトスを上げて、僕がスパイクを打つことが多いので、個人のプレイとしては強いスパイクを打つところをぜひ見てほしいです。
大会への意気込み
試合に向けて頑張るという気持ちは変わらずありますが、今回のデフリンピックは地元開催というのが自分の中で大きいです。家族や友人、会社の方にも見に来てもらえるので、応援してくれる方たちのためにも、さらにいいプレイをして、勝ちに行くことにこだわりたいと思っています。
デフビーチバレー独自の応援
デフスポーツの応援としてサインエールはもちろんありますが、デフビーチバレー独自の応援スタイルもあります。
例えば、選手がブロックを決めた時に、観客もブロックのように両手を上げて一緒に盛り上がる瞬間は最高です。
会場が一体となって盛り上がる雰囲気も楽しいポイントですので、ぜひ応援に来てください!
ビーチバレーボール 今井 勇太選手
競技の見どころ
私たちは声でコミュニケーションが取れないため、ペアや相手コートをよく見てプレイしています。
視野の広さと空間感覚に注目してもらえると観戦をより楽しめると思います。
大会への意気込み
ビーチバレーでのデフリンピック参加は3回目となりますが、今回が一番メダルを狙えると思っています。
皆さんの応援を力に変えて、メダルを取る瞬間をお見せできるよう頑張ります!
バスケットボール 若松 優津選手(キャプテン) 川島 真琴選手
競技の見どころ
バスケットボールは、コミュニケーションが重要なスポーツです。
早い展開の中で手話言語やサイン、アイコンタクトを駆使した、音のない世界ならではのコミュニケーションに注目してください!
大会への意気込み
私たちにとってデフリンピックは最高峰の世界大会なので、代表として出場できることを誇りに思っています。
また、ろうの文化を皆さんに知ってもらえる良い機会でもあるため、特別な感情を持っています。ぜひ会場でデフスポーツの世界を感じてください。
区ゆかりの選手をみんなで応援しよう!
淺井啓太 選手 ハンドボール
中島梨栄 選手 ゴルフ
町田瑠音 選手 陸上4×400メートルミックスリレー、4×400メートルリレー
宮田夏実 選手 サッカー
村田悠祐 選手 陸上400メートルハードル、4×400メートルリレー
デフアスリートを手話言語で応援!「サインエール」をやってみよう
サインエールとは、今大会に向けて作られた、手話言語をベースにした目に見える応援スタイルです。
おおた みんなのつどいプロジェクト
障がいのある、ない、にかかわらず、誰もがいきいきとした人生を送ることができる共生社会の実現に向けた取り組みです。
障がい者施設のお祭りなどで、障がい理解の啓発活動やスタンプラリーを実施しています。
12月3日から9日は障害者週間
障害者週間に合わせて、各種表彰、デフバドミントン伊東勇哉選手の講演、よしもと手話ブ!と大根ちゃまのステージなどのイベントを開催します。
日時 12月6日(土曜日)午後1時30分から3時45分
会場 大田区民プラザ
申込方法 当日会場へ
問合先 障害福祉課障害者支援担当 電話:03-5744-1251 FAX:03-5744-1555
みんなでつくる、やさしい社会
「障がいって、具体的にどういうこと?」「困っている人がいたら、どう手助けすればいいの?」といった疑問や迷いはありませんか?そんな時は「もっと!身近な障害者差別解消法」をぜひご覧ください。障がいに関する身近なエピソードを会話形式で紹介したり、クイズで分かりやすく楽しみながら、「障がい理解」を深めることができます。今後もさまざまなコンテンツを発信していきます。
未来をつくるおおたアクション!
誰もが自分らしく安心して暮らせる地域社会の実現
「東京2025デフリンピック」は、きこえない・きこえにくい人ときこえる人が信頼の絆を深める絶好の機会です。
区は、誰もが共に手を携える共生社会をめざしており、この大会を契機に、きこえない・きこえにくい人への理解が広がり、
コミュニケーションや心のバリアフリーがさらに進むことを期待しています。
お問い合わせ
広聴広報課
電話:03-5744-1132
FAX :03-5744-1503
メールによるお問い合わせ(広聴広報課広報担当)




