コミュニケーションっていろいろ
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更新日:2025年9月30日
このページでは、 障がいのある 人がどんなことで 困ることがあるのか、 私たちがどういうふうに 手助けできるのかを 一緒に 考えるきっかけとなる 情報を、会話形式でわかりやすくお届けします!
登場人物紹介は こちら
とある日のふたりの会話です
(蒲田さん)最近、大田区の公式Xでは手話の動画が配信されているね
大森さん見た?
( 大森さん)あ、みたよ!若い職員の人が手話を紹介している動画だよね。
最近動画をみながら勉強しているんだ。
(蒲田さん)手話を覚えたら、耳が聞こえない人とも意思疎通ができてうれしくなるよね。
ところで、意思疎通の手段には手話以外にもあるって知ってる?
( 大森さん)うーんなんだろう?あ、点字とかかな?
( 蒲田さん)そうだね、点字も目が見えない人にとっては大事な意思疎通手段だよね。
視覚障がいの方がつかう意思疎通手段にはほかにも「音訳」っていうのがあるよ。
( 大森さん)音訳?朗読は聞いたことがあるけど…何が違うの?
( 蒲田さん)朗読は感情を入れて、表現を豊かに読み上げるもので、
音訳は感情を入れずに読むもののことだよ。
( 大森さん)へえ、読み上げにも種類があるんだね。
ほかにも意思疎通手段ってなにがあるの?
( 蒲田さん)イラストや文字がかいてあるボードはみたことがある?
これはコミュニケーションボード(注釈1)と言って、聴覚障がいや、知的障がいがある人たちが意思疎通するために使うんだ。障害福祉課の窓口にもおいてあるよ。
(大森さん)そうだったんだ。今度見てみよう。
ところで体を動かしにくい人や、話すことが難しい人はどうやって意思を伝えればいいんだろう。
( 蒲田さん)体を動かしたり話すことが難しい人は、指先や足、視線など
その人が使いやすい手段を使いながらパソコンなどを操作して
意思を伝える手段もあるよ。(注釈2)
(大森さん)世の中には便利なものがたくさんあるんだね。
障がいの特性やその人にあったコミュニケーション方法をしり、
障がいのある人もない人もコミュニケーションがとれる社会になるといいなあ。
(注釈1)コミュニケーションボード例
障害福祉課のコミュニケーションボードです。
(注釈2)意思伝達装置の例
頭や手足を動かすことが難しい人のためのコミュニケーションの道具です。
この装置は目の動きを使って、意思を伝えることができます。
画面に表示された文字を見つめると、その文字が選ばれて文章を作れる仕組みです。
特別なカメラがどの文字を見ているかを判断してくれるので、自分の気持ちや考えを伝えることができます。
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